先日、ある鑑定でも話題に上ったのですが。
パワハラ、モラハラ、セクハラ。
こういった行いというのは、程度の差こそあれ、自身の行為にまったく無自覚であることが多い。
つまり、本人は「悪い」とも思ってもおらず、むしろ当たり前の慣習であったり、自分オンリーの常識、マイルールの中では「正しい行い」であったりする。
こういったことが、今、日本のスポーツ界を中心に、その歪んだ実態をさらけ出しつつあります。
今、火星が地球に大接近しています。
この距離そのものは、占星術ではあまり重大視されません。
もっとも無視もされておらず、月の軌道などは、近地点や遠地点というものが研究対照されています。
遠地点というのは、よくいわれるリリスです。
(リリスの呼称が与えられているものは複数ありますが、一般的にはこの遠地点のことを指すことが多い)
火星大接近というのはしばらく続きますし、地球と火星の距離感が縮まることこと、何の意味もないとはわたしは思いません。
異常な大規模火災、ハワイのキラウエア火山なども、どこかで火星が近づいたことに関係していて出ているのかもしれません。
ただ、これは火星大接近でなくても説明はできます。
ここしばらくずっと、チャートは火星の荒れた状態を示しているからです。
特に前回の満月チャートはすごかった。
そして、まあ、いろいろ出てきましたね。
日本ではスポーツ界(火星)で。
ここしばらくのその種のニュースは、出てくる度に、「あ~あ、また出てきたよ、火星が」みたいな感じで受け止めておりました。
そこにあるのは、基本的には「支配者」と「被支配者」の構造です。
セクハラにしてもパワハラにしてもモラハラにしても、それを行う心理的な背景というのか、本人も自覚しない深層には、
「相手を支配したい」
「自分の思い通りにしたい」
という欲望が横たわっているように感じられますし、そのことを指摘する心理学者もいます。
これは、どちらかというと土星や冥王星の力や性質です。
実際、これらのハラスメントの被害を受けている方から相談を受け、加害側のホロスコープを確認すると、これらの土星や冥王星が際立っていることがあります(これだけが理由ではありませんが)。
その統計的な裏付けというのは、明らかに有意な数値……というよりも、圧倒的に多くと判断できます。
そして、今。
これから。
こういった、これまでの出来事の反作用が、さらに大きくなっていきます。
女性性の回復、癒やし、という流れがあるということを申し上げてきています。
またキロンが非常に強く働くので、心のトラウマを癒やしていく動きも強い。
これらはホロスコープ上、まったく同じ出所を根拠としていません。
たとえばどちらもキロンの働きというわけではありません。
これは、これまで抑圧され、不愉快な思いをさせられ、不当な扱いを受けてきたすねての人に関わります。
だから、必ず女性が被害者という話ではなく、職場や家庭の中で男性が被害を受けているようなことも含まれるのです。
これまで「支配者」として振る舞ってきたのなら、今後の数年間、よほど自分自身の浄化や、場合によっては謝罪や償いを行わなければならないかもしれません。
自分の立場を失ってしまう、というようなケースも増えるはずです。
これは考えれば当然で、これまで「被支配者」であった人々の復権や癒やしが起きるということは、そのような不当な状態に対して、強い調和の作用が働き、事態の是正や改善、場合によっては加害側の粛正といったような極端な動きにもつながる可能性があるのです。
この動きは、特に去年あたりから顕著になってきたと思われます。
そして今後、数年間でさらに進と思われます。
今年の日食の本命がやってくるの記事には、非常に際立った出来事が、ここしばらくの間にある、とお伝えしています。
それは主に災害に焦点を当ててるのですが、じつは女性性や、これまで抑圧されてきた「被支配者」の問題というのは、ホロスコープ上、これらの災害と密接な関係を持っています。
なぜ? ということを、ここで説明することはできませんが、同じところから出ている情報なので、逆に言えば、女性性や「被支配者」の存在が癒やされ、回復すればするほど、じつは災害と言った際立った形にはなりにくいとも言えるのです。
そして、今こそがチャンスなのです。
状況を変えるためには、非常に際立ったハードアスペクトが必要になります。
だからこそ、今、いろいろと表面化してきているし、私たちの身辺にある同種の問題にもスポットが次々に当たっていくようになっています。
「被支配者」は恨みを捨て、問題から離れ、許すこと。
これが一番かと思いますが、どこかで訴えかけねば事態は変わりません。
そのための活動も必要とされるでしょう。
「支配者」であった人は、このスポーツや芸能界など、様々なところで発覚している事態を、他人事と受け止めず、自身を見つめ直す機会にしていただくのが一番です。
理解したなら、自然と何を為すべきなのかも見えてきます。
しかし、ここで旧来の状態にしがみつくと、反動がよけいに大きなものとなり、行い(カルマ)に応じた反動を受けるかもしれません。
この動き、急ぎます。
女神の復権。
女神の使徒たちの癒やしと回復こそが、加速している裏側にあるものなのです。
※ 女神というのは象徴ですが、女神に属する多くの存在が男女を問わずいて、封印されています。
追記
口永良部島が噴火レベルが4となりました。
ぽちっとお願いいたします。(^人^)
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