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2016年3月20日日曜日

2016年春分図の解読


3月20日13時30分。
今年の春分です。春分図は一年のざっくりとした傾向を作り出しまし、次の夏至図までのことも強調します。
※ この記事の表現の中での「今年」は、来年の春分までの一年とお考えください。



世界的に大きな影響を及ぼす、天王星と冥王星のスクエアは今年もまだ十分に強力です。
ただ、ある意味でこのアスペクト自体のピークは越えつつあります。

しかし、まだ強い状態です。

今後弱まっていく傾向にはあるのですが、では、これで世界が平穏に向かうのかというと、現実的に世界情勢を見ると、残念ながらそうとは思えない状況があります。

どういうことなのかというと、天王星と冥王星のスクエアだけが世界の情勢を決定しているわけではないし、またこのアスペクトが産み付けたものが世界中にあふれています。

人類はこれを一つ一つ刈り取って収穫したり、また浄化していかねばなりません。

それぞれの人が、それぞれの国が。

私たちは自分の所属する世界に一人一人が責任を負っていますし、ましてやそれはスケールが小さくなるごとに、責任の比率は逆に増大していきます。

地球に、アジアに、日本に、地域に、企業などのグループに、そして家庭に。

一人一人の浄化が、根底的には世界も変えます。


それについては過去のアメブロで記事にしたことがあるように思いますが、いずれまた稿を改めます。

今日は春分図の解読です。





全体的に言えば、天王星と冥王星以外に非常に目立つアスペクトがあります。

それは金星と海王星が魚座でコンジャンクションし、乙女座の木星とオポジションになっていること。またそれに土星が関与して、Tスクエアという複合アスペクトを形成していることです。

これは正負の出方が非常に際立つでしょう。

この一年、おそらく音楽や芸術において、非常に際立った活動や成果を見せてくれる人物の台頭や出来事があると思われます。

またこれはスピリチュアルな観点に立てば、非常に大きな癒しや浄化をもたらす可能性があるものです。
大きな癒しがもたらされる時期に入ったと言えるでしょう。
この解釈は先日の日食に関するものと一致しています。つまりそのことが春分図でも表現されていると見るのが正解でしょう。

それは一人一人に用意されるはずのものですが、受け取れるかどうかは本人次第です。

受け取る準備がまったくできていなかったり、サインに気づけない状態ですと、強制的に出来事のほうで起きて来て、迷惑な経験としてしか感じられない可能性もあります。

これを受け取っていくためには、人間関係でも経験でも、自分になかったものを他人やスキルの中に見出して吸収していくことが必要です。

一見迷惑な相手も、あなたに重要なサインを送ってくれていて、あなたに気づきをもたらすために現れたということもあり得ます。



このアスペクトはお金や愛に関することも強く提示するでしょう。

負の部分として、不正な経理や献金、大掛かりな賄賂、賭博、不倫や愛の破たん、あるいは薬物問題など、政界や芸能界などに限らず、様々な組織や行政などからも、このような話題が飛び出してくるかもしれない。

単に男女間の問題に限らず、スキャンダルが非常に多い年になりそうです。


もっと大局的な視点では、これはオイル・マネーの状況が楽観できないことも語っているように思えます。
どちらかといえば生産過剰のまま、原油価格が下落していく可能性のほうが高い?


興味深いところでは、アメリカの大統領選挙。

候補個人のチャートは一切参考にしておりませんが、この春分図だけから判断するなら、ヒラリー・クリントン氏が有力に思えます。
が、実は彼女は今、かなり個人的には厳しい運勢状況にはあります。
ですから、結果は微妙なところはあるのですが、今年の春分図や日食図の傾向から見て、浄化が必要だからこそそれを受け取るような人間、彼女が選出される可能性が高いようにも思います。

※ ほかの候補者についてはチャートを見ておりませんので、悪しからずご了承ください。

アメリカ大統領選では対立候補のことをけなしたりするのも当たり前ですが、上記のスキャンダル運勢を考えると、候補者の中から金星のボロが出た人間が立場を失っていく可能性が考えられます。


以下は日本に関する情報です。

冥王星は山羊座の17度にありますが、今年と来年、日本はこの冥王星の力を非常に強く受けます。

この影響は国民の一般的な生活を、かなり大きく変えるものになります。
生活が根本から破壊されるようなことではありませんが、社会のシステムとして根底的な改変が起きる側面があります。

この二年のうちにスケジュールとして予定されていたこの現象としては、2017年4月の消費増税が本来予定されていたはずです。
が、なんだか、これは最近になって先送りされる空気も出てきました。

なので、これについては保留にしておきますが、とくに2016年の春分図では、次の三点が考えられます。

① 政府、政界、議会などの大改編。
② 外交関係での大きな変化。
③ 政府や日本を代表するような大物の不調や他界、交替や引退。

③に関しては、とくに天皇陛下や皇室の方々も含め、お忙しい御公務の中でもご自愛くださることをお祈りいたします。

上記の傾向は2017年に関しても継続しているものがありますが、それは来年にまた書きます。


今年はおそらく政治色が極めて強い年になると思います。
ま、参院選のことを考えたら当然なのですが、衆議院の同時選挙もかなりの確率であり得ると思います。

2016年春分図の特徴として顕著な、金星と海王星のコンジャンクションですが。

じつは日本への影響が非常に大きなものと判断できます。政界財界、また大学などの教育機関などが関連した、金銭や異性関係のスキャンダルが目立ちそうです。
あるいは外国人が関係したスキャンダル。

しかし、この強いアスペクトは、日本に大変な浄化ももたらします。
これは他の地域や国よりも、日本に顕著に出ます。

その分、膿み出しも激しいものがありますが、ここでかなり徹底的な浄化が生じます。

日食で示された浄化は、特に日本で顕著に起きるらしいのです。
これは私は喜ばしいと感じています。

皆さん、さっさと禊を済ませちゃいましょう。
平たく言えば、心身を洗い清めるのです。
それから素の自分になること。

結果、癒されなかったものが癒される人が大勢出ます。

それが結局、所属する家族や社会、国全体も良くします。


春分図を見る限り、日本は今年非常に存在をアピールします。

文化や芸術の面での飛躍が著しく、海外との交流がやはり非常に活発です。

日本は1994年以来、この傾向をどんどん強めています。さらに拍手がかかる年になると思えます。


地震などの災害については、何度も申しますが、震災クラスのものは読み取っておりません。

それ以下のものなら、噴火や地震などはあると思われます。
これは防災意識をちゃんと持つことで対処できるものが多いはずです。