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2018年12月23日日曜日

9ヶ月ぶりのルミネセンツァ

総社のイタリアン
オステリア・ラ・ルミネセンツァに久々に行きました!

前回は確か、奥さんの誕生日頃だったので、3月頃のはず。

往路の道中、奥さんは幾度も
「うふふ、楽しみだな~♪」
「うふふ、何が出るのかな~♪」
と言っていました。

私ね、もちろん自分もおいしいものを食べるのは好きなんですが、目の前でおいしいものを食べて喜んでいる女性を見るのが好きなんですよ。
こういうのって、やっぱり男よりも女性のほうが、すごく素直というか、あからさまというか、見ているこっちもハッピーになれます。

そういうのが、自分は好きなんだなと、再認識。
(金星・海王星コンジャンクションのせいか)


前菜が来ましたよ!
大根の土台の上にあるのは、サワラの塩漬けをオーブンで焼いたもの。
サワラって、「鰆」と書き、春の魚で瀬戸内ではよく食べられるのですが、実は回遊魚で、あまり春先には瀬戸内に入ってきません。
実際には早くて4月5月くらいですかね。

今の時期から2月3月あたりには、長崎あたりで採れるのです。
この日のサワラも長崎沖というご説明でした。

どっこいしょ、とサワラをどかしてみると、


ダイコンと牡蠣の味噌グラタ~ン♪

このダイコンがね、ダイコンがね、もうね、とろっとろ。
舌の上で消滅していくような……

ちくしょう。牡蠣もうまい具合にはまりやがってっ!



奥さんのチョイスした牡蠣のオイルソースのパスタ。
ソースは全体に、ちょっとピリッとしていて、トウガラシかな?

いつもは積極的には牡蠣を食べない夫婦なのですが、こいつは無問題。
牡蠣が独特の風味を与えています。



ムール貝とエビの白ワイントマトソースのパスタ。

うーん。
これ。

このお店のソースって、すごく控えめで、パスタや具材を支配しないんですよ。
といって、姿を消しているわけではなく、主張せずに他を立てることで自分の良さを示してくれているというのか。

白ワインとトマトのソースが、すごくすっきりしていて、ムール貝とエビちゃんを二層に楽しませてくれます。



奥さんのチョイスの仔牛のタンの料理。
パイ包みになっていて、上にベーコンが。

中はというと、なんとタンが赤ワイン煮込みになっていて、ナイフを入れるとふわっと身がほどける。
すごくやわらかくて、これがタンかというほど。
お肉の繊維が一つ一つほどけ、それを赤ワインソースに絡めて食べると……

うーん。
この日はベーコンとハーブのパンと干し柿とブラウンシュガーのパンの二種だったのですが(写真撮るの忘れたー)、奥さんはパンを先行して食べ過ぎ、後悔していました。
それでも根性で、すべてのソースをすくい取っていましたが。(笑)



私は鴨をチョイスしました。
この店では、いつもオーダー時に、メインの素材しか説明してくださらないので、チョイスした素材がどんな形で出てくるかわからないのも一つの楽しみとなっています(パスタはソースの説明があります)。

鴨が……鴨が……
まるで花のよう。

ソースはタップナードで、つまりオリーブのソースです。
鴨はしっかりとした肉質で、歯ごたえもあり、火の通し方が良いので旨みもあり、タップナードソースがほのかにそれを支える。

花弁というのか、台座的なパイ生地は最初に、バサーッとナイフ・フォークで破壊しちゃったんですが(でないと肉が切れないので)、このパリパリ生地と一緒に肉、ソースをいただくのも、また楽し。



洋梨のタルトとミルクのジェラート。
デザートもまた、あまり自己主張しないことが多いんですよ。
全体の中の一つという感じで。

ミルクのジェラートは、このお店のジェラートの中でも一番好きかも。


さあ。

さあさあさあ!

前からこのブログを読んでいる方は、ここらで「彼」が搭乗することをご理解いただいていると思いますが。


ピッチャー、ゲロゲロ君!

あ、ゲロゲロ君というのは、私たちが勝手に名付けているだけなので、本当はミルク・ピッチャーですからね。

では、彼の登板をご覧あれ。




お後がよろしいようで。
(ホントに良いのかっ?)

失礼しました。(笑)



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