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作家として
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家族を持つ一人の男として

心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。


2023年6月1日木曜日

大峰山へ登頂チャレンジ!

 


― the field for the study of astrology and original novels ―

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ご訪問ありがとうございます 🌟

当然、昨日の続きでございます。

長いのでウゼーとお感じの方はスルーでお願いします。(笑)



旅館の朝は、すがすがしい日の出と共に……



ありがたい。
一週間前の気象予報では、雨が90% ウワーアカン⤵
と思っていたのですよ。

昨日でもそこそこ60%くらい?

でも……青空が。



旅館の目の前に幣掛神社というお社が。
横から水が流れ落ちてくる。

速秋津比売がご祭神。
そして、そばに……



役(えん)の行者、小角様も鎮座されております。

なんと。
たまたま泊まった旅館あたりからも、大峰山に修行に登る人たちがたくさんいたのですね。
この旅館にしたのは、今回の旅程を組んでいるときに、奥さんが室生龍穴神社を勧めてくれたからで、それ以前に押さえていた旅館をキャンセルして、こちらに切り替えたのですが……(; ̄Д ̄)コリャオドレエタ

もちろん、昨日の吉野の金峰神社あたりからも、長々と登山道が通じています。

いろんな方向から大峰山に修験者の道がつながっている。

そして、今日はその大峰山へ。
初登頂チャレンジ!!

果たして、私の大峰山チャレンジは成功するのか!?

……という以前にですね。
ナビに任せていたら、とんでもないルートを案内され、インプレッサを酷使し続けました。
昨日の道なんかメじゃない。

本当の車一台分の道を延々案内され続けました。
そんな道で「9キロ道なりです」なんて案内された日にゃ……
ニャンダト! となりますよ。

極めつけは、そんな車一台分のトンネルに突入したこと。
いや、インプレッサ、ぎりぎです。
高さも低い。

なんていうか、鍾乳洞あるじゃないですか。
その中をぎりぎりで進むような感じ。

狭いところ、大丈夫ですよ。ええ。
でもなあ、これはひどい。

幸いなことに、どうにもこうにもかわせないような場所では、一度も対向車とすれ違わなかったこと。
普通の道走った方が早かったのでは??(怒)


 大峰山登頂チャレンジ


そんなわけで、登山口の大橋茶屋に着くまでに疲れた……

が、これも修行のうちか。


大橋茶屋から見上げる空には、

これは龍??

というような雲が。



とにかく、雨に降られなかっただけでもありがたい。
あんまりひどかったら、断念して再チャレンジするつもりだった。

でも、これは奇跡ですか。



清浄大橋を渡ったところの山門。

くぐってすぐ右に不動明王の立像と役の行者様の祠があります。

無事に行って帰ってこられるように、祈りました。



そして、すぐに女人結界のエリアへ。

事前に仕入れた知識では、片道3時間弱。

あるいは2時間半(たぶん登山慣れした方)くらいで山上ヶ岳ということです。


9時12分くらいに女人結界を越え……約30分後に一本松茶屋に到着。



前回はここで引き返しています。
去年の11月ね。
昨年は突発的な思いつきで、時間がなかった。

そのときの経験から、私は「結構いけるんじゃね?」と安直に考えていた、ということが、この後に発覚します。



とにかく、長い。

こんな木材を組み合わせた上り坂や、岩だらけの場所などが延々と続く。



私は小一時間くらいでしょうか。

えんえん、役の行者様に語りかけていました。(笑)


桜井識子さんの著書で、役の行者様とお話をされたということがあったので、私も役の行者様がいらっしゃるこの山で、勝手に一人語りしていました。


妻のこと

娘のこと

息子のこと

母のこと

それから忘れずリブラのことも(笑)


自分のこともペラペラしゃべりました。

もしですが、役の行者様が聞いてくださっていたら、

ウザッ!

と思ったかもしれません。こんなところまで来て、自分語り?



あ、愚痴じゃないんですよ。

ただの経歴紹介と家族について思っていること。

とてもいい奥さんなんですとか。

リブラが猫らしくない第二夫人だとか。


いやでも、そのおかげでですね……(笑)

結構、初期の一時間が楽だったのです。


黙々と歩き続けるのはきついですが、誰か聞いてくれてる想定で話していると時間もたちます。




これは、途中の役之行者慈悲乃助水です。



水、飲んでもいいのかな~と思ったのですが、ためているところにいろいろ浮いていたのでやめておきました。


大峰山は水も豊かなところです。



ありがたいことに、まだ青空が見えます。



こちらは洞辻茶屋。



私のルートは、ピンクっぽい道です。
山上ヶ岳までだと、登りの半ばは越えています。



茶屋と言っても、どこも無人でした。



この茶屋は吉野の方からの修験道と大橋茶屋からの修験道と交わるところにあるようです。



茶屋の前後に不動明王が。



基本的に、この山には神変大菩薩である役の行者様と不動明王の信仰が強いようです。



と、いきなり山頂の付近をガスが覆います。
ここは2000メートル級の山なので、つまり雲ですよね。



やばい、と思い、急ぎます。



次々に現れる小屋(やはり無人)。




ここを過ぎてから。

なかなかにキツかったあせる

息が上がるような急な木段がいくつもあり。


距離的にはもう近いはずなのに、幾度休んだか。



どんどん、山々をガスが埋めていく。



役の行者様の像は至る所にありますが、ここには……



亀石と呼ばれるものもあります。



この後がまた、厳しかった。

もうね、膝のまわりがやばい。

筋肉が。


杖持ってくるべきだったと、この頃になって思いました。

膝にじわじわ痛みも出てきている。



おお、また山門が。

これはもしや、終点が近いのでは!?


ところがですね。

ちょっと行くと、こんなただの岩っぽい難所があり、登ってみても、その先があるのかないかの微妙。



仕方なく一度山門に戻って確認。

どうにもわからない。
ほかにルートはなさそう。

つまり合っているのか?

一瞬、もうここまで来れば登頂したも同然で良いのでは?
とか思ったのですが、
いやいやいや、
もう一度来るのって大変ですよ。

ここまで来て、頂上極めたかどうか微妙です、大峰山寺も参れませんでした……
というのはない。

とにかく、怪しい岩場を越え、あ、やっぱり道があるな、と。
その後も岩場があり、もう這いつくばって登って、岩や樹木につかまりながら降りたりしました。

そうして、とうとう……


もしや、これがゴールなのか?

頑張って登ります。



出たー!!

この残りわずかな石段を登るも大変な状態でしたが、



ついに到着!!

私の頭にロッキーのテーマ♪が流れました……

というのは嘘です。(笑)


もうかなりヘトヘト。

頭もスカスカ。


ちなみに大峰山寺の内部は撮影禁止。

もうなかなかに訪れることは難しいので、御朱印とか、いただいてきました。



このとき、だいたい正午前後。
2000メートル級のこの御山の頂上に、いかにしてこんな立派なお寺を創建したのか。

現代人は軟弱だと痛感。
だって、私も登ってきましたけど、いろいろ木材の階段とか、橋とか、作られていました。
道だって、終盤危うかったけど、だいたいはっきりある。

私の過去生の一つ、修験者の人物。
そんなものはないのが当たり前で、さぞかし今日の私をお笑いになったでしょう。




これ、頂上の印。

なんだかんだいって、この台風接近のさなかに大峰山登頂ができた。
これにはもう感謝しかありません。



実は私、ひそかにこの大峰山の山頂で、コンビニの梅おにぎりを食べたいと思って、用意して向かいました。

頂上からの絶景を背景に、おにぎり食っているところを動画で撮ろうという、ひそやか~な野望があったのですが。


ですが、なあ~~んにも見えない!

仕方ないですよね。




往路、山門を出たところで。


往路については書きません。

あ、一個だけ。


途中の茶屋で小用を済ませたのですが、

そのときにもう、膝がプルプルで、ガニ股立ち小便になっていました。(爆)


この経験は剣山以来か。

(帰りのケーブルがなくなってしまったことがあった)



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