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作家として
占星術研究家として
家族を持つ一人の男として

心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。


2017年4月8日土曜日

今ここで頑張ってみるのでいいんじゃないか


イチロー選手の子供のころのお話として、すでに小学校の頃にプロ野球選手になる目標を持ち、その夢の実現から逆算して、高校や中学の時にはどうなっているかというような具体的なプランを持っていたと聞いたことがあります。

そんなお話を聞くと、普通の感覚だと、
「やっぱりああいう人は違うんだなあ」
と、ただただ感嘆するしかないかもしれません。

私も高校時代には「ものを書いて生きていく」という強い予感というか、確信のようなものを抱き、そこへ向かって疑問も持たずに邁進していたら、若いころにすでに作家として世に出られた、という経緯があります。

ただ、私の場合、その後、作家としては頓挫し、その活動を細々と続ける以外ありませんでした。
私と違って、イチロー選手は、夢を実現した後も、ちゃんとその先を見続け、今も努力をされている方なのだと思います。
だからこそ、ずっと第一線で活躍されている。

でも、誰もがイチロー選手のように夢や目標を早くから定めて生きていけるわけでもない。
むしろそんなものを早い段階で定められる人間のほうが少ないかもしれません。

作家業に挫折を味わって以来、私は自分が何をして生きていったらいいのか、わからなくなったことがあります。
この期間は相当長く、現実的な生き方をしようとしたこともありました(つまりまっとうに就職して働く)。
しかし、なぜかその都度、それにはストップがかかってきました。
それはだめだよ、みたいな意志というか空気みたいなものを感じました。

占星術研究家として旗揚げし、次のステージが見えてきたとき、ようやく自分のあるべき姿みたいものも同時に見えてきました。

今はまた別なステージも見えてきたわけですが。

結局、人は一生懸命生きればいいのだと。

誰もがイチロー選手のように夢や目標を持てるわけではない。
同時にそういったものを抱いている人だけが成功するわけでもない。
何も考えてはいなかったけれど、スカウトされて芸能界に入ったらブレークしてしまう女の子もいれば、何気に書いたものが当たってしまう作家もいる。

巡ってくるものがある。
出会う人がいる。
置かれている環境がある。

その場所で、自分のできることを一生懸命やっていれば、次の扉は自然と開いていく。
いつまでも苦しいまま、というのはない。
もし苦しいままが続くのであれば、どこかにそれを必要している自分がいるのかもしれません。

今できることをちゃんとやる。

そんな切羽詰まって、限界ぎりぎりまでする必要もないかもしれないけれど。

無理に目標を探し回らなくてもよいし、夢を抱かなきゃいけないと思いつめることもない。

ここで頑張ってみる。

それでいいんじゃないか。

じゃないかな?



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