明日25日の20時11分――満月です。
12月11日の新月は「未来のことを見据え、今用意できることをしておく」というものでした。
その流れの中でターニング・ポイントとなるこの満月では、二つのことが重要になってきます。
見据えた未来の結果、何をしなければいけないのか判明することで、よりいっそう具体的に目的意識を共有する人たちと共に、計画を実行に移していかねばなりません。
新月と限りなく似た側面を持ちながら、計画と実行、その共有というのが、この満月ではずっと具体性を帯びて形になってくるのです。
たとえば未来を見据えたときに、川を渡らなければならないと分かったとしたら、そのために船着き場を準備したり、船を建造したりするのがこの時期になります。
場合によっては、それは橋を架ける計画になることもあるので、木材を用意したり、実際に橋を組み立てるという作業がここにあるわけです。
その作業の多くは、自分以外の存在を必要とするため、どうしても助けがいります。
であれば、ここでその人たちと議論を戦わさねばなりません。
そして船や橋が絶対に必要なのだということを理解してもらい、自分の正当性もちゃんと主張できなければなりません。
ここでは自分の正しさを打ち出し、理解を得る努力が必要なのです。
もしこの作業が、他人を必要としない作業や仕事で考えるなら、自分への正当化が大事だということになります。
自分が納得できるだけの論理武装をし、自分の中の弱気や迷いを打ち消せるだけの議論を心の中で戦わせることです。
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この満月は本能的な力が強まります。
制御しにくい感情があり、センチメンタルな気持ちなどが強く働きます。
気分や本能での動きが個々人で強まるので、そこを自覚しておくとよいでしょう。
この本能的な動きは、東南アジアからインドあたりの経度かヨーロッパ、アフリカで強く働きます。
かなり感情的な反応が顕著に見られるでしょう。
またこのところ強い火星は、インドネシアやフィリピン付近、南米で問題を起こすかもしれません。
日本は、やや地震や噴火などに注意が必要です(やや西寄りの地域海域?)。
食に関すること、子供や母親に関することがクローズアップされやすいでしょう。