ある日、息子が悩んでいました。
「う~ん、遊戯王の前売り券の発売日がなあ……」
「う~ん、おれ、土曜日いけないんだよなあ、う~ん」
そしてVジャンプを片手に、来年上映される「遊戯王」の映画の内容やら、その特典カードやらを説明してくれます。
私はかつて、「遊戯王」のカードゲームにハマったことがあり、子供たちと対戦をやらかしていたこともありました。
デッキの作成はかなり得意だったように思います。
それは2007年か8年あたりの話で、当時、苦闘していた私にとっては、ある意味、良いガス抜きにもなっていたように思いますし、何よりも子供たち、とくに息子とのコミュニケーションで非常にいい働きをしてくれました。
しかし、私が「遊戯王」カードに関心があったのは、やはり初期シリーズが一番で、シリーズ3番目のシンクロ・モンスターのあたりになると、もう自分でカードを購入するということはしなくなりました。
正直、あまりにも複雑化する「遊戯王」の世界についていけなくなったのです。
新しいカードを次々に生み出して儲けたい企業の論理はわかるのですが、その販売戦略にどこまどもどこまでも振り回されるというのも嫌だった。
その結果、カードゲームそのものが面白くなくなっていったのです。
しかし。
現在、22歳になっている息子は、いまだにずっとこれにハマっていて。
映画に行くともらえる特典カードも数種類あり(来年4月5月の話です)、前売り券についてくるカードもほしい、と。
だけど、彼は今ホテルの仕事をしているので、土曜日の発売日にそこへ行けない…ということを、じわっと訴えてきます。
「しょうがねえなあ。父が行ったるわ」
ということで、昨日、倉敷のイオン・モールへ早朝から行きました行かされました(笑)。
イオン・モールの映画館の窓口で、9時から販売されるということで、枚数制限もありますし、早めに到着。
それが8時半でした。
9時まで車の中でゆっくりしようかと思ったのですが。
どうもすでに駐車されている車の台数が多い……
嫌な予感がしたので、とりあえず行ってみると、すでにモールの入り口が開放される以前に、長蛇の列が!!
げ。
まさかこれ全部、前売り?
「遊戯王」以外のものもあったのかもしれませんが、とりあえず並んで待ちます。
コートのポケットに、文庫本を忍ばせていて、助かりました。
備えあれば患いなし。
今読んでいる古代史関係の本を、まさに立ち読み。
ようやく入り口は解放され、しかし、売り場に到着するまでがまた長いA=´、`=)ゞ
私の近くにいた男性二人も、まあ、中学生や高校生には見えず、そこそこいい年齢になっているのですが、やはり「遊戯王」目当てのようです。
ま、それを言ったら、私のほうがよっぽどオジサンなのですが(爆)。
そうしてようやく手に入れた前売り券。
なんと8時半から並んで、買えたのが9時40分!
私は日常生活でもレジャーとかでも、「並ぶ」ということをあまり好まない人で、並んでまでしなければいけないのなら、なんとか時間帯をずらすとか、違う選択をするということをします。
まあ、読書できる状態で行ったので、その点、救いがありました。
前売り券3枚。
3枚買ってきてと頼まれたのですが、要するにこれは前売り券一枚に特典カードが一枚ついているから。
前売りだけではなく、上映されたらそのときの入場券にも別な特典カードがつくらしいので、それはそれで買う人も多く、そういう人はきっとこの1500円の前売りは、要するに1枚1500円出してその特別なカードを買っているだけ、という状態かも。
なかなか悪辣な商売ですな~~~(^_^;)
しかも来年になるともう一度、別な特典カード付きの前売り券が販売されるらしい。
当然、私はまたその時に買いに行かされる???(いや、確定)
前の晩から、私がちゃんと覚えているか心配でならなかった息子は、帰宅後、顔を見るなり、もの問いげな目で私を見る……
「ちゃんと買ってきてるよ」
表情が明るくなりました。
特典カードがこれ。
すごい効果だこと……こんな強いモンスターがこの効果は反則的。
まあ、ブルーアイズは、やっぱカッコいいですな。
私はブラマジ派でしたが(魔術師系が好きだった)。
それにしても。
22歳。来年の2月には23歳になる息子。
私もいい大人の年でこれにハマった時期があるので、人のことは言えんのですが。
要はバランスなのですね。
こういったものばかり大好き、頭がいっぱいというのは、親として心配……。
もうちょっと大人になっておくれ。
すごい効果だこと……こんな強いモンスターがこの効果は反則的。
まあ、ブルーアイズは、やっぱカッコいいですな。
私はブラマジ派でしたが(魔術師系が好きだった)。
それにしても。
22歳。来年の2月には23歳になる息子。
私もいい大人の年でこれにハマった時期があるので、人のことは言えんのですが。
要はバランスなのですね。
こういったものばかり大好き、頭がいっぱいというのは、親として心配……。
もうちょっと大人になっておくれ。
☆ こじまぷりんせす、初舞台12月! →詳細はこちら