昨日お伝えしたように、明日の春分の日。
春分から少し遅れて、10時42分頃、天秤座0度の満月となります。
サビアンシンボルは
多くの生物学的な形態の完全な標本の収集の中に、一匹の蝶が羽の美しさを見せ、その体は細い針で突き刺されている
というものです。
この針は、原意としてはダーツ(投げ矢)で、だとすればこの蝶は飛んでいるところを刺し貫かれ、そのままピン留めされて標本に収録されたことになる。
しかもその姿が美しいとされる。
画像はアマテルで作成→高機能 占星術ソフト・アマテル
羽は魂を飛翔させる象徴でもあり、ピン留めされている蝶は、現世という空間につなぎ止められている私たちそのものです。
それは身動きもままならぬ、極めて不自由な暮らしそのものなのですが、私たちの魂の羽は変わらず美しくいられるのです。
犠牲を払ったり、苦しい思いをして何かを放棄しなければならないかも知れない。飛べないのですから。
しかし、それと引き換えに私たちは、新しい世界で生きることができるのです。
生まれ変わることができる。
それは多くの同じこの土地に生きる人々と共にこそある。
そのような気づきの中にこそ、真の美しさが秘められているのでしょう。
◇メッセージ
ありとあらゆる自由を手に入れたなら、
そこにあるのは限りない退屈。
すべてが許されるならば、
逆に喜びも抱けない。
あえて立ち止まってみなさい。
あえて責任を負ってみなさい。
あえて向き合ってみなさい。
それは苦痛を伴うだろう。
悲しみもあるかもしれない。
大切なものを捨てる痛みを伴うかもしれない。
けれど、そこで世界を見回してごらん。
あなたは何一つ汚されてなどいない。
そこに在って、そこに花開いている。
それがあなただ。
花はただそこにあるだけで美しい。
そして、あなたはその美と香りの中で生まれ変わる。
やがては綿毛を空に飛ばすだろう。
新たな種を。
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