のっけから、Ameba Pickです。(笑)
なんか、申請が通ったので、ちょっと書いてみます。
このところの引っ越し作業(と、それに伴う清掃作業)で酷使したせいか、ここしばらく愛用していたジーパンが、とうとうダメになりました。
膝が破れてきていて、まあ、その……
〝ダメージジーンズを小粋に着こなすオヤジ〟にもなれない私(^◇^;)は、そろそろ新しいものを買うことにしました。
で、試みにUNIQLOのこのEZYジーンズを購入しましたところ……
なんとこれが。
触ってみますと、すごく柔らかい。
え、まじ? これ、ジーンズ??
履いてみても疲れない。
本当にスウェットかなんかのような楽さ加減……
座って仕事をすることが多いのですが、これは疲れない!
……とまでは言わんけど、他のジーンズなんかと比べるとはるかに楽。
これ……
楽すぎて堕落しそう……
(笑)
いやいや。
要するに、自宅でもう部屋着とか、へたをするとパジャマなんか着ているのに近づいていて、このままだらだら部屋で過ごしかねないという。
私にとっては、仕事着に最適です。
腰に来ないので。
もう一本、買ってもいいかな、くらい。
これは、今の「おうちにいなさい」的なご時世にオススメです。
ところで。
地元、倉敷市児島は日本ジーンズ発祥の地です。
ちょっと前までは、
休日なんかは各地からの観光客が、ジーンズストリートという地区で賑わいを見せてくれていました。
(今はそういう状態でないことはいうまでもないでしょう)
児島は昔から繊維産業が盛んで、学生服とジーンズ、この二つが国内でも相当なシェアを獲得していました。
実際、私の母もこういった繊維関係の工場で長く働いていました。
私自身、学生時代にストーンウォッシュなんかをやっている工場でバイトをしたことがあります。
(ストーンウォッシュの走りの頃じゃなかったかな~)
ところが。
私が若い頃には、こういった産業が衰退傾向を辿ったことがあります。
時代ですね。
学校が学生服ではなく私服へ移行したり、あるいはよりデザイン性の高い制服やブランド制服に走る傾向などもありました。
ジーンズも苦戦を強いられていましたが、独自の技術でなんとかしのんでいた、というところです。
ホテル勤務時代にも、お客様の中にはこういった繊維関係の社長さんとか、結構いらっしゃいましたし、比較的、懇意にしていただいた方もいました。
その中には、「本当に厳しい」「今年が乗り越えられるかどうか」というような話をお伺いすることもありました。
それはもう、生き延びられるかどうか、というような苦闘を行っておられました。
あるとき、児島が国産ジーンズ発祥の地だということが知られるようになってきて、全体としてはこの苦境は好転していきました。
そして、このときに発展的な局面を迎えたのは、やはり独自のものを開発したり、あるいは変わらぬものを死守してきたりとか、子供服に特化していたとか、なんらかの一本芯が通っていたところ、「これだ!」というものを持っていたところが目立ったように思います。
すみません、これは私の印象であって、児島のすべての繊維産業の状態をリサーチしているわけではありません。
その後、「ジーンズの聖地」などとも呼ばれるようにもなり、児島はすべてでないにせよ隆盛を取り戻しました。
ところがところが、
児島が「ジーンズの聖地」になり、
地元の私たちにとっては、良いことも悪いこともありました。
私もね~。
若い頃は、児島の駅近くの専門店で、ジーパンとか買っていたのです。
そこはいろんなメーカーのが揃っていて、あまり高くもなかった。
でも、そのお店もいつの間にか消え、児島のお店って、結構強気になっちゃったのです。
昔は春秋(年二回)の「瀬戸大橋まつり」では、B品の掘り出し物が格安で買えたりしていたのですが、そういうのも競争率が高くなったのかどうのなのか、手に入りにくくなりました(児島駅周辺で催される繊維産業を中心としたフェスティバルです)。
※ 当たり前の流れですが、今年の春の「瀬戸大橋まつり」は中止されました。
私にとっては、ジーンズは高級品ではなく、日用品なのですよね~。
庶民なので。
児島のメーカーさんたちが、この路線で栄えるのなら、それはそれで良いのです。
頑張って欲しい。
でも、私のような感覚の人間には、UNIQLOとかGUのジーンズでよかったりするのですね。
あ、ファッションのセンスとかどうのこうのは別ね。
私の場合は、価格と使いやすさが優先なので。
児島のジーンズが人気になったら、私にとってはちょっと遠い存在になってしまった、とまあ、そういうお話。
以上!
ぽちっとお願いいたします。(^人^)
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