占い師のプロを目指す方は、とくにこの記事の内容をよく理解してもらったらいいし、そうでなくてもホロスコープのことをもうちょっと理解したいとか思う方もそうなのですが。
昨日の記事にちょっと関連します。
私たち占星術師は、お客様に何かを説明していくときに、いろいろな言葉・表現を駆使します。
性格にしても職業とか適性にしても。
結婚運や金運にしても。
それらの言葉の源は、いくつもあり、星座であり、天体であり、感受点であり、アスペクトであり、ディグニティであり、あるときはサビアンの度数だったりもします。
たとえば私の星座である射手座。
これを「自由奔放」と表現するケースもあれば、「おおらか」「寛大」と表現することもありますし、場合によっては「無責任」「いい加減」というニュアンスを意識して伝えることもあります。
こういった諸々の性格が、同じ射手座でも強く出ている人もいれば、そうでもない人もいます。
部分的には強く出ているケースもあります。
こういった言葉・表現というのは、実は「外すことも多い」のです。
上記の表現は、射手座の本質のいくつもの表現の形です。
わかりやすくいうと、同じ一つの池に咲く蓮の花。
それらは共通の池に多様に生まれるのですが、色や形はそれぞれに異なる。
でも、蓮の花が咲くという原理は、「その池」にあります。
この大元になる部分。
射手座とは何なのか、というところを理解するのと理解しないのとでは、大きな差があります。
つまり、それは射手座の本質を理解するということです。
なぜ、そうなのか? こんなふうな性質も表現するのはなぜなのか?
というところが、把握できていると、いろいろな表現をする花を見ても、ああこれは射手座の花だ、と実感することができます。
こういった言葉の引き出しを増やすことは大切で、
占星術講座の7期の時にそれを求められ、講座の教材である「あんちょこ」を大幅にグレードアップしたことがあります。
要するに、その星座や天体の表現について、もっと多くの言葉を受講生の皆さんと共有したわけです。
※ 講座では「あんちょこ」を毎年、無料で配布して学習に役立ててもらっています。
ただ、表現の仕方をたくさん収集することも大切なのですが、もっと大切なのは「本質を理解すること」なのです。
講座では、もちろんそういったこともお伝えしています。
そこが把握されていれば、その星座や天体をよりうまく表現する言葉を見出しやすくなります。
「ああ、やっぱりこれは射手座の花(表現)だ」と実感しやすいので、結果的に、言葉を増やすこともしやすくなる。
この言葉・表現というのは、本当に古代から無数の研究者が、いろいろな切り口を増やしてきました。
私も増やし続けています。
しかし、書物やネット上の情報を見ると、多くはステレオ・タイプというのか、そういった言葉が出ていますので、それをただ受け売りで発言すると、「なんだか違う」という事態も発生します。
大元を理解していると、「あ、じゃ、射手座の中でもこういう表現ですね」と対応することができます。
つまり、本質を理解することは、簡単に引き出しを増やすことにつながるのです。発見もしやすくなる。
そういう意味でも、ここのところ私が読んでいるブログをご紹介します。
すっっごくわかりやすい!
初心者はとっつきやすいし、ある程度知っている人でも、「なるほどそうか」ということになります。(笑)
文章がとても入りやすい(頭にね)。
星明希さんには、このブログでの紹介の許諾を得て、書かせていただいております。
占星術上の解説ばかりじゃないです。
他にも共感される方は多いのではないかと思います。
私はあくまでも男なんで。
アタリマエー
しかも、過去生の転生も男が圧倒的に多い(らしい)。
女性ならではの言葉。
共感というものもあろうと思います。
いろいろ人には、ご縁があります。
その人を通じることで得られる道とかもある。
ルートはいくつもあったほうが、世の中全体が幸せになれますからね。
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