ZEPHYR占星術講座の上級クラスの、お試し閲覧記事です。
どうぞ、ご覧ください。
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プログレスの学習からの抜粋
太陽の作るダイレクションは、格別重要です。
N太陽にP天体がアプローチする場合でも、P太陽がN天体にアプローチする場合でも同じです。
どっちにしても、約3年の効果があります。
太陽のダイレクションは、その時期の全般的な運勢、健康、人間関係、仕事など、様々な多岐にわたる項目で影響を発揮します(全部ではないのですが、どの項目かで非常に強く出るし、二つくらい明確な出方になってもおかしくない)。
とくに、太陽のダイレクションが生じているときに〝引き寄せる人間関係〟にもなり得ます。
これは藤原紀香さんが、陣内智則さんと結婚したときのNP2重円です。
彼女は出生時間も分かっていますので、この天秤座ASCなど、いかにも女優さん的。
現在は歌舞伎俳優と結婚なさって、梨園の妻となっていますが、最初の陣内さんとの結婚は、皆さんご存じの通り、夫が主な原因で破綻しています。
この時期、彼女のダイレクションは、もう、本当にヤバい。
本当にヤバい。(笑)
P土星がN太陽にコンジャンクション
P海王星がN太陽にオポジション
このダイレクションで婚姻関係を結んでも、うまく行く可能性はきわめて低い。
そもそも、当時の彼女は、このダイレクションの効果で、厄介な男(土星)、不誠実な男(海王星)を引き寄せたのです。
基本的に、良縁は良好なダイレクションで生じやすい。そのダイレクションが良い人物を引き寄せてくれる。
逆にハードダイレクションは、結果的に悪縁になりやすいのです。
(中略)
また、こういった相性や縁の問題だけでなく、その時期の運勢を見るときも、NP太陽の動きは絶対に外せません。
過去の講座の卒業生で、プロになった人がいますが、その人はとにかく間違いのない判断基準として、NP太陽のダイレクションを相談者に主軸として伝えているようです。何年頃にこうなる、とか、この時期は要注意とか、あと何年ですごく良い時期が来るとか。
これは、一種、外さない情報なのです。
それくらい、NP太陽のダイレクションは強い。メジャーアスペクトなら、すごく強い。
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太陽回帰の回より抜粋
私は太陽回帰図2018年です。
この2018年の太陽回帰図では、太陽は9ハウスでASCとコンジャンクションしている1ハウスの天王星とトラインです。
これは太陽のアスペクトであり、アングルに接触する天王星でもあるので、とても重要なものと判断できます。トラインなので、何か思いがけない良い変化もありそうです。
これが何をもたらしたか?
以前の記事でも触れていますが、2019年の1月の末(この太陽回帰の後)、私に過去作の「電子書籍化」の話が舞い込みました。
9ハウスが出版で、天王星が電子です。
ほら。
すごくシンプルでしょ?
冥王星もMCに接触しています。
これは場合によっては、注意すべき出方になることもあります。たとえばこの冥王星が太陽とスクエアだったりすると、社会的地位の危機にもなるかも知れませんが、私の場合は冥王星が「復活」「掘り起こし」だったのです。
実際、電子書籍事業を展開しているその方曰く、「現状は過去作の掘り起こし作業に近い」と(新作発表よりも、絶版になったものなどを再発信すること)。
土星もMCとゆるいコンジャンクションですが、月と金星のオポジションを調停していたり、アスペクト状況も悪くありません。
この土星は、MCの支配星でもあり、9ハウスにあります。
この土星が何を表現していたのかというと、おそらく大学の仕事(9ハウス)です。2019年の前期もかなりでしたが、後期はあほかというくらい履修生が増え、そのために慌ててテキストを増刷したり、当然、講義にもエネルギーがいりますし、採点作業なども馬鹿みたいに時間がかかります。
ただしステイタス的には有利です。
1ハウスの月は4ハウスの支配星です。
家庭や家族との接点はもともと強い私ですが、妻や家族との関係はいろいろな意味で深まった年です。
またASCコンジャンクションの天王星ですが、11ハウスの支配星で、今後の人生での夢や希望、あるいは理想といったものを考える年になりました。
またネイタルでは、天王星は6ハウスの支配星なのですが、仕事のやり方、スタンスなどにも若干の変化が生じた年です。
太陽回帰図を読むときには、その天体がネイタルで何の支配星だったかということも考慮してOKです。その一方、この太陽回帰図での支配星としての役割も当然、考えます。
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以上です。
上級クラスの一端をお見せいたしました。
いかがでしょうか。
受講の判断材料の一助となさって下さい。