衆院選が終わりましたね。
おおむね予測通りというのか……
まあ、予測しても政治のことはあまり書かないようにしていますので。
ただ、面白いなあと思うのは、維新の躍進ですね。
面白いというのは、私が維新に何かを期待してそれを面白いと思っているという意味ではなく、日本の国民の心の針が、今のこの状況で何に振れているのか、というようなことの、まあ、小さな一つのパーツ(情報)であると。
そうはいっても、これがずっと続くわけでもないかも、だし、もっとふくらむかも、だし。
選挙の時は、よく〝風〟のことを言われますが、風向きによって変わることもある。
ただ、たぶんマスコミの思惑通りに行きにくい世の中になってきたように思います。
マスコミは、今回の選挙でも露骨に誘導はできない(表向き中立の報道機関なので)けれど、若者の意識を喚起して、〝ある方向〟へ行かせたいというような思惑があったように思われるのですが。
それが逆に働いてしまったようにも思える。
つまり北風と太陽みたいな。
というのは、もうマスコミという情報媒体以外の情報源が、世間には根強く存在している。
民衆に対して、ある種の方向性を持たせてやろうという刷り込みが、もううまく行かなくなる時代になっているのではないか。
当然、それはもっと多様な情報媒体が、インターネットの普及と共に、〝個人〟に行き渡ってしまった。
もちろん、それは多様なので、フェイクもある。
精査は必要なのですが、私たちはその多様な情報を選別できる。
大きな情報体からの発信が弱体化する一方で、個人の情報発信力は増え続けている。
「今まではこれでイケた」ことが、もうとっくにイケない状態に突入していることに気づかないと、マスコミも、あるいは日本の政界も、恐竜みたいになってしまうかもしれない。
(いや、スポーツや芸能、学術、ありとあやゆるジャンルに言えることですが)
賢者の出現を望みます。
それぞれのジャンルで。
ホロスコープを眺めつつ、思うのは。
周期的に巡っている土星と天王星のコンジャンクション、スクエア、オポジション、スクエア、コンジャンクション……というサイクルの中でも、今あるスクエアは、他の条件にもよりますが、相当に強烈なものだと判断できます。
今、世界は一新されようとしている。
世論のコントロールみたいな大きな話だけではなく、ミニマムな世界でも、過去のやり方で真に有益でないものは、通用しなくなってきている。
物質次元的に上位の存在が下位の存在を支配する。
こういったものが、とくに大きなひずみをもたらしそうです。
天王星はもっとも物質的なものを表現しやすい牡牛座にあり、土星は理想の水瓶座にある。
(牡牛座生まれの人が物質次元にしかないというような意味ではありません。単純に星座の役割です)
会社とか、特定の集団でも、もはや今後は恐竜絶滅みたいになるものは、きっとある。
一番、わかりやすいのがセクハラとかパワハラなどの、ありとあらゆるハラスメント。
ある業界では、こういったものが今でも、「こうするのが当たり前」みたいにまかり通っています。
最近はよく話題に上りますが、スポーツ界で指導者が自身の権勢を使って、1選手の人生や意志、その環境を脅かすこと。
こういったことは、日本では封建的に「当たり前」みたいに、ハラスメントを行う側の人は思っています。
それが普通なのが怖い。
私がちょっと関与している、お芝居の世界などは、これがもっとも表出しにくい。
力を持っている人が、客観的に見て、「暴言では?」「ハラスメントだよね?」というようなことを平然と行って、それが悪いという意識もなく、「当たり前」みたいになっている。
芸能界などが、表に出てこないものが、わんさかあるだろう、というのは、皆さんもお感じになるでしょうが、こういった業界も、温床になりやすいわけです。
あるいは、大学みたいなところ。
これもまた、外には出にくい。
が、ハラスメントの腐海となっているところもあります。
(そういう相談も、ままありますので)
家庭でも。
こういった、ありとあらゆる階層と業界で、現実の改変への意志的な目覚めと、それに伴う事件は増えていくと思われます。
もう一部の人間が、実権を握って、コントロールできる世の中ではない。
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