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作家として
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心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。


2021年11月3日水曜日

土地や国を変える場合

ちょっとばかり、仕事が押せ押せのゼファーです。

5日がタロット講座の初日なので、その「教材」を用意していたら、他のお仕事もみっちりになってしまって……。

どれも手は抜けないので。

 

しかも、なおかつ。

奥さんがワクチン二回目接種が昨日のこと。

 

今日は、37度以上の熱が出ています。

普段、体温がびっくりするくらい低い人なので、通常の感覚では38度越えになっているようなものです。

 

 

ちょっと余談的なお話。

 

時々、「自分がどこに住んだら、運勢が良くなりますか?」「自分が幸せになれる国はどこですか」というご質問を受けることがあります。

これは、とくに海外に居住されている日本人のかたから受けることが多い。

海外に出て行かれているということは、そもそも海外の運勢が強い。

 

外国に居住されるということは、平均的な日本人の偏差値から見ても、その数値が高いわけです。

誰でも、等しくその運勢を持つわけではない。

外国に憧れながら、そこへ行けない人も大勢いる。

 

しかし、現に飛び出している人。

日本の慣習、風土の中では息苦しい。

外国のほうが生き生きとできる。

というようなかたもいらっしゃるわけです。

 

そういうかたは、より自分が幸せに慣れる土地、ということも考えます。

 

また日本に住んでいるが、いつか外国へ行きたい、この国から出たい、と思っている人もいる(理由はそれぞれとして)。

であれば、どこの国がよいのか、とい選択の段階から入れるわけです。

それを元に計画する。

 

そういう方々から、「どこの国がよいか」というご質問を受けやすいわけです。

 

これでよく使用されるのが、アストロカートグラフィというやつで、基本的に太陽や月、あるいは木星のような吉星をアングルに置くことができる土地。

これはある程度の占星術ソフトなら出せます。

無料のサイトでも出せます。

 

でも、このような単純な計算が「正解」とは限りません。

そもそもその人のチャートで、太陽や月、木星などがどういうコンディションなのかという問題が大きくて、これが非常にハードな状態だと、そのハードさが目立つ配置にわざわざしてしまう可能性もあるわけです。

 

アストロカートグラフィのような単純計算ではなく、リロケーション・チャートを作成する必要があり、これは生まれたチャートを別な国、別な土地へ移したらどうなるか、ということを検証するものです。

これは、日本国内でも使用する場合があります。

たとえば沖縄生まれの人が東京へ移住したら、それなりにチャートは変化します。

 

日本国内なので、極端な差にならないことが多いのですが、それによって東京のほうが生きやすくなっている場合もありますし、その逆もあります。

 

国外のほうが、チャートの変化が大きく、大胆に変えることができます。

が。

それもまた、よくよくお話を伺ってリロケーション・チャートを検証する必要があります。

 

前述のようにハードな部分が強調されると、それなりのご苦労が発生するからです。

 

そして、そもそもなのですが。

運勢がよくなるといっても、自分の人生の中のどの部分をよくしたいのか、ということが重要で、それを実行した場合、どこの部分にしわ寄せが行くのか、ということも考えないといけません。

 

欠点がない、マイナスがない、ハードがないネイタルというのは、ほとんど存在しません。

私たちが日本国内で生きて、それぞれに何か問題は抱えていると思いますが、その問題の部分は外国に出たときに、別な人生の項目に移植されることだったあるわけです。

 

わかりやすくいうと、仕事運を上昇させるための土地を見つけたが、その場合、健康面に何が出るかもしれないとか、結婚運を良くしたら仕事が不調になるとか、そういうこともあるわけです。

 

何を持って幸せとするのか?

これをよくよく考えてみないといけません。

 

そして。

これが何よりも皮肉なことと言うか、現実なのですが。

 

目的のために算出された土地が、およそ常識的には住みがたい場所であるということも少なくありません。

あるいは、本人の中でピンとこない。

アメリカ西あたりがいいですよ、といっても、ヨーロッパにこだわる人もいます。

この執着とか愛着の中には、過去生の住んだ場所とかいうのがあることも多い。

 

人は魂の計画があって生まれてきている。

今回魂は、人間関係で多くを学びたいと思って生まれてきて、そうするとやはり人間関係でご苦労があるわけですが、じゃ、リロケーション・チャートを作成してみて、人間関係が良くなる土地へ移住しようとしても、それは魂の目的に反してしまうので、どうしても実行に至らない、あるいは指摘されたその土地へ心が動かない、ということもあり得ます。

 

こういう、理論上の結論は、お役に立たないことも多いのです。

もちろん、ご本人の感覚と一致することもあるのですが、どっちかというと、そっちのほうが珍しい。

 

結局、魂がこの現世で経験したこと。

これから逸脱することは、なかなか難しいようです。

エゴはともかく、それを実行すると、魂の選択を否定してしまうことになるので。

 

しかし、人の意識が成長し、目覚めが進んで行くと、人間関係も変わりますし、仕事のステージなども上がります。

同じようなことは、土地にも言えるかもしれません。

 

自然なプロセスで目覚めていった先に、自分の求める土地も開ける。

そんなのが一番ですね。

 

 

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2021年11月1日月曜日

欲得とエゴの風は、もはや恐竜

衆院選が終わりましたね。

おおむね予測通りというのか……

まあ、予測しても政治のことはあまり書かないようにしていますので。

 

ただ、面白いなあと思うのは、維新の躍進ですね。

面白いというのは、私が維新に何かを期待してそれを面白いと思っているという意味ではなく、日本の国民の心の針が、今のこの状況で何に振れているのか、というようなことの、まあ、小さな一つのパーツ(情報)であると。

 

そうはいっても、これがずっと続くわけでもないかも、だし、もっとふくらむかも、だし。

選挙の時は、よく〝風〟のことを言われますが、風向きによって変わることもある。

 

ただ、たぶんマスコミの思惑通りに行きにくい世の中になってきたように思います。

マスコミは、今回の選挙でも露骨に誘導はできない(表向き中立の報道機関なので)けれど、若者の意識を喚起して、〝ある方向〟へ行かせたいというような思惑があったように思われるのですが。

 

それが逆に働いてしまったようにも思える。

つまり北風と太陽みたいな。

 

というのは、もうマスコミという情報媒体以外の情報源が、世間には根強く存在している。

民衆に対して、ある種の方向性を持たせてやろうという刷り込みが、もううまく行かなくなる時代になっているのではないか。

 

当然、それはもっと多様な情報媒体が、インターネットの普及と共に、〝個人〟に行き渡ってしまった。

もちろん、それは多様なので、フェイクもある。

精査は必要なのですが、私たちはその多様な情報を選別できる。

 

大きな情報体からの発信が弱体化する一方で、個人の情報発信力は増え続けている。

 

「今まではこれでイケた」ことが、もうとっくにイケない状態に突入していることに気づかないと、マスコミも、あるいは日本の政界も、恐竜みたいになってしまうかもしれない。

(いや、スポーツや芸能、学術、ありとあやゆるジャンルに言えることですが)

 

賢者の出現を望みます。

それぞれのジャンルで。

 

ホロスコープを眺めつつ、思うのは。

周期的に巡っている土星と天王星のコンジャンクション、スクエア、オポジション、スクエア、コンジャンクション……というサイクルの中でも、今あるスクエアは、他の条件にもよりますが、相当に強烈なものだと判断できます。

 

今、世界は一新されようとしている。

世論のコントロールみたいな大きな話だけではなく、ミニマムな世界でも、過去のやり方で真に有益でないものは、通用しなくなってきている。

 

物質次元的に上位の存在が下位の存在を支配する。

こういったものが、とくに大きなひずみをもたらしそうです。

天王星はもっとも物質的なものを表現しやすい牡牛座にあり、土星は理想の水瓶座にある。

(牡牛座生まれの人が物質次元にしかないというような意味ではありません。単純に星座の役割です)

 

会社とか、特定の集団でも、もはや今後は恐竜絶滅みたいになるものは、きっとある。

 

一番、わかりやすいのがセクハラとかパワハラなどの、ありとあらゆるハラスメント。

ある業界では、こういったものが今でも、「こうするのが当たり前」みたいにまかり通っています。

最近はよく話題に上りますが、スポーツ界で指導者が自身の権勢を使って、1選手の人生や意志、その環境を脅かすこと。

 

こういったことは、日本では封建的に「当たり前」みたいに、ハラスメントを行う側の人は思っています。

それが普通なのが怖い。

 

私がちょっと関与している、お芝居の世界などは、これがもっとも表出しにくい。

力を持っている人が、客観的に見て、「暴言では?」「ハラスメントだよね?」というようなことを平然と行って、それが悪いという意識もなく、「当たり前」みたいになっている。

 

芸能界などが、表に出てこないものが、わんさかあるだろう、というのは、皆さんもお感じになるでしょうが、こういった業界も、温床になりやすいわけです。

 

あるいは、大学みたいなところ。

これもまた、外には出にくい。

が、ハラスメントの腐海となっているところもあります。

(そういう相談も、ままありますので)

 

家庭でも。

 

こういった、ありとあらゆる階層と業界で、現実の改変への意志的な目覚めと、それに伴う事件は増えていくと思われます。

 

もう一部の人間が、実権を握って、コントロールできる世の中ではない。

 

 

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