前回の満月から、5日の新月に至るまでの間というのは、今年を占う意味でも重要な時期だったと考えています。
この間に何があったか?
イランの各地で、洪水や鉄砲水による被害拡大(3月中旬以降に本格化した豪雨はによるもので、過去10年間で最悪のものと報じられる。死者も2日の段階で、57名)。
3月28日、メキシコの首都近郊の火山ポポカテペトル山の警戒レベルが、避難命令の1段階手前に当たるイエロー・フェーズ3に引き上げられる。
3月30日、中国四川省のチベット族自治県で大規模な森林火災が発生(連絡が取れなくなった消火作業員30人が全員遺体で発見される)。
3月31日、ネパール南部で猛烈な暴風雨。死者は少なくとも27人、負傷者は600人以上(春季にはこのような気象は珍しい)。
モザンビークでサイクロンが発生、政府が4月2日、サイクロン襲来のために発生したコレラで2人が死亡し、感染者数が1400人余りになったと発表。
4月4日、韓国北東部で大規模な山火事が発生し、これまでに少なくとも2人が死亡、3000人以上が避難。
そして5日の新月となったわけですが、この間に、日本では杉並区で女性保育士が、同僚の男性に殺害されるという事件が起きています(男性は容疑を認めていますが、現時点では容疑は確定していませんので、それを確定した前提の記事ではございません。そのような事件があったということ)。
そして、世間全体では、ここで、
新年号の発表がありました。
新元号の発表は、もともとここに設定されていたものですが、「人が認識すること」が表示されるホロスコープにおいては、この重要な時期に、「一見たまたま」発表になったということはありません。
すべては仕組みの中にあるものです。
これらの現実は、私たちの意識が総体として作り出しています。
上記の出来事は、かなりの偏りがあります。
占星術的には、一つは天王星、もう一つは火星の出来事だということです。
気象や突発事は天王星がかなり深く関係していて、地震や災害を表現することがあります。
火事や戦乱や暴力は、火星に関係します。火山活動に関係する場合も。
改元は、天王星によって日本のチャートに表示されていますから、これもまたそのまんまです。
改変、世代交代は天王星によって促されます(促すのは天王星だけじゃないけど)。
こういったことを観測してくると。
やはり今年も天変地異が多い。それも気象的なものも多く含まれる。
火星的な事案、火事や事故、爆発、犯罪(男性性が強く働き、女性性を傷つけるような)なども目立つ。鉄道や交通全般、車社会の問題もあり得る。あるいは銃器関係の事件、戦火やテロの拡大。
火星が強く出るときには、同時に被害や犠牲を受ける立場の人々が存在することが多い。
警察や消防のなど、火星関係の不祥事も起きやすい。
天王星と火星が目立つのであれば、ミサイルや宇宙空間での軍事勢力の駆け引きもあり得ます。
また北朝鮮か~って、感じですけど(日本の場合)。
その一方で、日本の「はやぶさ2」の偉業も、ここで伝えられています。
これなど、天王星と火星の、もっとも喜ばしい事案です。
はやぶさ2のプロジェクトは、まだしばらく続きますが、焦点を合わせた時期に明確になってことは確かです。
天王星アピールの今年の日本の中で生じている「認識」です。
やはりさまざまな技術革新はありそうですし、新しい発見が多い年になるだろうと思います。
私が安堵したのは、この前満月期に、やはり悲惨な事件はありましたが、全体的な空気としては、日本では令和に向けた動きが起こったことです。
令和という年号に、批判的なご意見もありますが、私に言わせれば、とんでもない!
マルセイユタロット的には、「令和」は「神の家」なのです。
(じつはこれに関するカードを引いている)
(カードは最古のマルセイユタロット フランソワショッソン)
この新元号は、「いろいろな人が決めた」という現実の経緯があるにしても、私は神意的、天意的なものと受け止めています。
だって、神意や天意も、いつだって誰かの考えやインスピレーション、言葉の中で表現されてきたのですよ。
神様や天使が直接語ったという逸話はあっても、それを世間に認識させたのは、いつでも生身の人間です。
イエス・キリストしかり、ジャンヌ・ダルクしかり。
№16の「神の家」は、ウェイト版の「タワー」ではありません。
「崩壊」でも「破滅」でもない。
たしかに「予想外の出来事」というような、天王星に近い意味を持っています。
災害に関わることもある。
しかし、本質的には「神の家」はあくまでも天の洗礼や祝福を受けた、神聖な家です。
「令和」は「神の家」でした。
これは、皆さんに明確にご報告しておきます。
さまざまな懸念はありますが、この令和元年は、天意の降臨という重大な時となりそうです。
ぽちっとお願いいたします。(^人^)
↓