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作家として
占星術研究家として
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心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。


2019年3月4日月曜日

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昨日、中森明菜さんのアルバムのことを書いたので、ちょっと彼女自身のホロスコープについても……

彼女のネイタルにはグランド・トラインと、さらに月が加わったカイトがあります。
私はこのブログで、しばしば「グランド・トラインは世間で言われているようなすごく幸運な複合アスペクトではないことが多い」と申し上げています。
いや、これを使って成功されている方もいますよ。
ただ、むしろ多数派が問題を抱えているのです。


 画像はアマテルで作成→高機能 占星術ソフト・アマテル

中森明菜さんもこのカルミネートした海王星、1ハウスの土星とキロン、太陽の3ポイントで構成されたグランド・トラインがあるからこそ、あの華々しい活躍があった。
特に海王星が音楽や芸能に関わっています。

しかし、この水のエレメントで生じているグランド・トラインは、情で満たされる人生を強く求めさせることもあります。
そして、グランド・トラインは同じエレメントの中でいつまでもぐるぐる循環させる効果を持ち、場合によっては拘束された状態、閉じ込められた状態を作り出すこともあります。
(他にも表現のされ方はあるが)

彼女のチャートはどちらかというと、明るいアイドル像としての芸能人ではなく、自分の内面にあるものを表現し、形にする芸術家的とも言えます。
内面にある情、想いをもって芸術を創造するようなタイプです。

グランド・トラインに+1される月は、太陽のオポジションとなってカイトの頭を構成します。
カイトのオポジションは、グランド・トラインの循環に釘を刺し方向性を与えます。
これが12ハウスの月。

12ハウスは世間から隠れる部屋であり、今の彼女はたぶん、岩戸隠れしたような状態なのです。
これが彼女の方向性として表現されてしまった。
とても残念なことです。


私はここ数年で、彼女には目覚めと人生上の大転換と再生が起きる流れになっていると見ています。
2023年ごろにはそれは一段落し、2024、5年あたりには生まれ変わった彼女の人生がスタートします。
きっとそれからが、本当の中森明菜さんの人生。

生き生きとした彼女の姿を、その頃に見られることを祈って。


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