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2019年9月23日月曜日

まる丹の蕎麦と地鶏

早朝に出発。
山陽自動車道、播但連絡道路、中国自動車道、舞鶴若狭自動車道を経由。
時には横風を受けつつ、ワゴンR君がたんたんと走ってくれました。

狙い通り、お昼頃には「まる丹」に到着!!


そう。
ここはいつも丹後半島に来ると伺っているお蕎麦屋さん。

十割蕎麦の専門店で、過去にも二回、夫婦で訪れています。

必ず頼むのが、地鶏塩焼(伊根産)。


これがもう……

素性の良い鶏らしい
噛み応えのあるしっかりとした肉質
あふれてくる肉汁
そして、たぶん塩もいいんですよ

美味しい鶏は、ほんと、塩焼で存分に味わえる。

当然(とは言えませんが)(笑)



私はビール♡

ここで呑むために、岡山→丹後半島の初期旅程を、すべて運転。
後は奥さんにお任せする、という策略です(ていうか、奥さんにはミエミエの策略ですが)。

今回、二人は「かきあげ天ぷら蕎麦」をオーダーしました。

じゃーん!



でっかい丼に、熱々の出汁がたっぷりと。
こ、この、出汁がですね。




ほんのりとやさしい甘さで、ネギとゴボウ、柚子の風味が一つの小宇宙。

本当に飲み干したくなるような出汁なんですが、さすがにそれはしませんが。(笑)

蕎麦を少しずつ入れて、引き上げていただきます。

※ つけ麺のようなやり方よりも、ちゃんと蕎麦を投入して、その都度いただく方がうまいと思います。




十割蕎麦はきれいに細切りされています。
これがね、ほんのりとした甘みと旨みが満載された出汁で、ひとっ風呂浴びると!

最強になるのです。


image

かき揚げも海老がザクザクと。

出汁もそうですが、かき揚げも熱々です。
これも出汁につけながらいただきます。




そば湯も、こんなふうにご用意いただけます。
繊細です。



これがもう、ポタージュのような。

フレンチにしても日本の懐石にしても、スープや椀はとくに料理人の技術の粋が込められるものですが、また一つの宇宙が、このざっけないそば湯の中に生まれてしまうという……


これがいただけただけでも、丹後に来た甲斐がありました。



取材した場所については、また。




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