何年か前に見た、青森の三内丸山遺跡に関するTV特番のようなもので(NHKだったか??)、現代に通じるなあ、と感じた情報がありました。
あの縄文時代にこれほどの高度な文明があったのか、という遺跡。
その調査で、古い時代から新しい時代へ移行する中で、周辺に広がっていた住居が、だんだん狭まっていき、やがて三内丸山遺跡内かその周辺に人口が密集していったという報告がありました。
これは、東京一極集中的な人の動きのようなものだと思います。
利便の良いところに人は集まる。
人の集まるところには「商業」も発生する。
集まるからこそ安全・安心も確保できる。
古代では、このような傾向も、現代とは違った形で顕著だったでしょう(現代ほど、急速な変化ではないはず)。
という前提のお話。
ここしばらくの鑑定で、Skypeのビデオ通話を幾度か行いました。
これもまた、Wi-Fiが使える環境になって、実現しました。
つまり以前は「通話のみ」だったんです。
顔出ししない。
いやまあ……
前の家だと、部屋が散らかりすぎて、恥ずかしくて出せないというのも大きかったんですが。(笑)
旧宅の私の背後って、本棚で、見苦しいところには目隠しもしてあったので、そういう意味ではできなくもなかったんですよ。
でも、現実的にビデオ通話だと「負荷」がかかりやすいというのか。
できるだけ軽くしておかないと、通話に問題が出ることが過去にあったんですね。
私の使っているルーターでは無理はできませんでした。
そういうわけで、現状、Skypeでは顔をお出しできるようになりました。(笑)
べつにさらすほどの価値はない顔だと認識しておりますが。(爆)
ま、鑑定では相手のお顔が見えた方が安心というのが、双方にあるじゃないですか?
ようやく、そんなことができるようになって嬉しいわけです。
嬉しいことの一部には、「車」もあります。
たま~にの話ですが、県外から来られたクライアント様だと、駅に迎えに行くようなこともありました。
岡山駅徒歩圏内だと、こちらは車で行くので、どうしても駐車場の料金が別途必要になったりしていましたので、お迎えして駐車場のあるファミレスに行くとかいうのが多かったのですが。
とりあえず、車が汚いっ……(^_^;
あまりにもひどいので、そういう場合、車を洗車してからのお迎えになっていました。つまりよけいなひと仕事が発生していたのです。
え?
ピンとこない?
そうでしょうね。
町に住んでおりますと、なぜそうなるのか、なかなかご理解いただけない。
というわけで、しばらく前に洗車した娘のプリウス君のBefore→Afterをご覧下さい。
Before
After
ちなみに、娘は我が家で一番の高価な車に乗っております。(^▽^)
(自分で購入しております)
どーです?
beforeは、
「なにこれ? このプリウス、ダート仕様? もしかしてラリーカー?」
というくらいの汚れ具合です。
ぶっちゃけ、私たち家族の車はだいたいこのような状態でした。
日常的に。
なぜかというと、雨が降ると、周囲の山の赤土が流れ出て、道路に溜まるような箇所があった。
その土地の持ち主が、なんか荒れ果てていた土地を整備したんですが、その結果、よけいにひどくなってしまった。
猪が掘る土が、道路に出てしまうこともしばしば。
そうすると、雨上がりにそこを通行すると、またドロドロ。
もはや日常的にきれいにしておく気力もないわ!
というところに至っていました。
こんな環境ですから、車の中の床(マット)なんかも泥だらけ、小石だらけ。
ま、普通の感覚では、人様を乗せられないわけです。
これらだけではなく。
あの由加の地はすごくいい環境だったけど、いかに多くのものをロスしていたかということを、しみじみ実感しているわけです。
その反面、
便利になりゃいい、
というわけでもないことも、どこかで思います。
ただ変化した時代の中で、どうにもこうにもそこに適応できない土地や状況はある。
古代も現代も、そうやって人口の密集と、逆に拡散が行われた時期が、心臓の鼓動みたいにあったのだろうなと。
縮んだり広がったり。
いろんな情報のやりとりが、郵便でできていた時代なら、由加でよかった。
そういう時代が続くなら。
しかし、今はそうも行かない。
ネット環境が広がり、世界の隅々にまで情報が共有できる時代になったかのようにも思えますが。
それはそれで、無理が出てくるところもあるんだよ。
というお話。
そんな端々にまで十分なサービスが行き渡る時代になれば、また辺鄙な秘境の価値の再認識が起きるのかも知れませんね。
ぽちっとお願いいたします。(^人^)
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