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2016年6月25日土曜日

イギリスEU離脱


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イギリスがEU離脱を選択しました。

個人的には「意外」という想いが先に立ちました。
あ、これは別にチャート上の予測として、残留するだろうと思っていたという話ではなく、なんとなく一市民として「それはないんじゃないか」と思っていたにすぎません。

かなり甘い見通しというか、何の根拠もなく漠然とそう思っていたにすぎません。




日本には昨日の14時くらいに、このニュースががんがん報道されるようになっていたのですが、実際にはもう少し前にこの第一報はBBCから発信されていたようです。

日本時間では12時41分となるチャートです。

この日のチャートを見ていたら、イギリスが残留か離脱かを判断できるのかというと、そんなに安直な解釈は難しいと思われます。
この日のチャートは。

ただ離脱が決定的になったと思われる時間帯のこのチャートには、やはり自分たちの利益を守りたいという離脱派の意志が強く反映されているように思えます。

この日に限ったものではなく、たとえば前新月やちょっと前の満月のチャートを見ると、混乱や混沌、現状を破壊する方向の力が強いのは確かで、そういう観点で考えたときには、この時期のイギリスの国民投票がこの結果に行き着きそうだという予測自体は立てられたのだと思います。
(私はその作業自体していませんでした=今抱えている仕事を優先しているため)

前新月とこの満月期のチャートは、かなり大きな波乱を招くエネルギーの高いものでした。

これがいろいろな波紋を投げかけることは、メッセージで書いていた通りです。

国家的なレベルでは、このイギリスのEU離脱が、国際社会・経済という池に投じられた石だったということなのでしょう。


こういった事態が起きてみると、消費税増税の延期を打ち出した安倍総理の判断は、賢明なものだったといえるのかもしれません。

私は観測者であり研究者なので、政治的な方向をこのブログの中で打ち出そうとは考えておりません。
その点はニュートラルだとお考えください。

しかし、一方でこのイギリスのEU離脱が、ちょっと長い目で見たときに日本経済に多大な影響を与えるのかというと、それはちょっと疑問です。

今回の出来事は、チャート上、リーマン・ショックの時と少し似ています。
日本国内ではなく、海外の要因で発生する経済上の問題というのが共通しています。

が、違っているのは、リーマン・ショックの時はその発生時からやや長いハードアスペクトが維持されたのですが、今回は来年になるとこれは沈静化に向かうようにも思えるのです。

短い周期のものだと、9月ごろには沈静化するものもあります。

長い周期のものもピークは過ぎている。

そうすると……?

この出来事の影響は決して小さくはないと思いますが、極端に懸念を拡大させるのは適切ではないだろうと思います。



以前にも幾度か書いてきましたが。

現代の経済原理で世の中が動いている以上、安定的な経済成長などほぼあり得ないのではないかと思っています。

為替や株式の投資。
むろんこういうものが世の中を下支えしているのですが、このシステム自体、基礎工事のろくにされていない土地に高いビルを建てるようなものです。

つまりぐらぐらなのです。(人の気分によって揺れる)
もともとそういうシステムを、極端にグローバル化してしまったので、もはや一国ではコントロールできない。

そして世界情勢は、むしろ危ない方向に傾いていて、経済的な危機を招く火種があちこちにある。

このような状態で、経済が安定するわけがない。


少し前のコメントや消費税に関する記事に書かせていただきましたが、私は2018年半ばごろから日本経済や国民の生活にある種の圧力がかかってきて、経済的にも落ち込むのではないかと見ています。

これは結果的には消費税がここで上げられるから、そのような流れになっているのだろうと、現状は解釈しています。
近づくにつれ、その解釈に違った要因が入ってくる可能性はあります。

そして、2021年半ばごろから日本の好調期が始まる。
少なくともこれは3年ほどあります。
(楽観的な見方をしたら、もう少し先まで継続される可能性も)

そのような観測を行っているのですが、もし今回の参院選で改憲派が3分2以上を占め、憲法改正がなされたら、それ以降はこの観測は通用しなくなるかもしれません。

憲法が改正されたら、その時点で観測チャートもそれを取り入れなければならないからです。


改憲が良いとか悪いとかいう判断も、ここでは致しませんが、私が望むのは、未来にあるこの良い時期。
改憲されるとしても、その良い時期は変わらず用意されるようなタイミングで変わってほしいということ。
そこを残しておいてほしい。

そう都合よくは行かないのが普通ですが、人や国の命運には何かしら不可思議なシンクロが働くことがあります。

それを信じたいと思います。