14日3時37分頃、山羊座21度の月は満月となります。
サビアン度数としては、山羊座22度となります。
サビアンシンボルとチャート
・高貴な態度で敗北を受け入れる将軍
「高貴なしぐさで剣を放棄する」というような詩句もあります。
この一つ前のサビアンは、「リレー競技」で争うことに関係しています。
一方、この一つ後のサビアンは、「戦闘での勇敢さにより二つの賞を与えられた戦士」です。
つまりこの三つの度数は、いずれも競うことや戦いに関連しています。
敗北を高貴に受け入れる、剣を放棄する、というこの満月期に、戦争の鎮静化への動きが出れば良いのですが。
とはいえ、現状のウクライナ情勢は、そんな楽観が入り込む余地がないように思えます。
画像はアマテルで作成→高機能 占星術ソフト・アマテル
個人的なことを語らせていただきます。
私には、このサビアンシンボルが強く働く年が若い頃にありました。この年、私は実際に敗北を受け入れました。
それこそ、清々しいくらいに。
そして、翌年、「二つの賞を与えられた戦士」の時期に、前年の問題を克服して、栄誉を与えられた、
という経緯があります。
つまり、この満月時期に重要なのは、かならずしもうまく行かない事柄に、率直に、謙虚に向き合うことなのです。
人生、成功続きの人間はいません。
不成功に終わることのほうがむしろ多く、そのときにどう受け止めるかで、その後の人生・展開は変わります。
力及ばないときには、素直に「参りました！」と言えばいい。
あれこれ言い訳しなくていい。
ここでは意地を張らないこと、虚勢を張らないこと、言い訳しないことが大事です。
自分が育てている人物が、自分を超えている、というようなことを目の当たりにする体験になることもあり得ます。
またこの満月は、わりと有効活用しやすく思えます。
人との関わりが重要です。
個人プレーではなく、つながること、連携すること、契約を結ぶことなどがカギになります。
世界情勢他
「ペルセポネーの略奪」配置が存在するうちは、世界この食糧危機はより強まる可能性があると、前満月記事でも書きましたが、それは継続しています。
このチャートは、契約の解消とかまやかしの契約などが目立ちやすいと見ています。
国際関係でもあるでしょうし、この点は日本も例外ではありません。
個人でも、こういったことに翻弄されることはあるかも知れません。
金銭的なことには注意が必要で、無駄を少なくして、生活全体を整えたほうがいいでしょう。
日本と他の地域
▶ 日本
日本にはかなり有利なチャートです。国際関係とか経済では。
ただし前新月の効果は次の新月まであるので、この満月で帳消しになるとは思わないほうが良い（日本にはリリスの効果が強い）。
それとは別に、地震や火山活動などはかなり明確なものが発生してもおかしくない。季節的に豪雨や台風などの形を取るかも知れない。
▶ 災害
・日本と同経度
・カスピ海と黒海の間あたりから以西地域（ウクライナはもちろん中東も）
・アラスカ
・南米のブラジルあたり
▶ 満月が強く働く地域
・インド、スリランカなどの経度
・アメリカ合衆国、メキシコ付近
・東欧
メッセージ
困ったとき
何かあったとき
うまくいかないとき
そういうときにこそ
人の品性は表われる
物事の多くは
個人が引き寄せて起きる
人のせいにせぬこと
自分で責任を取ること
そこからすべてが
うまく流れ出す
そこが基本
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