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2015年7月9日木曜日

火のエレメント的な生き甲斐

この「エレメント的生き甲斐論シリーズ」は、かつて旧アメブロで12星座別生き甲斐論として連続記事にしたものを、エレメント別にまとめ、改稿したものです。
生き甲斐論は、それぞれの星座的な資質に合った人生の充実を考えるきっかけとして書かれたものです。
ただ、この見方も、当時とは私の見方も深まったり、表現の仕方も変えたりしていますし、エレメント別の記事にすることで、より個性が明瞭になっています。


ただし!
ご注意ください。

このシリーズの中で扱われる「星座」は、あなたの生まれ星座のことを必ずしも意味しません。
獅子座の生まれだからといって、この中の獅子座の項目が当てはまる人物かどうかわかりません。

星座の解説は、この生き甲斐シリーズに照らして、もっともつかみ所となる部分をピックアップしております。
なので、このシリーズ記事全体を読んで、「あ、自分はこういうところがあるな、これに一番共感するな」と思うようなエレメントや星座を参考になさってくださいね。



☆火のエレメント(牡羊座、獅子座、射手座)☆

正義感が強く、誇り高い。何事かへの意欲が強く、リーダー・シップがある。性急でそそっかしく、分別に乏しいところがある。




牡羊座

12星座のスタート地点となるこの星座は、生まれ落ちた子供と同じように、無垢で他人のことはあまり考慮しないところがあります。
自己の中から発する火の衝動がもっとも強く、元気で活発なエネルギーに満ち、何かをやって、そしてこの世に自分が生きていることの実感を求めたがります。

牡羊座の本質は、何をおいてもまず「自己」の活動と確認にあります。
「オレは生きているんだぁ」的な満足こそが、望みです。
牡羊座的な人は、これを覚えておくといいでしょう。
「生きているはりあい」「生きていてよかったと思うこと」
これが「生き甲斐」というものですが、牡羊座的な生き甲斐とは、まさに自分の生を実感することです。

この世に在る、ということは、肉体を持って在るということです。
それゆえに牡羊座的な欲求の発露と満足は、この肉体を通じて得られることが多いようです。
牡羊座の支配星は火星ですが、これはスポーツや武術、特定の技術などに通じています。
火のエレメントは燃焼を行うわけですが、これが肉体活動ということにつながると、スポーツや武道に打ち込んでいるときに、「生」を実感するということも起きてきます。
夢中になって練習している。
一日を終えて、やり遂げた満足を得る。
大会に出場し、成果を上げる。勝つ。

これぞ牡羊座的な生き甲斐を感じられる瞬間ではないでしょうか。

あるいはなにかの技術に長じ、それを磨き上げていく。
焼き物でもいいでしょう。
彫金技術などでもいいでしょう。
ガラス工芸でもいい。
一身にそれを作り、形にしていく。
これもまた牡羊座的な満足につながります。

またバイクで峠道を走り回って危険なスリルを感じながら、しかし、そこでこそ自分の生を感じられる、などというのも、このような衝動の一種であろうと思われます。

火のエレメントは燃焼することが本質なのですが、燃焼し続けることはできません。
大会に出場し優勝したら、そこで一度火は消えます。
そしてまた燃えさかっていかねばなりません。
このような特定の方面に傾注できる人はよいのですが、とくにこれという目的や目標がない人も大勢いらっしゃいます。
このようなケースでは、日常の中に自分の存在を燃焼させて確認できる何かを、次々に求めていくようになります。

これが牡羊座が「熱しやすく冷めやすい」と言われるゆえんです。
なにかをやり始め、最初は夢中になります。
しかし、ある程度燃焼して満足してしまうと、火は消え、興味も失います。
しかし、牡羊座はどうしても「生きている自分」を実感したいので、次なる興味の対象をかならず見つけ出してきます。

この燃焼の仕方は、牡羊座的な要素を持つ人の中でも、個人によってかなりの差があります。
たとえば月が牡羊座にある人は、きわめて日常的な短いサイクルの中で、ぱっと反応したものに関心を覚え、夢中になりますが、すぐに忘れてしまうことがあります。
金星がある人は、愛のありようが牡羊座的なものとなりますが、まさに「愛に燃えている自分」に満足を覚えたり、相手との喧嘩のようなやりとりの中に愛を感じるかもしれません。

しかし、たいていの場合、恋愛期間というのは永続的には続きません。
どうしても恋愛感情は冷めてきます。
そうすると、牡羊座的な金星はまた燃焼対象を他に求めたくなるということもあるでしょう。

飽きっぽいと言われる牡羊座ですが、これは自己の生をどの星座よりもがむしゃらに実感として求めるからに他なりません。
牡羊座的な生きがいとは、生の実感です。

それを自分なら、どこに求めるかということを考えてみてください。




獅子座

獅子座はよく自己中心的とかワンマンとか言われます。
そして獅子座的な人間の「生きているはりあい」「生きていて良かったと思うこと」とは、なんなのでしょうか?
火をただがむしゃらに燃焼させることが目的だったのが牡羊座です。

結果、牡羊座はとにかく情熱をこの世に生きてあることにストレートに表現し、体感しようとしていました。そのため燃焼サイクルというものが発生していましたが、獅子座はこの燃焼を自分の元へ引きつけようとします。
消えない炎。
輝き続けること。

恒星のように!


獅子座の支配星、太陽そのもののように、獅子座は燃え、輝き続けることを一つの目的としています。
獅子座、太陽。それはエゴの象徴でもあります。
つまりは自分なのです。オレ、オレ。

獅子座は牡羊座と違い、無垢な状態ではありません。牡羊座は自分と自分が発するものが中心で、他のものはまだ目に入っていない状態です。
しかし、獅子座は親や兄弟、また近所の同じ子供たちや学友なども目に入った状態で、しかも、その中に置いて、なお、「オレ!」なのです。
他人が存在することはわかっている。
けれど、その中でやっぱり自分なのです。


獅子座がこだわるのは自分です。
でも、自分をはっきりと認識するためには、絶対に他人が必要です。世の中に自分しかいないのでえれば、自己認識され出来ません。
自分以外の存在がいるから、自分がある。


もっともエゴの強い獅子座は、じつは他人の存在なしには、そのエゴを満たすことができません。
自分中心の星座といわれながら、本当はこの星座ほど自分以外の存在を必要とする星座はありません。ただ、その輝き故に、他人を必要としないかのようにも見えます。

自意識の強い獅子座やその支配星・太陽の領域にある職業に、俳優があります。
多くの人から注目を集め、賞賛される。
このようなとき、まさに獅子座のエゴは充足します。
舞台の上で自分がスポットライトを浴びていると感じるとき、獅子座の本質が潤います。
なんだか子供っぽいと感じるかもしれませんが、皆さんも人生の局面で、どこかで自分が輝きたいと思うときがあるはず。

それを自然に持っているのが獅子座です。
そんなすばらしい輝きと眩しさを感じさせるのが、獅子座です。

獅子座の定位置、5ハウスは創造性に富んでいます。
そして娯楽・遊興といったことにも深く関わっています。
生きていることを謳歌する。
それもまた獅子座の表れです。
そこに影など必要ありません。
ただ喜びに満ちて輝けばいい。

太陽は他の星とはまったく異なります。
自らの力で輝いています。いかに大きく輝いても、木星の光は太陽光の反射に過ぎません。
月もまた同じです。
獅子座の一つ手前の蟹座の支配星は月なのですが、家族の中で愛情の反射を受けているのがやはりこの時期で、次の獅子座の段階になると、ただの反射ではなく、自ら輝こうという意欲を示すのが太陽の獅子座なのです。

自らの力で輝き、自己をはっきりと確立しようとする獅子座。
この星座が「生きているはりあい」「生きていて良かったと思うこと」。
それは自らの存在の輝きで、他の注目や賞賛を得ることです。

なぜなら「他から注目されること」とは、自分と外側にいる人間を、ある意味完全に切り離しているからです。

自分と他の人間。
これが完全に分けられることこそ、自我の強化につながるからです。つまり唯我独尊の自分の実感。他の誰でもない自分。

自分が太陽であり、他の星々とは異なる特別な存在なのだと認識を得ること。
それこそが獅子座の喜びであり、生き甲斐となるでしょう。



射手座

自分の中から発する炎そのままに、自己表現と体験そのものに熱中する牡羊座、そんな情熱の灯火を恒星のように自分自身のところに置いて、周囲との関係の中で自分自身を照らす獅子座。

火のエレメントの三番目の射手座は、自らの火を拡散させ、周囲に影響を及ぼそうとします。
それは獅子座が自分の満足のためにしていたのとは、やや傾向が異なってきます。

射手座は学習すること、深遠なものを考察することが好きな星座です。
自分の配偶者とか、あるいは日常に接する多くの対人関係と、そのやりとりの中で得られる体験をデータとして貯蔵し、そこから問題点を考察したり、その上での哲学や理念を構築して、それを周囲に広めようとします。

火のエレメントは、基本的に自分本位なところがあり、その最終段階の射手座に至っても、それは変わらぬ一面があります。
射手座は周囲に対して、いろんな価値観や見方を提示できますし、状況によって自分もそれに合わせて変えていくことが出来ます。柔軟性があるためです。
しかし、本質的には自分の内なる火は、この射手座では周囲に広げるためにあります。

が、あまりに多くの情報に接するためか、その人ごとへの対応を変化させられるためか、やや無責任で放埒な部分もあります。
うまく収拾がつけづらいのです。

射手座の支配星は木星ですが、この星は、楽観的で、寛大、おおらかな星です。
この木星には「社会」そのものの意味もありますし、拡大・繁殖の星でもあります。
そういう射手座の質は複雑です。
もともと複体サイン(双子座、射手座、魚座)は、すべて複雑で、二面性、あるいは多面性を持っています。

自由奔放、活動的、楽観的、無責任など射手座の性質はいろいろ言われていますが、活動的かと思えば思索的、静的であったりしますし、すごく精神的に発展していながら、同時に肉欲的であったりもします。
一口に正確を言い表せないのが複体サインの特徴です。

射手座になってくると、もうすでに個人領域ではないので、社交性というものを発揮して、会う人ごとに違う印象を残すケースもあります。それぞれの人に対して見せる顔が違っているのです。
それはつまり引き出しが多いから。
貯蔵した知識が多いからです。
それは、より広く自分の火を伝えるために必要な引き出しの多さなのです。

射手座的なポイントに重要な星がある人は(射手座生まれとは限りません)、大局的には人や社会との関わりの中で、自らの情熱を人々の中へ波及させようと望みます。
波及させるためには普遍的にならねばなりませんし、同時に個別の引き出しも持たねばなりません。
またいろんな価値観やしがらみからも自由であった方がいい。
すべてはそのため。

射手座は火のエレメントの中でも、もっとも社会や人の集団と無縁ではいられない星座です。
広く深く。その知識や経験を得るためには自由も求める星座です。
いろんな顔を持ち、いろんな引き出しを持ち、そして普遍性も持つ。
それらはすべて、射手座の望みである自らの火を、広く波及させるためなのです。

自分の何かを熱く広く、多くの人のものへ波及させるとき、射手座的な生き甲斐は満たされるでしょう。






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