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2016年6月24日金曜日

ハードアスペクトでうまく行かないなんて誰が言った?


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昨日の記事は、結婚は良い運勢でだけ起きるわけではないという趣旨でした。

今日の記事はそのアンチ・テーゼのようなものです。


スクエアとかオポジションとか、クインカンクスでもいいのですが。

ハードアスペクトと呼ばれるものの役割は、とてつもなく大きい。

そういうアスペクトが自分に発生しているのを見ると、
「はあ、今年ダメじゃん」
「最近、ツイてないように感じるの、絶対これだよな~」
とか、まあ、普通に思いますよね。

これはあながち間違いではないこともありますが、こんなことを気にして落ち込むくらいなら、占星術なんて学ばないほうがいいのです。

いや、これ、本当です。

そういうものがあると認識して、気分が落ち込む⤵
悪いのがあるからうまく行かないと自己暗示にかかる⤵
そのために、そのような現実が継続されてしまう

とうような悪循環を繰り返す元を、自分でせっせと見つけているようなもの。

たしかにハードアスペクトは、自分にとって不都合な現実を作り出すことがあります。

たとえば彼女にふられた。
とします。

この現実がなければ、その人は自分の未熟だった部分に気づけないかもしれません。

たとえば相手の気持ちを慮ることができなかったのかもしれませんし、男として現実的な経済力がなかったのかもしれません。

自分が悪くなくても、相手の女性を選ぶというその選択の仕方に誤りがあったのかもしれません。
じゃ、それはどこから来たのか?

いろいろです。

が、そのふられるという痛い経験が、彼を少し大人にさせる。
あるいは根本的な間違いに気づかせる。

それもいろいろな役割があります。


すいすい物ごと運びやすいソフトアスペクトよりも、実はハードアスペクトのほうがありがたみの大きなものなのです。


よく健康の問題で、人間の体の中にある善玉菌・悪玉菌といったものが話題になることがあります。
そして悪玉菌は悪く言われる。

これにも私は常々疑問を感じています。

もちろん健康を維持するために善玉菌をせっせと増やしてもらうに越したことはないと思いますよ!

悪玉菌増殖がいいというお話ではない。

ただ、そもそも人間の体の中にいる菌に、無駄ってあるんだろうかと思います。

人体とか世界とか、実によく出来ていて無駄なんかないものです。

悪玉菌も、彼らなりの役割があるから存在を許され、人間の体内で活動しているのではないか。


私は運勢解読をしていて、しばしば健康問題が絶妙なタイミングで、その人にストップをかけているのを読み取ることがあります。

本来進むべき方向というのがあり、そろそろ変わらねばならない時。

しかし、人には生活というものがありますから、なかなかこれまでやってきたことを捨てたり変えたりできない。

そういうときに体がストップをかけ、仕事をリセットさせたりすることがあるのです。

そうして再出発して、本来の魂の計画のあるべき方向へ、というようなことがあるのです。

そういう経験をされた人は多いはず。

こういうときに悪玉菌は活躍しているはずですし、ホロスコープ上は必ずハードアスペクトが機能しています。



そして、それでけでもない。

むしろハードアスペクトの時のほうが、人は大きな力を発揮できるという特徴があるのです。

たとえば私には、2011年12年あたりにたいそうなハードアスペクトがありました。

これは、占星術を学び始めたような人、ネット上で調べたりしている人が見たら、
「あ~、こんなんあったら絶対だめだよ」
と言ってしまうようなものです。

ここでは震災もありましたし、実際、そのような世相の中で私もすごく葛藤し、耐え、それでも気力を奮い起こしていた時期でした。

父も亡くなりました。


そんな中でも、自分の人生を次へ導く光は現れました。

それが今の私につながっています。


自分にできることをする。
能力を出し切る。
分け与えることも惜しまない。

このようなことができたら、むしろハードアスペクトのほうが大きな成果を刈り取ることができます。

ハードアスペクトでうまく行かないなんて誰が言った?

実際これ、一般論としてはありますし、私も言うことがあります(その人の状況に合わせての解釈として)。
ですが、一般論以上のものはあります。

ハードアスペクトでこそ大きく飛躍できる。
チャンスの時なのだと。