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2017年5月21日日曜日

アセンションについての今の考え

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2012年問題の総括の中で、私はよく言われているアセンションについて触れました。
あの記事を読まれて、アセンションを信じている方、またそこを目指しておられる方が、もしかすると揶揄されているようにお感じになったかもしれないと思い、この稿を上げております。

その中で私は
アセンションについては、私は過去、言われているようなものはないのではないかとお伝えしていたと思います。
これは、もともと世紀が変わるころに起きると言われていたのですが、それが2012年ごろに遅れたという話になり……その後も遅れ続けているというものです。
と述べました。

これについてもう少し正確な説明をすべきだったかもしれません。

2012年が到来する前、アセンションについてそれが到来すると声高に主張されていた方々の書物をいくつか読みましたし、ネット上の情報ももちろん検索したのですが、その頃に言われていたアセンションとは、以下のようなプロセスと出来事になる、というものでした。

太陽系全体がフォトン・ベルト(光の帯)に突入する。
これが地球全体や人類に特別な変化を引き起し、地球は次元上昇する。
その結果、人間には肉体を含め、3次元から5次元へと進化する。
意識も進化する。
それが起きたらもはや以前の自分には戻れない。

という説でした。
いろいろな細かい違いはあります。このときに霊的に進化できる人とできない人は大きく分けられてしまうとか、違った世界で生きるようになるとか、そんな話もありました。
その頃に言われていたアセンションは、このように宇宙的な節理の中で、物理現象も伴って、半ば強制的に起きてくるようなニュアンスだったのです。
私が読んだ中で、特に印象に残っているのは、ゲリー・ボーネル氏の「新・光の12日間」でした。

分離や二元性の時代から、調和と合一へ向かうとか。
精神的な目覚め、悟りのためにどのようなプロセスを経るのか。

どれも素敵な話で、共感しました。
こんなことが2012年の「光の12日間」に起きるのなら、どんなに素晴らしいだろうと思いました。

そのころ、私はamebaのブログの中で、
アセンションが起きるのなら全然それは構わない。それが本当に来るのなら、自分もさっさとアセンションしちゃいます。
というような主旨で記事を書いたこともあります。

つまり起きるのであれば、アセンション、ぜひ来てくださいという気持ちでした。

ただ、アセンションはすでに世紀の変わり目くらいで起きるといわれていたものが、2012年に延期されていました。
起きることが非常に克明に語られ、私たちの意識や肉体にどんな変化が生じるのか、それを迎えるために何をすればよいのかなど明示されているだけに、2012年に来ると言われていたそのものが何も実感されなかった、ということに、多少なりともがっかりもしました。

私はともかく、私よりも明らかに徳のある霊性の高い人にも、とくにそういった現象は起きていない。

そうして今、アセンションがどのように語られているかというと、これもいくつか情報がありますが。
アセンションを信じる人にアセンションは訪れる。
アセンションしたいと望まないと起きない。
今もなおアセンションは起き続けている。
というようなお話が目につきました。

これは当初のお話とは相当変わっているわけで、私が「言われているようアセンションは起きない」というのは、まさに光の12日間に代表されるような、きわめて劇的で強制的な変化というのは、やはりないんだろうなということです。

そして、私はべつに、今のアセンションについて信じている方や、そのために努力されている方について、そのお考えを否定するような意図は毛頭ありません。
ここについての説明が不足していたように思います。

私はアセンションで起きる世界の変化や個人の浄化と覚醒などについては、そうなればよいと思っています。
実際、分離から合一の時代へ向かっているというのは、私は別なもっと強力な情報ソースから確信しています。
これについては、また書くことがあると思います。

そして、アセンションを迎えるために個人が何をすべきかということも、やって悪いことは何一つない。
むしろ私も日常の鑑定の中で、人にお勧めすることもあるようなお話も多い(心の浄化と癒しの方法など)。
それを信じて実践する人を不幸にするようなこともないだろうし、実践すれば心から解放され、癒されていく人もいるはずです。
※どんな思想や宗教もそうですが、こういったものに便乗して人を陥れるような活動も必ずありますので、そういったものはご自分で注意なさってくださいね。

それをやることが、本当に役立つかどうか、人を幸せにするかどうか、というのが、最大のポイントだと思います。当たり前の話ですが。
役立ち、幸せに貢献する生き方や考えであるのなら、むしろ歓迎すべきではないかとも思います。

私は、アセンションそれ自体を強く信じているわけではありません。
が、アセンションでいわれているような協調と合一の方向に世界全体が向かっていくのだろうということは、同じように考えていますし、個人が幸せになるために何が必要かということも、多くの部分で共感しています。
だから、これまで自分がやってきたことを、そのまま続けていけばよいのではないかと考えています。

そういう生き方をしていれば、アセンションそのもの信じていなくても、ゴールは同じになるのではないか、ということです。
※アセンションそのものを信じないとそれが起きないのであれば、これは致し方ありません。私は進化できない人類の一人ということになります。(笑)


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