たまたまなのですが。
鑑定でもネット講座でも、太陽と月のことが話題になっています。
ホロスコープ上、太陽と月が格別重要であることは間違いありませんし、それに占星術のことなど考えなくても、普通の感覚で、太陽と月が「他の星と違う」ということはわかっていただけると思います。
いや、天文学的には太陽が恒星、月は地球の衛星で、他の金星や木星は惑星だろうというのは当然のこととして。
視覚的にとても大きな天体であること。
たまたま地球上から見ると、太陽と月はほぼ同じサイズで(視覚的なサイズ)、だから重なる位置に来ると皆既日食とかになる。
不思議ですよね~。
太陽のほうがすごく遠くにあり、月はすごく近くにある。
それがたまたま、見た目上は同じくらいの大きさだなんて。
視覚的には「等価」とも言えます。
その一方、太陽は自ら輝きますが、月はそれを反射するだけ。
まあ、月以外の惑星も全部反射しているだけですが。
存在感の大きさは等価だが、機能はぜんぜん違う。
占星術上、太陽はトータルな自分であり、月はよりプライベートな側面を持つ自分です。
太陽は昼の自分、月は夜の自分という表現もあり。
月は動機で太陽を結果という見方もあります。
太陽と月のどちらが、個人のチャートで優勢なのかは、もちろんこれはその人のチャートを見なければわかりません。
太陽と月が誰にとっても等しく、同じような比率では作用していません。
まあ、たまにはほとんど同じという人もいますが……(あ、自分がそうかも)(笑)
これが車の両輪みたいにうまく機能すれば生きやすいし、またあえて同調しにくい人生を選択している人もいます。
これは魂の計画に沿った結果のホロスコープの特徴ということになりますから、別にそこには優劣はありません。
生きにくい人にしてみれば、「生きやすい人生が羨ましいわ!」と思われるかも知れないのですが、今回生きやすい人も、過去生のどこかで生きにくい経験もしていて不思議はありません。
転生のプロセスという長い目で見たら、そこには「差」などほとんどないと思われます。
大事なのは、今生きる人生を大切にすること。
それに尽きます。
それぞれの人生があるわけですが、この命を全うすること。
十全に体感すること。
ホロスコープは、あくまでも「この世的」なもので、物質的な表現です。
この地上に与えられたその人の存在ですから。
それを十全にクリアするほど、課題から自由になれます。
今回の人生でそれがうまくできるほど、自由度は増しますし、また次の人生も楽になるはず。
とりあえず。
自分の太陽と月に感謝。
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