― the field for the study of as本trology and original novels ―
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「沈黙の艦隊」と「ミステリという勿れ」
今日は、お休みの奥さんと一緒に、映画「沈黙の艦隊」を観てきました。
かわぐちかいじさんの原作漫画の映画化……
……て、あれを実写にできるんですか
と、まずは思っていました。
もちろん現代のCGあればこそでしょうが、そもそもお話の内容がきわどいし、スケールがでかい。
じつは全ストーリーは読んでいないし、むしろ序盤だけ。
それでも、あの話を実写しようとしたら……
しかし、今日、その不安は見事に払拭、覆されました。
すげーな。
邦画も、ここまで来たかという出来映え。
というか、最近、邦画しか観ようという気にならないことが多い。
なんだ、これ。
ハリウッドとか、まったく食指が動かない。
たぶんですけど、日本の映画がすごくクオリティUPしているのではないか。
映像的にもそうですが、おそらくストーリー的に。
エンドロールで流れてきた曲が、またすごくいい。
胸に来る、と思っていたら、B’z提供の曲をAdoさんが歌っている。
B’zらしい詩と曲調。
しかも、作品世界に合わせたスケールのでかさと繊細さ。
それを表現してしまえるAdoさんの歌唱。
メッセージ性の極めて高い歌。
こりゃ、やられるわ。
これだけで泣ける。
ストーリーは、あきらかに続編がある終わり方。
ちょうど、私が漫画で読んでいたあたりで終わっていました。
続きが気になる~~~。
そして、少し前になるのですが、「ミステリという勿れ」も観ています。
これも、非常に面白かった。
現代的に横溝テイストのミステリの再構築した、という感じで。
といっても、横溝正史の世界を、すでに価値観や風習も変わった現代で焼き直しできるわけもなく、そこをうまくすり合わせていました。
そのさじ加減が絶妙というのか。
しかし、あれです。
「沈黙の艦隊」にしても「ミステリという勿れ」にしても、原作は漫画なのですよね。
他の否定の裏には?
たぶんなのですが、漫画という文化芸術表現が早くに拡大した日本では、才能ある方々が、いわゆる高尚な〝文学〟〝小説〟ではなく、漫画ジャンルへ吸い寄せられたというのか、ご本人が選んだというのか。
そこでこそ、開花しているのでしょうね。
「ミステリという勿れ」とか、TV放映のシリーズでも、すごく感心して視聴していました。
(漫画原作とは異なるところもあるようですが)
映画でも、漫画原作を下に見るというような風潮も、現実には残っているのですが、その人の〝才能〟という観点で見たら、たぶん真実は違う。
たとえばスポーツに特化した才能を持つ人がいたとき、その人が魅力を感じて、ときめくような世界が、野球なのか、サッカーなのか、陸上なのか、体操なのか、水泳なのか、フィギュアスケートなのか、みたいな話です。
もちろん、ホロスコープ上は、その人が生かしやすい方向性みたいなのは、全体的にはあるのですが。
これは、文学(小説)の歴史の中にもあります。
いわゆる大衆小説・通俗小説などと呼ばれたものが、過去にありました。
芸術性を追求したものではなく、大衆が好むようなストーリー性を重視したものが蔑称としてそう呼ばれたのですが、当初の探偵小説(推理小説)や歴史小説もそう扱われていました。
この風潮や価値観は、今でも残っています。
文学ってのは、そんなもんじゃないんだよ、みたいな。
しかし、様々な段階の、様々な形態の文学が存在してこそ、全体の心・精神は豊かになります。
〝程度が低い〟と認識されていた文学や漫画の中に、今や、どれほど重要なメッセージ性があるか。
純文学的なものに比しても、すでに劣らぬ状態になっている。
そこを一緒くたにするな、とお叱りを受けそうですけどね。(笑)
なんにしても、自分を、
あるいは、自分が依る何かを、
〝上〟に置きたいという心理が、人間にはどうしてもあります。
「占い」でもありますよ。(笑)
自分のやっていることが最上だ
自分の属する流派が正統だ
……こういうことを声高に主張せずにおれない。
しかも、その主張と同時に、
他は亜流
他はダメ
というようなことがついてきたら、そうせざるを得ない心理的な何かが、その人にあると思っていたほうがいいです。
つまり、その人個人の問題で、多くは劣等感とか、その裏返しの攻撃性。
私は役に立つ占いは、なんであれ、活用したら良いという立場です。
本当に、数多くの実例検証に耐えうるものであれば。
(100例中の80とか90を満たすのであれば)
西洋占星術だけが正しいとか、自分のやり方だけが正しいとか、そういうことは決して主張しません。私は。
あ、たまに、「そういうことしなくても、これでいいんじゃない?」みたいな助言はします。それは否定ではありません。
その点、私は、過去、どなたにも師事せず自己研究を重ねてきたのですが、それが良かったと思っています(書物はすごく読みましたが)。
だから、占星術以外にも、
・四柱推命
・数秘術
などは、研究して役に立つものだと受け入れられました。
(他にもたくさんあると思いますよ)
また占星術にしても、古典的(伝統的)占星術と現代占星術の両方の良いところを受容できました。
これ、どちらかに偏ると、それなりに双方のデメリットがあるのです。
文化芸術活動にも、いろいろ関わってきましたが。
自分が専門にやっていることが、文化芸術の中でも最上のものだと、公言する方もおられて……💦
タハハ……という結果。
本当に良いものを創造しようとするなら、
自分の人生に、自分が最上と思えるものを作り出そうとするなら、
人と比較しないことです
人の成功を妬まないことです
人を尊重(リスペクト)することです
そして、それができれば、自然と〝謙虚〟になれています。
謙虚が先で、逆の結果でもいいですけど。
いや、そもそも逆であることのほうが早いです。
謙虚な人が神の王国に入れる
そんな言葉があったような。
実際そうです。
傲慢さは、そういう点で非常にまずい。
傲慢でなくても、自分の何かを守ろうとするあまり、他を攻撃したり否定したり。
本当に神の王国にある人なら
本当に心の余裕がある人なら
そんなことする必要がありません。
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