サビアン度数としては、蟹座29度になります(前回の続き、二度目の蟹座のの新月)。
・ミューズが双子を天秤にかける。
・ギリシャの女神が黄金の天秤で新しく生まれた双子を量っている。
ミューズは、詩歌、音楽、芸術、舞踊、学問などの女神です。ゼウスの娘たちであり、9柱。
ミューズが管理するのは、この物質世界の勢力や実利ではありません。いずれもすぐに飯の種になるとは限らない、しかし、内的な衝動や満足のためには絶対に欠かせないものです。
前新月では「新しい旗を掲げる」ものでした。
このシンボルの「新しく生まれた双子」は、そのプロセスの中で生じたものと考えられます。
その双子を天秤にかけるということは、これ破綻に体重を量るということばかりではなく、二つの意味があります。
一つは、真の意味や価値を量るということ。
もう一つは、生まれたものを相対的な現世の中で整え、バランスを取っていくということ。
画像はアマテルで作成→高機能 占星術ソフト・アマテル
この新月は、今年の日本にとって、きわめてきわめて重大な意味を持ちます。
ここが日本にとっての、今年の最重要なターニングポイントだと、私は考えています。
当然ですが、本来ならば、このミューズの天秤の中で東京オリンピックが開催されるはずだったのです。
オリンピックが延期された今、それでもこの新月が最重要であることは間違いありません。
ミューズが管理するようなジャンルでの比較的な何かがもたらされる可能性があります。
学問の中には天文や占星学も含まれますし、もしかすると現在のコロナの問題でも、重大な発見や進展がある時期となるかも知れません。そうなってほしいものですし、この新月が日本に強く働くものであることにも意味があります。
この新月では、人はそれぞれに目指すところのものの価値を量り、それをこの世に降ろすためにはどうすれば良いか、相対的に考えていく必要があります。
自分の夢・離島と現実との兼ね合いが天秤かも知れませんし、何か違ったものを突き合せることでうまく行くのかも知れません。
補完的なものと出会うのかも知れません。
ミューズが管理する仕事を行う人にとっては、飛躍の時になりやすいのですが、コロナ禍の中で制限をかけられているものも多い。
その制限ことが、天秤となって、新しいものを見出すかも知れません。
災禍的なものについては、今後の災禍の流れを参照ください。
◇ メッセージ
よくよく考えよ。
しっかりと見つめよ。
心で温めよ。
しっかりと熟成させよ。
あなたの中の種は、今や大きなものに育っている。
しかし、本当の誕生を実現するためには、結合や統合が必要となる。
精子と卵子が交わるように。
太陽と月が交わるように。
それが真の創造ぞ。
あなたはあなたの中で真の創造を迎える。
ぽちっとお願いいたします。(^人^)
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