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2020年7月14日火曜日

アラームが鳴る

緊急速報のアラームが鳴りました。
(リブラもぎょっとしていましたが、私の住む場所に対するものではありません)

二年前の西日本豪雨のとき氾濫した小田川です。
真備町妹付近で氾濫の危険があるとして、警戒レベル4のものが出されました。
それ以前に真備地区には避難準備・高齢者等避難開始の速報(警戒レベル3)も出されていました。

ようやく再建・生活再開がなされたばかりの方々も多く、とにかく今は祈るしかありません。



この頃……というか、ここ数年、とくに気になっていることを書きますね。

ホロスコープは人が意識する世界を表現しています。

それは個人のチャートでもそうですし、世界や世相の上京を読むマンデン占星術でも同じです(異論はあろうかと思いますし、真っ向から否定される方がいても不思議ではありません。あくまでも私の考えです)。

個人チャートでは、そのネイタルを持つ当人が意識するところの世界の表現になりますし、世界を読むものであれば、その時、人類が意識しているものは何か、ということになります。

このことは、もっといろいろな角度から掘り下げられるのですが、今はその基本のところだけを抑えておいて下さい。

これが何を意味するかというと、たとえばマグニチュード7の大地震が日本で起きても、その被害がきわめて小さいものだと、ホロスコープ上の表現は比較的小さなものになる可能性が高い、ということです。

実際、M7クラスの地震でも、人の住まない地域で発生し、実害がないと、人は騒ぎません。このようなことは、結構多いのです。

逆にM5か6のものだとしても、地球上の地域によっては、甚大な被害をもたらす場合も多く、そのような災害は現代では私たちの耳にも届き、世界中に知られます。
このようなケースでは、ホロスコープに示される脅威も大きなものとなりがちです。

これは、きわめて「当たり前」のことだと思われます。

一般に、私たちの現代人の多くは、人の命を尊んでいます。
そこにはいろいろな見方や判定基準の差異が存在していますが、少なくとも「1個人の命などどうでもいい」と国内外に明言できる国家は、今では露骨には存在しないように思います(そのようなことを明言しないが、行動には出ている国家が存在するとしても、全体としては命は尊ばれている)。

命は尊い。
そしてホロスコープは人が意識するところの世界である。

この観点に立てば、命が失われることこそ、災害などでまさに重要度の高いものとなり得るはずです。

正直に言えば、2011年の東日本大震災の起きる頃まで、私はこの根本原理を理解していませんでした。
いや、正確には、個人鑑定では理解していたのですが、世界を読むときに、まったく実感を伴っていなかった。

むしろ地震などの事前観測では、マグニチュードの大小がチャートに現われる可能性を模索していました(その当時の稚拙な作業をご確認いただけます。主だった記事は残しておりますので=星のグラフなど)。

ホロスコープに表現されるのは、マグニチュードや震度の大小ではなく、「その地震によって引き起こされる影響」で、「それを人がどう意識しているか」なのです。

こういう観点に立ったとき。

日本では、災害といえば、やはり地震とか火山噴火などと考えやすいのですが。
日本はそもそも地震国であるために、とくに建築物なども相当な耐震性を備えています。

震度5強といったクラスでさえ、極端な被害が出ないことすらあります。

今回の大雨被害では、すでに多くの死者が出ています。
建物の浸水や土砂による倒壊なども目を覆うばかりです。

かならずではないですが、日本の場合はこういった災害が顕著に出そうな時期、地震ばかりではなく、大雨や洪水、台風、あるいは豪雪といったものがもたらすものを、もっと強く意識しておかなければならないと、あらためて考えさせられています。

祓い給え
浄め給え
守り給え
幸い給え


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