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2015年7月24日金曜日

ギリシャ危機について思う

デォルトの危機と、それがヨーロッパや世界経済に与える影響が懸念されるギリシャですが。

なんとかここでのデフォルトは免れました。

ちょっと前の記事で、そこまで深刻な事態には至らないだろうということは申し上げていて、その予測が外れない結末になってほっとしています。

とはいえ、その結論はここしばらくのチャート状況から読んでいるもので、長い目で見たときにはこのギリシャ危機は、まだまだ解決しそうにないし、どこかで本当に大きな破綻に至ってしまうかもしれないなと思います。

ギリシャに建国チャートについては、いろいろと調べたのですが、
1830/02/03
1821/03/25
というのが建国として重要視されているようです。

他のデータは、占星術ソフトのケプラーにも入っていなくて、つかめませんでした。

もしこの二つのチャートで、どちらかを選択しろと言われたら、後者の方かなと言う気がします。
(現状の推定です。新しいデータがあればそれを採用するかもしれません)





こちらのほうが…と思う大きな理由は、月が射手座にあること。
もう一つの方では双子座で、これでもおかしくはないのですが、ギリシャ国民が持っている、一種の楽天的な気質はこっちのほうが…という印象です。

今回、放漫な財政運営の結果、欧州を道連れにするような危機になってしまったギリシャですが、そういった出来事の芽も、ずいぶん古いチャートですが、ここにはあります。

ギリシャ危機は現実的には、2009年10月の政権交代にともなって、財政赤字がそれまでの公表値よりも大きなものであることが明かされたことに始まるのですが。

このチャートで過去にさかのぼってみると、1981年の欧州共同体(当時のEC)への加盟からしばらくして、問題の根っこが広がってきたように思えます。

この事態は、次の東京オリンピックの手前、2019年くらいにある段階へ至ると思われるのですが、根本的な解決にはさらに長い歳月を要し、かなり荒れた時期が続く可能性もあります。

2024年か25年…そのあたりまで続く可能性があります。


ギリシャでは2004年にオリンピックが開催されたのですが、東洋でのオリンピックとシンクロするように、このオリンピック始原の地が窮地に追い込まれていることには、なにか不思議な符合を感じます。

ギリシャは西洋文明の根幹です。

ここからヨーロッパ文明は開化し、ローマを経て、巨大な世界を構築していった。

その根が今……

これは大きな流れの象徴だと感じます。





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