熊本の映像を見て、2年前の西日本豪雨災害のことを思い出しました。
熊本・鹿児島だけではなく、強い雨が予測される地域にお住まいの方は、くれぐれもご注意くださいね。
ローカルニュースや新聞でないと、あまり取り上げられないのと思いますので、このブログで情報発信しておきます。
岡山の倉敷市真備町。
ここが、2018年6月末の豪雨で甚大な被害が出た場所ですが、現状、災害前と比べると人口は1割減。
しかし、じわじわ回復傾向にはあり、もとの土地で生活を再開させている方が多いというデータです。
一方で、まだ仮設住宅で暮らされている方もいらっしゃいます。
(利用できる期間が延長された)
ローカルテレビでは、お店が再開されたとか、1階がすべて浸水した家を、様々な補助を得ながらようやく修繕して、一家でも暮らしがスタートできたとか、そのような明るいニュースも目にすることができます。
直接・間接で、そういった方々のお話を、私個人が耳にすることもあります。
平穏な日常は、あまりにそれが当たり前になってしまうと、幸せだという感覚もマヒしてしまいがちですが。
失われたときに、本当の価値、ありがたみに気づかされます。
私は災害で家を失うような目には今のところ遭っていませんが、違った形で家族・生活が究極的な危機にさらされた経験はあります。
そういう体験を経るとやはり、「当たり前に暮らせることは幸せなんだ」と、しみじみと実感される自分になりました。
その体験の前と後では、人生が違うし、自分という人間も違っていると思います。
災害やコロナ禍で、今は多くの人がこうしたリアルな危機の中にあります。
今年の世界と日本は、本当に厳しい。
だからこそ、そういうことを実感される方が増えているとも感じます。
災害がそうした気づきのために襲来するのだという考えではありません。
でも、避けようのない厳しい出来事に直面せざるを得ないのであれば、転んでもただでは起きないというか、何かを得たいじゃないですか。
まだ今しばらくは厳しいし、たぶん7月下旬~8月初旬頃が一つのピークのはず……(第2波? あるいは別なもの)
ここを越えて、それぞれの幸せ、平穏を取り戻していきたいものです。
きっと、誰もが変わる。
ぽちっとお願いいたします。(^人^)
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