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2021年12月12日日曜日

生きがい やり甲斐 喜び 2

今ここにある自分のできることと、その中での喜びを見出す

ということが、わりとできていたゼファーです。

 

商業作家としての仕事が、ほぼどん詰まりになっていた頃。

それこそ、いろんなアルバイトをしました。

掛け持ちで。

 

それからの仕事は、そもそも自分がしたい仕事でも何でもなかった。

そういうことをしなければならない、というのは、しばしば屈辱的な感情を呼び起こさせます。

実際、自分でもゼロではなかったように思います。

 

でも、〝この現実を作り出しているのは他ならぬ自分〟だというはっきりした認識はありました。

私の商業作家としての道を閉ざした方々も実際にいます。

バン!と扉を閉ざし、私は二度とそこへ入れなくなりました。

 

そういう方々を恨むという意識も、ほぼありませんでした。

自分が悪いのだろうと思っていました。

(今はもう少し客観的で、あまり自分にばかり非があるとは思っていません)

 

とりあえず、したくもなかった仕事をたくさんしてきました。

 

ホテル勤務も同様です。

以前にも書きましたが、私は自分が接客業など、できるはずもないと思い込んでいました。

苦手だ、向かない、と思い込んでいました。

 

ところが……

このホテルの仕事やそれ以前の意に沿わぬ仕事たちにしても。

 

やれば、だいたい楽しくなってきた。(笑)

もちろん無理なものもありました。

 

そしてホテルの仕事は、自分には絶対向かないと思い込んでいたのに、やればやるほどお客様との交流が生じ、すごく面白くなっていきました。

やり甲斐も感じるようになった。

 

だから、サービス業は〝生き甲斐〟まで行かなくても、本当にやり甲斐はある仕事で、楽しく取り組めていました。

もちろん現実的に、ホテル内部の人間関係とか、過酷すぎる労働環境、給与の問題などもあり、自問することはありました。

 

最初にバイトで勤務を始めてから、ええと、たぶん、20年間!

ヒエエ~~~、20年も働いたんだ。

 

結果的に、サービス業は向いていないことはなかった。

やればできた。

おまけに楽しかった。

 

でも、もし自分の気持ちが違っていたら、きっとあの20年間の労働は、つまんないものになっていたかもしれない。

今、あらためてそう思います。

 

どういうことかというと、

もし私が商業作家でいられなくした人たちのことをネチネチ恨んでいたら?

過去の自分の失敗を、どこまでもどこまでもネガティブに引きずっていたら?

置かれた環境に不満ばかり抱き続けていたら?

 

これはもうただの労働にしかならない。

生き甲斐もやり甲斐も、高揚感や充実感もなく。

ただお金を得るためだけに頭と身体を使う。

 

そういう仕事との関わり方にしかならなかったと思うのです。

 

つまり自分は、その時置かれていた状況を受け入れていたんですね。

誰も恨まない。憎まない。

運命も呪わない。

 

すべて受容。

ある意味、一種いさぎよい諦めの境地みたいな。

 

そういう状態だったからこそ、現実的な不満はないわけではなかったけれど、常に自分のできるベスト(ベター)ができた。

お客様に感謝され、そのこと自体、喜び。

限界まで身体を動かし、状況判断して極限状態のレストランを回すとか、そういう充実感もあった。

 

人間到る処に青山あり、とよく申しますが。

 

仕事に関わる生き甲斐、やり甲斐というのは、もちろんその人のホロスコープ上の適性などにも関係しますので、なんでも大丈夫ではないと思います。

でも、そこをある程度クリアしていれば、多くに仕事が楽しめるし、やり甲斐のあるレベルにはできるのかもしれない。

 

小田原のニコさんとお話しした後、そんなことをつらつら考えたのでした。

もちろん、これは自分の体験ベースなので、当てはまらないよ、という方もいらっしゃるかと思います。

でも、ちょっとヒントになるような方もいらっしゃるかも。

 

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