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占星術研究家として
家族を持つ一人の男として

心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。


2019年4月13日土曜日

潜在意識から出てくる月

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奥さんが、実家経由の話でお見合いをし、べつな男性と結婚することになった……。
それを最初、私はなぜか受け入れていました。
その後も、ある期間、一緒に生活をしながら、もう他人(ひと)の元へ行くのだからと、いろいろ日常生活の中で細かな変化(日常の中で隣り合って座らないようにするとか)を経験しているうちに、やがてものすごく悲しく、寂しくなっていく……

という夢を見ました。(笑)

おかげさまで、早朝の5時くらいに目が覚め、隣に寝ている奥さんの顔を確認し、
「あれ? これ、夢? こっちが現実だよね?」
というような思考で、ぱっちりと覚醒し、ほっと安堵したのは良いが、その後眠れなくなってしまいました。

オイオイ、ナンヤネン、コレハ……


夢占いだと、むしろ吉夢らしいのですが(愛情が深まっていく系の)、ちょっと気になる解説をしているものもありました。

夢の意味を、タロットで引いてみると、どうも「母性」の強い展開でした。



フランソワショッソンのマルセイユ・タロットです。

№18と№2の「月」と「女教皇」。
この二つが結構アピールしているカード展開でした。
あ、ちなみに決して悪い暗示ではない展開です。

月のカードは、イマジネーションのカードであり、また母性にも深く関係しています。
不安や迷いのカーでもあります。
マルセイユの場合、「女教皇」も母の意味があります。


他にもカードはいろいろ出ていたのですが、ここでは控えます……。

とりあえず母性のカードがアピールしていたということ。


男性は、多かれ少なかれ、マザコンです。
女性も、多かれ少なかれ、ファザコンです。

これは個人の好き嫌いの感情の問題ではなく、法則的にあります。

占星術では、
男性にとって月は、自分の内面性でもありますし、将来の妻でもありますが、根本には母親です。
女性にとって太陽は、自分自身でもありますが、将来の夫でもあり、根本には父親でもあります。

つまり太陽と月という、自分にとってまことに重要な天体が、自分の中の原初の男性性と女性性の源になっているのです。
自分の中で、この片方を「否定」すると、人生上、かなり重大な支障が生じてくることもあり得ます。
つまり今回の人生の父親や母親を否定することです。

それはすなわち、自分の中の太陽か月を否定することになり(もしくは両方ということも)、そこで人生の両輪と言うべき歯車の回転に不調が起きてきます。
これは、非常に多く見られます。

現実の父親や母親の問題があるとすれば、それは現実の中で解消する、切り離す、許す、といったことが必要になります。

じつは、こういった問題で幸せを自ら遠ざけてしまうことも、とても多いのです。

私は、今回の人生において、両親原因での辛酸は舐めましたが、どちらも恨んでも憎んでもおりません。そこはゼロです、感情的に。
現にこういうことがありましたよ、という話に過ぎません。

その上で、父も遺恨なく送りました(数年前に他界)。
母も、今でも、まあ、仲良く暮らしています。

おまけに、マザコンでもない。(笑)

私は今回の人生における母親に、格別な思い入れというのか、それはありません。かなり、クールなんです。そこは。

全体的に見ると、母親からの影響がやや強いかな、という程度にはありますが、父親からのそれも匹敵するくらいにはあります。
それもまた、ホロスコープ上、説明できたりします。


ですから、昨日早朝の夢とタロットの結論である「母性」というのは、現世の問題以外から出ているのではないかという気がします。



現世のマザーコンプレックスとは関係なく、本質的な母性への回帰というのか、憧れというのか、それは自分にはあると自覚しています。

それは、かなり原初的で、神話的なものです。
普遍的にあるけれど、本質的には強くある、みたいな。


そのことに関係して、今思うこともあります。

しかし、ちょっとこのへんの自分自身の深層心理について、手を伸ばしてみようと思います。
結果が判明し、ここでさらせる類いのものであれば、また記事にいたします。

無理な場合、スルーで  <(_ _)> (笑)



なんというのか、当たり前なんですけど!

ホロスコープは、ここへ来て、ざくざくと私の潜在意識を掘り起こしています。
そういう時期になる可能性は、予測はしていたのですが。

あ、いや、ホロスコープが掘り起こしているのではなく、たんにそれを表示しているだけなのですが。


やっぱり、ホロスコープは嘘をつかないな。

そこを受け止めてみようと思います。



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