世界情勢に関して
今、ウクライナで起きていることに、世界中の人が驚き、嘆き悲しんでいますが。
これはウクライナという東欧で起きたからこそ、非常に衝撃的に伝えられています。
ロシアは旧ソ連時代から、あちこちに侵攻しており、体質的には何も変わっていないと思えます。
つまり悲劇は過去にもあったのです。
まったく同種のものが。
今みたいにすごくリアルに情報伝達されないままに。
すごく、えげつない言い方をすると、先進国へ侵攻したからこそ、ものすごく大きな影響(喧伝)になっている。
その一方、「大量破壊兵器を有している」という理由で、アメリカ主導でイラクを攻撃した第二次湾岸戦争ですが、これは結局、大量破壊兵器は発見されぬまま終結しました。
この戦争でも市民は多数犠牲になっています。
おまけにこのことがイラク国内の安定を損ない、イスラム国台頭の大きな誘因ともなっています。
どちらが罪?
ロシアは悪で、アメリカ(西側)は善。
こんな馬鹿げた二元論的なプロパガンダがまかり通る世界なのです。
現状の地球は。
プロパガンダという言葉は、最近、ロシアがやっている悪しきものとしてマスコミで多用される用語なのですが、プロパガンダはどこの国もやっています。
かならず自国に有利になるように。
私たちが入手しやすい情報は、主に西側、アメリカや欧州圏の情報がベースになっているわけで、これのみを盲信するのは、好ましくありません。
「のみ」というのがまずいわけです。
(だからといって、いわゆるTVなどの従来の情報媒体以外で、SNSとかネット情報に食らいつく人もいますが、それを盲信するのも同じくまずい)
(今の世の中、ネット情報もプロパガンダに使われていないはずもなく、そこにも多数の意図的に流されている情報があります)
なぜ、まずいのか?
というと、当然、一方側の情報でしかないわけで、ここにプロパガンダが入っていないと考えるほうが、おかしい。
バランス感覚がすでに失われていて、理性的な判断ができなくなります。
さらに、まずい本当のところは、
こういった情報を見聞きして、私たちはロシアという国やその大統領に嫌悪や憎しみ、怒りを抱きやすい。
それが、もっともまずいことだと、私は感じています。
こういった感情を煮え立たせることは、ある種の偏った集合意識に加担することになります。
その列車に乗っちゃうわけです。
こういった荒々しい集合意識列車に乗るということは、
憎しみの応酬の世界で生きることになりますし、そういった集合意識に力を与えることになります。
そういうのは、もうエエ!
と、私個人は思っています。
付け加えて申しますが、私は決して軍事侵攻をしたロシアを擁護はしません。
これは、すでにアウトです。
その上での、独り言です。
個人の感情のやり場・対処
とはいっても、一番の被害を受けているのがウクライナ国民であることは、疑いの余地がありません。
日本に避難してこられる方々の報道を、この頃聞くようになりました。
こういった方々を支援したいし、戦争が終結した後、ウクライナの町の復興のために、日本も国として尽力してほしい。
そういう、人として当然の想いは、私にもあります。
私は偏った集合意識の列車に乗らないと決めているだけで、
だからといって、破壊された町を見て、泣き叫ぶ子どもを見て、別れる家族、連れられていくペット、そんな光景を見て、何も感じないなんてことはありません。
だからこそ、以下の記事も書きました。
これらの中で、私がお勧めしているのは、天津祝詞です。
ただ、どうしても湧き上がってくる感情というのがあるのも人間で、
とくに共感力、同情心などが強い人ほど、悲しみのあまり憎しみを抱くかも知れないし、
火のエレメント(が強い人)にありがちなのは、正義感。
これが一方だけのプロパガンダに染まってしまうと、強烈なジャッジと攻撃衝動に走る可能性もあります。
私がこのブログで述べた以外のことも、多数あると思うのですが、そこへいろんな手法、対処がある。
プリンセス・マリアンさんが、以下の記事をUPされています。
こういったことは、スピ鈍の私には提案しにくいことなので、皆様のお知らせしておきます。
具体的なやり方にまで言及されていますので、お役に立つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
あ、ごめんなさいですが。
私はスピ鈍なので、いわゆるスピリチュアル系の方のお勧めメソッドなどやっても、ぜんぜん変わらないんですよ!
だから、判断は皆様に委ねます。
さらに重ねていうと、このブログでプリンセス・マリアンさんの記事を紹介するのは、私が勝手にやっていることなので、何の利害もないし、彼女の活動とは無関係であると明記しておきますね。
その点も、どうぞよろしくご理解下さい。
ポチしてくださると、とても励みになります。(^人^)