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2017年7月9日日曜日

為すべきことを為していれば


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ちょっとマニアックな話なのですが。

スズキのオートバイに、HAYABUSAというのがあります。
1300ccのメガスポーツバイクです。

これの衝撃的な登場は1999年でした。
 →現在のスズキ隼のHP

世界最速、時速300㎞/hをリアルに出すことができるバイクとして世界に降臨したのです。

まあ、時速300キロなんて、現実的ではない数値です。
 公道で出したら、一発免停です(笑)
フェラーリとかランボルギーニとかポルシェとか、そういうスーパーカーに憧れるのと同じで、非現実的な能力がまたたまらない魅力なわけです。

ステータスに乗るというのか、あるいは男のロマンに乗るというのか。
そんなものだと思います。
日本にはアウトバーンのような道はありませんし。

このHAYABUSA、1999年の発売以来、世界中で非常に根強い人気があり、名車としての地位が確固たるものとなっています。
2008年にモデルチェンジされましたが、キープコンセプト。

変わらぬ人気を保ち、現在に至っています。

じつは、このロングセラー・バイク、出生図がわかっています。
驚くべきことなのですが。
しばらく前に購入したある雑誌に、HAYABUSAの1号車のロールアウトが、1998年12月17日14時17分 愛知県の豊川工場であった、ということが記されていました。

つまりこのチャートが、HAYABUSAのネイタル・チャートなのです。


 画像はアマテルで作成→高機能占星術ソフト・アマテル

出生時間まで判明しているこのような製品の情報は珍しい。
会社の人はご存知かも知れませんが、私たちの耳まで届きませんから。

太陽は土星とタイトなトラインで、ノードとの間にグランド・トラインを作っています。
多くの人々に支持され、実績を評価され、安定的な地位を確保する暗示でしょう。
またHAYABUSAは、当時から「アルティメット・スポーツ」という呼称が使われていたのですが、それを証明するかのような部分もあります。

火星と天王星がトライン(これはどちらの星も先端的な工業製品としての優秀さを示しています)、そしてその中間点の小三角複合アスペクトとして、水星、月、冥王星があります。冥王星がまさに「究極」という言葉を持っており、芸術的なほど整えられたチャートだと思われます。

読んだ雑誌にはスズキ開発スタッフによる様々な苦労や努力が記録されていたのですが。

ちょっと不思議な気持ちになりました。

スズキの開発スタッフのその非常な努力があればこその名車なのですが。

同じように努力したからといって、名車と呼ばれる存在を必ず生み出せるわけでもない。
作った側はいいだろうと思っていても、商業的には不発に終わることはよくあります。

性能はもちろん、スタイルとか、価格とか。
あるいはそれ以上の何かしらの雰囲気、醸し出すオーラのようなもの。

そんなものが接点を持ったとき、名車が生まれる。

その誕生チャートは、こんなふうになっている。

そこに神秘を感じます。

その一方で、こうも思うのです。

誰だっていつもヒット作は作れないし。いつも成功ばかりできない。
落ちる時だってある。
失敗する時だってある。

でも、一生懸命為すべきことをしていれば、いつか何かのサイクルがピッと一致するときが来て、こんなネイタルを私たちにもたらしてくれるときがあるのではないか。

私たち一人一人はネイタルをもう持っていますが、何かを始めた時のネイタルにはそれぞれ意味がある。
開業するとか、起業するとか。
新しい生き方に目覚めるとか。

だから、今日も為すべきことを為すのであります。



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