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2018年7月17日火曜日

新しいサイクルを迎える前夜 2

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2023年には、日本は新しいサイクルを迎えます。
1994年以降、約30年近いサイクルが今終盤を迎えています。
目の前には、世界の風が交わる和合の象徴(きっかけ)となるオリンピックが控えています。

私の考えでは、別に日本でオリンピックが開催されたからと言って、それで急に世界は変わりません。
しかし、以下に述べる重大な役割や宿命があるからこそ、この結節点で日本でのオリンピックが開催される運びになったのだと感じています。


この2023年からどのような扉が開かれるのか。

じつは第一には霊的な扉が開かれます。
わかりやすいので、個人チャートの解読のように説明すると、個人でもこの傾向を持つ人は、天賦の才を与えられたり、加護を受けます。
それは自然の力であったり、不思議な出来事の流れであったり、人との出会いであったり。
一方、こうした大きな力は時に宿命として働き、個人の肩に責任を負わせることもあります。
神の意志に沿って生きれば発展し、抗えば転落することもあり得ますが、宿命は一種の強制力として働きます。
このようなことから、日本は地球(ガイア)という大きな生き物の中で、その意志を背負い、体現していくような役目を担う可能性があります。
それは根本的には霊的なものです。

第二に言えるのは、第一にあった宿命を授けられると、現実的には大きな責任ができてきます。
本人が望む望まざるに関わらずです。
結果的に、その大きな力の要請に従ってリーダーシップを発揮しなければならなくなります。
大きな力をその人の背後に感じ取った民衆は、これをリーダーとして迎えることすらあります。

第三に言えるのは、2023年の節目から強く出てくるのは、この大きな働きの背景にあるものは、アジアであるということです。
東洋といっても良いのですが。
この節目以降、とくにアジア、そしてアジアの中でも長い歴史(1万年以上の縄文時代から)を持つ日本に焦点が当たってしまうとみています。
中国はならないのか、という問いに対しては、ここ10年くらいの一時的な流れはともかく、長い目で見たときには「中国はならない」とお答えしておきます。
日本のようなチャート条件を備えていないからです。中国は勢力自体は拡大させようとしますが、霊的な承認を得ていないために真の意味での中心に立つことはありません。
今話題にしているのは、30年くらいのサイクルの話ですし。

第四に言えるのは、木星の加護が非常に強くなるということです。
2023年からの約30年ほど、日本はこの拡大・繁殖・繁栄・援助の星である木星のパワーを得て、今以上に次の二つのことが実現します(ほぼ断定)。
・日本の文化、価値観、民族性が海外へ今以上に広まる(世界の規範となるものがその中にはある)(その中には伝統的な文化もあれば、新しく創造されるカルチャーもある)。
・おそらく世界中の人が、日本に集まってくる(外国人旅行客は当面増え続ける。また留学や仕事で滞在する人が増える。場合によっては移民希望も)。

この二つは、ほぼ間違いのないところだろうと思っています。
これは現に今そうではないかと疑問に思われるかもしれないのですが、これには理由があります(後述)。
また、今がすごい状態だというのではなく、これからもっともっとこの流れが加速していくし、広範に波及する、ということです。

木星は外国という意味もあり、その点では日本の国際化ということも考えられます。
これは外国と日本の交流が、今以上に大量に、かつ密度の高いものとなれば、必然的に起きえます。
日本人は、自ら好んで国際化など、積極的にはしない国民性があるように思えますが、膨大な外国人が流入すると、強制的に国際化させられます。(笑)

あ、とはいえ、外国の何かに埋没するのではありません。
前述のようにアジア、それも日本の本来の部分に焦点が当たるので、その価値も見直されます。

他にも考えられることはありますが、このような状況の日本が、ここから先、しぼんでしまう、経済や国力が低下し、民度も下がってしまうというような状況は、私にはまず考えられません。
そのような悲観的な未来は、私には90%以上ないと思えます。
それどころか、木星の効果で発展する可能性の方が遥かに高い。

2023年の夏の切り替えが起きたら、そこからスコーンと何もかも状況が変わるわけではありません。
これは30年近いサイクルのことを申し上げているので、そこからの30年の傾向だということです。
しかし、切り替え後、じわじわ上記の傾向は実現していくでしょう。
実際、この傾向はすでに影響が出始めていると考えられます。
(「後述」の部分です)
新月や満月のチャートの暗示というのは、その少し前から実現されることが多い、と何度も申し上げておりますが、新月チャートでも4、5日前にはその効果が現れてくることが、しばしば見られます。
これはホロスコープがある結束点(意味ある状態)に向かうときには、その意味あるものがすでに予兆として表現され、準備されるからです。

毎月のカレンダー的な新月や満月の尺度では、それは4、5日程度(新月なら長い場合7日?)なのですが、このような長い周期の尺度では、それは7年かもう少し長い期間に変換されます(この数字的なものは、現状の観測と研究によるもので、確実ではありません)。
つまり1994年からのサイクルの中に日本は今はまだありながら、2023年以降のサイクルの効果もじわじわ顕在化しつつあり、だからこそ、すでに外国人が数多く来日されるようになったし、日本の様々なカルチャーは注目されるようになったわけです。
その現象は、ここ数年急速に進んでいる。
すでに移行へ向けて、どんどん進んでいるわけです。

他にもいろいろな見方はあるのですが、主だった上記の四つの傾向を突き合せると、私は今後、日本にある種の「軸」が移ってくると感じています。

過去の数百年の歴史は、欧米勢力による侵略の歴史でした(そもそも南北アメリカ大陸も侵略)。
その結果、欧米主導の世界のシステムができあがってしまった。
そのときの軸は、きっとイギリスやアメリカなどにあった。
しかし、そのシステムはもう至るところでほころびが生じ、今後の地球全体を支えていくものではなくなりました(あえて過去形で言おう)。

新しい文明、文化、価値観が必要で、それは新しくできた日本の軸で、新しく創造されるはずです(日本が勝手に創造するだけではなく、世界から集まるいくつもの風の交わりの中でできる)。


日本の古代。
黎明期。
大和地方に中央集権国家の礎ができました。
卑弥呼が生きていた時代。
その頃には、大和には日本各地(西日本、九州や東海、北陸など)から文化が集まってきていました。
これは土器の出土などからも明白です。
前方後円墳なども、各地の古墳の特徴が集まってできあがったものだという説もあります。

過去、日本の国内で、そのような「風」が交わるときがあった。
もちろんそれですぐに良い国になったわけでもなく、朝廷は関東や東北を侵略し、支配下に置いていった。
きれい事だけではないのですが、象徴的に言えば、この古代の日本で起きた国内の出来事が雛形で、それが今回は世界に波及するような印象を持っています。
(あ、だからといって、日本が他の国を侵略するなど、そんな未来はあり得ないと思います。あくまでも文明や文化として)


私がちょっと口を滑らせた黄金期というのは、そういうことです。

昨日と今日の記事で、皆様にメッセージとして発信したいこと。
日本は日没の時を迎えていません。
逆です。
まさに日が昇る時を迎えています。

この大きな流れの中で、くよくよしたり、萎縮したり、希望を見失ったり。
そんな生き方は、個人としても損です。
胸を張り、大きな宿命を与えられた国に生きる一人として、前を見て歩き出しましょう。
自分ができることをしましょう。

それが別に大きなことでなくても。
ただ隣にいる人を愛し、大切にすることでも。
それは物質的には小さなことに見えるかもしれませんが、霊的にはとてつもなく大きいかもしれません。

その中でも、お一人お一人が自覚してほしい。

私たちはこれから大勢の人たちに見られる、大きな大きな舞台に上がるのです。
今日は日本のことを中心に書いておりますので、それはつまり、
日本というステージで、私たちはそこに一人一人が参加するのです。
望む望まないは関係なく、否応なくステージに上がらされます。

晴れやかな舞台ですよ。

主役にしても、脇役にしても、
ダンスをする人、歌う人、
子役、あるいは群衆、
袖で活躍する舞台さん、
そのときのために編成されたオーケストラ、
笑顔でお客様を迎えるスタッフ、もぎりをするスタッフ……

みんな、他から見られるし、責任を持って役目を果たさねばなりません。


もちろん。
それは個人の意識や意志の問題で、参加するしないは自由。

だけど、この強い宿命の舞台では、望まなくても役柄は与えられる。

だから!


あなたらしく、
この国に生きる一人の人間として、
誇りを持ち、


いいところを見せてやろうじゃありませんか!!


明日は、このサイクル前夜の今後の注意点も書いておきます。




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