昨日は墓掃除に行ってきたゼファーです。
この季節になると、毎年思い出すことがあります。
かつて、毎年とは言いませんが。
お盆が近づくか、お盆の最中に、我が家に出現していたある災厄のことを。
それは……
お〜ば〜け~(((゜д゜;)))
ではなく。
たいてい父が、何事か引き起こしてくれていたのですね。
ある年の早朝、その当時住んでいた築後100年を優に超える旧家の屋根を修理していて。
ドシャ!!
そのころ、毎日ホテル勤めで深夜まで働いていた私は、その異様な物音に飛び起きました。
屋根から誰かが落ちた! というようなことは、なぜか直感的にわかっていました。
外に飛び出すと、瓦礫のようなものの上に父がうつぶせに倒れて、「う~ん」とうなっていました。
救急車を呼びました。
このときは、全身数カ所の打撲で済みましたが。
ほかにも何度も、お盆かその前の季節に、何事かしていて怪我をしたり、肺梗塞を起こしたり、騒動を起こしているのが父だったのです。
しまいには母は、お盆頃に何かやると問題が起きるので、何もするなと怒ってみたり。
しかし、父もろくにいうことを聞く人間ではなく。
父はある意味、不信心な人間でした。
お盆が来ても墓参りなどしない。
父と祖父との間にも、何事か確執的なものがあったらしく、「墓参りになどきていらん」という祖父の生前の言葉を、そのまま実行していたのが父でした。
そういう人間だから、お盆になると怪我や病気をするのだと、母が言っていたこともありました。
あまりにも、お盆頃になると怪我や病気になっていたので、そういう発想が出てきてでも不思議ではありません。
そんな父も、祖父母、曾祖父母と同じ墓の中に今はいます。
2012年の父の他界以来。
私は幾度か父にまつわる不思議な夢を見てきたのですが、たぶん今では父も穏やかにあの世にいる。
家族たちとともに。
そんなことを思いつつ、墓掃除をしてきました。
お盆になると、親族がやってくる。
その人たちに気持ちよく墓参りしてもらうために、また先祖のことに思いをはせながら、墓をきれいにする。
いかにも日本人的な行いで、もう何百年も続けられてきたような風習に組み込まれていますが。
それにもまた意味はあるかな。
自分にとって。
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