蛍の季節です。
毎年、地区では今の時期に「蛍祭り」をしていたのですが、今年から取りやめになりました。
運営する側の高齢化、また私を含む若い世代が積極的に参加しにくいからです。
といっても、若い世代はまだ働いていますので、参加しにくいのは当たり前の話(若い世代=定年を迎えていない40代~50代くらいの世代)。
私もお祭りの当日はスケジュールを空けていましたが、他の時はちょっと厳しい。
そうすると、今まで頑張ってこられた、もう70代くらいの世代の方々に無理がかかる。
結果的に継続は難しいだろうという結論になったようです。
(この話し合いの時に、私は出張していたので不参加)
それでも、夕方→夜になると、自宅近くの「蛍の里」には、結構見物に来られる方々が。
昨夜、奥さんが帰宅してから、二人で歩いて蛍の様子を見に行きました。
歩道をすれ違う人もそこそこいました。
が。
蛍がいない。
上流のほうには多少、ちらほらと見えたのですが、毎年、一番たくさん乱舞していたところに、もう、本当に
ぽつっ
ぽつっ
という程度しか見えない。
あまりの少なさに驚かされました。
これはおそらく、昨年西日本を襲った豪雨のせいなのです。
それくらいしか理由が考えられない。
昨年、蛍はすごく多かったのです。
近年ないほど。
ここまで繁殖したんだなあ、と思ったものです。
ところが、昨年の蛍たちが産んだ卵が、おそらくあの豪雨で流されてしまったものではないか。
これで今年、もし蛍祭り継続だったら……お客さん、すごくがっかりしただろうと思います。
ある意味、取りやめになっていて良かったかも知れません。
しかし、それにしても寂しい。
祭りはさておき、あれほど復活していた蛍が激減してしまった。
豪雨の爪痕は、こんなところにも残っていたのかと、ちょっと衝撃を受けた夜でした。
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