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家族を持つ一人の男として

心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。


2016年4月26日火曜日

カルマを越えていく


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人はみな、それぞれにカルマを背負って生まれてきています。
これがゼロの人間はほぼいない…と思われます。

少なくとも転生している魂であれば、前回の人生で蓄積したなんらかのカルマは持っているはず。

カルマはサンスクリット語の「行為」という意味なので、かならずしもマイナスの意味だけではありませんが、一般的にはその人が蓄積した解消すべきものとして使われることが多いようです。

人は行い、その行いは池に投じられた石が水面に起こす波紋のように、行いによる波及効果があります。
その波紋は、周囲にいる人たちに少なからぬ影響を与えます。

心地よさや優しさを引き起こすこともあれば、敵意や悪意、憎しみ、怒り、嫉妬、別離の悲しみ、喪失感……そのような感情を引き起こすこともあります。
そして引き起こされた感情によって、その周囲にいる人たちの間に何事か問題が起きることも。

起きた問題はさらに大きな波紋を広げる投石となります。

こうして解消しえぬものを抱えたまま、私たちはこの輪廻転生というゲームを生きています。

あえてゲームと申します。

ただスマホやプレステなんかでやるゲームとは異なる、コズミック・ゲームです。

宇宙的な遊戯。


ただ同じことを延々と繰り返すのがこのゲームでもないでしょう。

それならば命に意味など見出せなくなってしまいます。


どこかでカルマを解消させる動きが生じてきます。

これは過去生のものが多いと考えられますが、もちろん今回の人生で作ったカルマを今回の内に終わらせてしまうという賢明な選択もできるでしょう。


こうしたカルマの浄化時には、かならずと言っていいほど、本人を目覚めさせるための出来事が起きます。

これは相当にきつい体験であることが多く、この体験をちゃんと禊にできるかどうかは、本人にかかっています。
ここでさらにカルマをこじれさせてしまう場合もあるでしょう。

しかし、多くの人たちがこの出来事を経ることで、浄化へと導かれて目覚めていきます。

そうなることで一人一人が幸せになれます。



このカルマは個人にもあれば、その企業にも地域にも、もちろん国にもあります。

今年は浄化の年。

私たちはともに乗り切っていかねばなりません。

共にワとなり。

共に手を携えて。