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2018年3月13日火曜日

海王星の浸食

以下の記事は、特定政党などを批判する意図はございません。
世相をホロスコープから読み取っているに過ぎませんので、ご容赦ください。


大変なことになってきました。
森友学園への国有地売却問題で、財務省の関連決済文書が国会提出時に改ざんされたことが明らかになりました。

あ然となりますね。
もはやこうなると、何も信じられない。
公文書が書き換えできるのなら、もうなんでもアリで。

行政への不信だけではなく、政界にも激震が走っています。

2018年の日本と東アジア情勢の中でも触れているのですが、ここしばらく日本は政府や国そのものが、かなり不安定な状態にあります。
目下それを強めている段階です。

ただし、革命的なことが起きて、新体制に整理されるような動きではないとみています。
与野党も含めて、政局全体が相当に流動的になる運勢が強く、2017年もすでにこれが出ていたと考えられます。

この流動性は、どちらかといえば、与党(現政権)の方に出やすいとはいえます。
今後の流動の中で、現在の与党の体制が、ある程度変容してくるようには思います。そしてこの運勢下で(与党野党に限らず。地方議会なども含め)、相も変わらず不祥事的な情報が出てくるように思います。
そういったものの積み重ねの中で、基盤が崩れやすい。


ということが、まさに現実になってきています。

この不安定さというのは、海王星がもたらすものです。
改ざんというのは、海王星の力そのものでもあります。

安倍総理はここ2ほど年ですが、海王星のハードアスペクトを持っていました。これが強まって森友・加計問題が出てきた。
現在はそれが弱まっていく方向なのですが、これが弱体化する時期は、遅い場合は今年の7月頃です。終了にはさらに半年ほどかかります。
そこまで逃げ切れたら…だったのですが。

昨年の衆院選頃の記事で、安倍総理はこの困難な運勢をうまくしのいだのかもしれないとお伝えしました。
しかし、やはりここでもまだ海王星の影響から抜けきれなかった。

安倍総理の運勢は、ちょうどアメリカ大統領選でトランプ氏に敗北したクリントン氏と同じようなものです。
そのため、足を引っ張る情報も出てくる(他から流される場合もあれば自ら墓穴を掘る場合もある)。

大きな立場になればなるほど、ハードアスペクトのコントロールは難しくなります。

まして個人的な運勢だけでなく、日本全体に海王星の影響が強まる状態にある。
避けようがなかったのかもしれませんね。

これが内閣総辞職みたいなところまで行き着くのか、それとも今回のケースに限っては、一部の官僚や閣僚の辞職で終わるのか、私は予知能力者じゃないのでわかりませんが。
流れとして、この海王星の影響は終わりではないのです。

ちょうど今の日本の状態は、2006年~2012年頃の運勢と似ています。
その当時、小泉→安倍→福田→麻生→鳩山→菅→野田→安倍という総理大臣の変遷なんですが、とくに安倍(第一次)から民主党へ政権が移るまでの与党の崩れっぷりは、まだ記憶に新しいでしょう。

金の問題や失言を繰り返し、ガラガラと自民党は崩れてしまった。

その当時、天王星が魚座の中盤度数から牡羊座へイングレスするという流れの中で起きていました。
じつはこの天王星に変わって、現在、海王星が同じような位置を移動中。

海王星の方が動きが遅く、長期にわたる。

私はこの時期に、たぶん日本の政局は不安定になるだろうとみていました。
2017年あたりからこれは顕著になり、オリンピックを越え、2025年か26年あたりにならないと、落ち着かない可能性もあります。

前回の天王星の流れは、急速に政権交代を促しましたが、海王星はあのような急速な変化はもたらさないかもしれない。
しばらくは混沌とした状態を作り出し、国民が政権を安心して任せる選択がしにくい状態が続く可能性もあります……
これ、国民的には一番、いやな状態ですね、たぶん。
他の政党にも安心感がないわけで。

しかし、与党が危険である可能性が高いのは当然です。
安倍総理ご自身は、かなり今のお立場に止まろうと努力されるでしょうが、どこかで限界が来るかもしれません。
もし北朝鮮との対話・交渉が進めば、有利な「北の風」も弱くなりますし。

この流れを食い止めるためには、よほどの人に登場ねがわねば難しいでしょう。

今年の日本は、やはり荒れ模様ですね。



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