このことは、私はある本を読んでから、はたと思い立ち、チャート上の精査を行って得た結論なのですが。
日本はこれからしばらく、海洋資源が非常にアピールされる流れを持っているはずなのです。
つまりは海王星です。
海王星は今魚座にあり、2025年あたりまではこの海王星が本宅とする星座にとどまります。
本宅というのは、我が家のようなもので、海王星の働きは非常に強化されます。
日本はもともとこの海王星を国土資源として持つチャートなのです。
これが非常にクローズアップされる運気がこれから強まってきますし、前世紀末くらいからこの海王星は少しずつ存在を解き放ちつつあると考えられます。
日本にとってですが。
以前に、日本は2020年21年あたりに「大いなる婚姻の時」を迎えるという記事を書いたことがあります。
オリンピックもあるこの頃、日本は新たな誕生、開闢を迎えます。
この点については、私は今さらに研究を進め、ここが日本の開闢になることに深い確信を得ています。
日本の未来は暗くない。
それは、決して楽な道のりだということではありません。
当たり前に考えても、苦難が待っています。
それはたとえばヨーロッパのいくつかの国の破たんとか、中東での終わらない戦乱であるとか、東アジアでも大国の足元が崩れてきて、その問題を外敵へ意識を向けてすり替えることで、さらに緊張が高まるなどの出来事が、必ず起きてくるように思います。
経済がグローバル化してしまった現在、どこか遠くの地で起きたことも、無縁では済まされません。
まして近隣で起きる問題が大きいですし、中国経済はこの後、ますます失速感を露呈していくでしょう。
そんな時代に突入することは、おそらく明白なのですが。
(占星術など持ち出さなくても)
そんな時代になっても、日本は新・開闢する。
その一つの有力な根拠となるのが海王星ではないか、と読んでいます。
アメリカは今同様な運勢的な波を持っていて、これはシェール・ガスによる大きな後押しを受けています。これもまた海王星なのです。
それが日本にも来る。いや、もう来ている。
海洋資源。
これにはいろいろと考えられますが、筆頭はメタンハイドレートではないかと思います。
今非常に良質な新エネルギーとして期待されているものです。
「燃える氷」ともいわれるこの資源は、採掘するのにはいくつもの課題をクリアしなければなりませんが、これはプレートの境界付近で生成される特質を持つため、日本近海には非常に多くのメタンハイドレートが眠っています。
日本海側で新たに発見された鉱床は無尽蔵に近いというような報告もあるようです。
このメタンハイドレートは採掘しても割に合わないという学者先生のご意見があることも私は知っています。
特に太平洋側の鉱床は、なかなか難しいようです。
またメタンを取り出すときに、これが外に漏れてしまうと、二酸化炭素以上の温室ガスとなって、温暖化を促進してしまう危険も指摘されています。
しかし、日本海側のほうには可能性がありますし、技術的な問題さえ解消すれば良いわけですし、そうなると私は確信しています。
ちなみにですが、このメタンハイドレートは、自然の状態のままにしておいても、自然界にメタンガスを放出してしまうため、とにかく資源としてエネルギーに変えてしまったほうが温暖化を抑制できるという裏側の事情もあったりします。
日本では経産省が主導して、この実用化を2018年あたりをめどに研究と開発を進めていく方針のようです。
これを指示したのも安倍総理のようですが。
また他にも日本近海には、レアアース(希土類)の大きな鉱床があることがあることがわかっています。
レアアースは私たちの身近なところではハイブリッドカーやスマホなど電子機器に使用されることが多いのですが、レアアースはいま中国が大きな輸出国となっていますが、この輸出制限をかけたりして問題になったことがあり、日本では中国に依存しないようにレアアースの輸入をほかに求めたり、リサイクルを促進したりしています。
が、父島近海に新たに発見された鉱床は、世界でも最大級のものらしく、こうしたものもやがては日本を支える資源となりそうです。
これらはまだ日本の海王星のごく一部であるような気がします。
これからまだまだ新しいものが見つかっていくかもしれません。
私はとりあえずこのメタンハイドレートの実用化を急ぎ、原発依存しなくても日本のエネルギーを確保できる状態、また輸出できるような状態へもっていくべきだと考えています。
できれば、この事業を国がやればいいと思っています。
つまり国営化ですね。
いろいろと制度的に難しい問題もありますし、初期の投資は莫大なものになるでしょう。
とはいえ、庶民の経済感覚では実感の湧かないような金額の投資や支援を日本は行っていますし、その一部をこれに回し、まずは日本の経済、財政の立て直しを図るべきです。
国営でしたらいいというのは、こういったものがもたらす収益が、直接国庫に入るからです。
借金で膨れ上がっている日本の財政を健全化するためには、これくらいのことをしなければならないように思います。
この事業によって、雇用も創出できますし。
今の制度で難しいようなら、これを可能にするような法案を通せばよいわけで、やろうと思えばできるのではないか。
ま、しょせん、素人の考えることなので、「なに、馬鹿なことを言っているんだ」と一括されるかもしれませんが、その点はご容赦ください。
しかし、主眼としてはそういった海王星が日本を救う、支えるという成り行きがあるし、それに同調して促進していくべきだということです。
ただ、メタンハイドレートなども、基本的に資源を消費していく従来タイプのやり方に違いありません。
近年促進されている自然エネルギーの開発を同時に進めていけば、やがてこの消費型の文明の比率を下げていけるはず。
ゆくゆくはそうなるべきだろうと思います。
日本の新しい開闢。
そのときを、私はワクワクしながら待っています。