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作家として
占星術研究家として
家族を持つ一人の男として

心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。


2016年1月11日月曜日

大事なことは自分で見つけろ

今年の12星座。
そして今年の日本。

これらの記事を書きながら、ある時なのですが。

はたと、胸に落ちたことがありました。


大事なことは知らされていないのだと。


ここで問題にしているのは、占星術に関することです。

私はすごくたくさんとは言いませんし、むしろ膨大な占星術関係の書物全体からすると、ごくわずかしか読んでいないと思います。
占星術それ自体も、教科書となった良書はありますが、ほとんどこれ独学です。

自分でチャートを見て、自分で解析して判断して。

そして、これだということを見つけ続けてきました。

日本に関する解読も、世間に出回っている占星術情報をもとに解読していないのです。

もしかしたら、私の知らないどこかに、それを書いている書物があるのかもしれません。
私が不勉強なだけかも。

でも、私は知らないのです。

それに関して、ちゃんと解説してくれている書物や、ネット上の情報を。

今どきですから、何らかの書物が出版されていたら、どこかにネット上の情報になって出ていることが圧倒的に多いのですが、それに関しての情報はない。

それってなんだッ?! と思われると思うのですが、それの中身はいくつもあります。

ですから、それらというべきかもしれないのですが。

その一つは、国家などの運勢を見るときの具体的な技法です。

よく知られている世に出回っている書物や情報は、正直……

そんなんで、この現実を説明できないでしょ。
それくらい、同じようなコンディションにほかの国もなるし、これでそんな断定的なことは言えないでしょ。

というレベルもので、まったくと言ってはいけませんが、本質的なところでは役に立たない情報なのです。

たとえばそれは、わりと知られた海外のマンディーン占星術の方の書物でもそうだったりします。

つまり、はたと胸に落ちたのは……


本当に大事なことは世の中に出回っていない


ということなのです。

ここ数年やっている観測作業と同じ技術について、私はネット上でも書物でも目にしたことがないのです。

それは、たとえていうと……

私は12星座の占いでも、個人の運勢のほうが圧倒的に意味があり、星座ごとの運勢など単なる「全体傾向」にすぎないと、口が酸っぱくなるくらい繰り返していますが。

世間に広がっている12星座占いと個人の運勢解読のあいだには、とてつもない落差があります。
雲泥の差、月とスッポン、ピンとキリ。
どうとでも言えますが、
とにかく精度がまったく違う。

ある傾向の出来事が起きる確率について、世間で知られているものは、「まあ、あるかもしれない」「もしかしたら、あるかもしれない」という程度のものですが、本当に個人を限定した鑑定でなら、「この傾向の出来事についてはABC、これらのどれかで起きるだろう」とか「それはこのタイミングで起きるだろう」とか、あるいは「この時期に関しては、結婚はうまく行かないだろう」とか、非常に絞った特定ができるのです。
後者では、ある出来事の始まりと終わり、強まるときと弱まるときの時期まで観測できることはざらです。

それくらいの差があるのです。

ただ、この件に関しては、私がそうしたように、良い書物を見つけたり研究したりで、補うことができます。
またこのくらいのことはちゃんと教えておられる先生もいらっしゃると思います。

ですが。

マンディーン(国家や企業などの集合体を鑑定する技法)では、さらにハードルが上がるのです。

この本質的な解読につての知識の流出が、ほとんどないように思えるのです。


不遜とか唯我独尊的という非難を受けることも覚悟であえて申し上げますと、

大事なことに気づく材料は与えられている
でも、奥義的なものは「自分で気づけ」という形で封印されている

ということなのだと、ストンと胸に落ちたのです。

これが大いなる勘違いだとわかったら、皆さん、どうぞ、私を思いっきり笑い飛ばしてください。

たぶん、同じような技術や知識を持っている人は、世の中に大勢いらっしゃるのです。

しかし、その人たちは自然と、それを得るべき人間にしか伝えていないのではないか。

得られる資格のある人間というべきかもしれません。



たぶんですが。

本質的な知識を伝えてきている人たちが存在しています。

彼らは沈黙を守っている。

それ以外の、気づく少数の人がいる。
が。
彼らもその特殊性、秘匿性に気づき、限られた人にしか伝えない。


無制限に公開しようとした場合、本質的な知識を伝えてきたグループの一部(だと思いますが)から圧力がかかる。

もしかすると、そのようなこともあるのかもしれません。


誇大妄想と思われる向きもあると思いますので、それはそれで流してください。

私も確証があるわけではない。


ただ。

占星術の伝統は何千年にもわたってあります。

その何千年もの間、私と同じようなことに誰も気づかないわけがない。

誰かがとっくに気づいているはずのものです。

いかに観測技術が進歩し、正確なチャートが作成できるようになったのが近世だとしても。


とっくに誰か気づいてないとおかしい。

近世以降でも、もう何百人、ひょっとすると何千人もが気づいていないとおかしい。


気づいていれば、その情報はとっくに多数流出していて当然。

なのに、出ていない。




それはきっと、アーモンドの花が日本に咲くという予言が封印されているのと同じ根から出ているような……。



しかし。

何もかも訪印されているわけではない。

ともかく。

大事なことは自分で気づけ、ということなのかもしれません。


明日、これに関連した占星術の根っこのお話を書きます。