チームや集団の中での自分。
集団意識との交流。
そのような新月の流れの中で、この満月期には、ある枠を越えようとします。
集団の中での自分は、必然的に二つのことを引き起こします。
自分以外の情報(存在や考え)がたくさんあるの中で、改めて自分というものが等身大に見えてきます。
世の中には自分よりも優れた存在が数多くあり、またまったく違った価値観も多数存在しているからです。
今まで一つのものしか見ていなかったとすれば、ABCD…と多くのものを知れば知るほど、自分が今まで抱いていたものはただ一つのものではないと知らされます。
そこに改めて自分というものがはっきりと浮かび上がってきます。
そうすれば、その枠を越えたいと思うようになります。
ただ、一方でもう一つのことも起きます。
それは純粋に今まで自分が抱えてきたものを捨て去るのではなく、そのものをさらに消化させようとか、高みに引っ張り上げようとかするのです。
多くの存在の中にある自分。
それも決して無価値ではないし、純粋なあなたなのです。
しかし、今のままでは自分が満足できなくなる。
そのために自分の枠を越えようとします。
この中で、自分の中にある〝核〟をさらに輝かそうとする人もいます。
名刀を鍛え上げ、研ぎ澄ませるように。
また多くの人の中に、自分の持てるものを分かち与える人も出てきます。
そうやって与えることで、自分にもまた新しいものが満たされてくるからです。
知識を与えること、あるいは与えられることにも関係が深い時です。
師を待つ人、準備の整った人は師を得るかもしれません。
逆自らが師となって、新しいビジョンを人に与えるのかもしれません。
この満月期には、多くの人が何かに熱中し傾注します。
それはもう狂おしいような傾きです。
いろいろな場所でそれが起きますから、権利の主張やそのぶつかり合いも起きます。
対極なもののぶつかり合い、せめぎあい。
その大きなエネルギーの中で、新しい創造が行われます。
あなたの心に沸き立ってくる熱、差し込んでくる光。
そんなものに敏感になってください。
日本では調和的・調整的な動きが活発になります。
調和の働きは、そもそも相容れないものがあるからこそ必然的に起きる動きです。
この満月の際立った対立は、思想や精神の働きが強まりますが、日本はその葛藤の中で調整役を果たす場合もあるでしょうし、全体の動きの中でこの調和を求める機運が高まってきます。
日本に限定されませんが。
このチャートでは、女性や子供といった弱者のことが際立ってきます。
お子さんをお持ちの方は、日常生活の安全に今一度注意なさってください。
このチャートはアジア全体、また南のほうや、中東(とくにイラクあたりの経度)に強く働きかけ、ヨーロッパもかなり強い影響を受けます。
地震などの災害的なものも、顕著に出る可能性があります。
(日本は若干、これとは外れているように思いますが、地震以外にもこのところ頻発している火山活動など目立ったものがあるかもしれません)