氏神様である山村神社ですが、このたび、ようやく拝殿前の階段を制作できました。
材料は2017年の秋には手に入っていたのですが、日常の仕事に追われてしまい、しかも大工仕事など普段いたしませんので、どうも腰が重くなっておりました。
しかし、この5月6月に、ちょっと時間的に余裕があり、「これじゃいかん!」と一念発起し、行動を起こしました。
拝殿は村の小さな集会所みたいにもなっているのですが、そこへ上がる階段がもう足元から腐ってボロボロになり、撤去していました。
こんな状態で、一年半以上、過ぎてしまいました。
材料は、以前屋根の工事をしたとき、大工さんに踏み板を二枚、一緒に納品してもらっていました。
そして、もともとあった古い階段の踏み板、これは腐っていなかったので脚部として再利用する計画でした。
下にあるのが古い板で、上にのせているのが腐った階段の脚部です。
同じ角度でノコギリで切断。
その後、古く黒ずんだ表面と角をサンダーで研磨していきました。
研磨中。
結構きれいになりますね。
この種の機械は、亡父がいろいろ持っていたので、作業がはかどります。
そして納品してもらっていた踏み板も、寸法で切断。
宮大工みたいにノミでくぼみを作ってはめ込むような技はありませんので、こういった止め金を使うことにしました。
こうした作業を先週、先々週くらいの仕事の合間に、ちょこちょこやり、今日(11日)、奥さんと一緒に材料と機械を神社に持ち込み、
いよいよ設置!
と思いきや、上がり口に合わせてみると、下のコンクリートがボコボコで、うまく合わない……やっぱ、素人ですね。(笑)
これも機械で足元や建物に合わせる部分を削って調整(これが時間がかかった)。
なんとか納得できるレベルになり、仮組み。
そして水平器で踏み板の位置を決め、脚部に防腐剤を塗布。
さあ、組み付けです。
この段階では、一人では作業は無理で、奥さんに支えてもらいました。
こんな感じで脚部と踏み板を固定していきます。
おお、こんな感じに!
釘で上がり口に固定します。
できたー!!
素人仕事ながら、パッと見た目にはいい感じになりました。
神様、お待たせして申し訳ありませんでした。
これでお祭りの時など、他の氏子さんや宮司さんも苦労せずに上がることができます。
この山村神社は、多くのかたのご厚情を賜ることで、なんとかこの限界集落で存続させることができております。
あらためてこの場で感謝申し上げます。
ちなみにこの階段設営のために、
幅広金折れ8個
ステンレス木ネジ
サンダーの研磨用の刃二種
ロックナットレンチ
等々
合計5004円。
これをご寄付いただいたご浄財の中から使わせていただきました。
山村神社存続のためにのページをご覧いただいた方から、今でも時折、ご寄付をいただいております。
この場を借りて、あらためて御礼申し上げます。
ありがとうございます!
ぽちっとお願いいたします。(^人^)
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