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2017年3月29日水曜日

4月の日本と全体傾向


栃木県那須ファミリースキー場付近で発生した雪崩事故。
高校生ら8人が亡くなられました。
一緒に亡くなられた教諭もまだ若く、今年結婚する予定だったとか。

ミュージカルで大勢の中学生や高校生と時間をともにしてきましたが、彼らのはつらつとした姿を重ね合わせると、こうした若い命が奪われることには、何とも言えない悲しさや苛立ちを感じます。
もう少し適切な判断ができなかったのか。
こういった可能性に思い至すことができなかったのか……

ミュージカルでも本番会場のステージでの練習に移ると、だれもが口を酸っぱくして、「安全に」ということを連呼していました。
誰かが怪我などすれば、それまでのすべてが失われてしまうというのはありますが。
本当にあのような現場での事故は怖い。
非常に高度のある大道具も入っておりますし、舞台袖の暗がりでは注意しないと、何があるかわかりません。
ちょっとした気のゆるみが転倒や落下など、重大な事態を引き起こす場合もある。

命あっての、すべて。


昨日、この記事を挙げようとして、躊躇しました。
というのは、4月のこととはいえ、日本のカードとして出ていたのが「死神」だったからです。
「死」がこのカードの意味のすべてではありませんが、少なくとも昨日はPCのキイを打つ手が止まりました。
しかし、あえてやはりUPしておいたほうがいいのでは、という判断をいたしました。

以下です。

一昨日の新月メッセージと重複する情報は多いとお考え下さい。
また今回、すでに4月の12星座のタロットも引いた状態で、その記事もこれからご用意するところなのですが、12星座のタロットの半数に「死神」が出ました。

そして今回、4月の日本のカードとして出たのが、「死神」でした。
12星座の運勢は国に限定せずに引いていますが、この符合には意味があると思えます。このところ著名人のご逝去、あるいはその業界からの引退などが目立っているのですが、4月はこうした傾向はいっそう鮮明になるかもしれません。

3月の日本と全体傾向にも書いたように、突発時が発生しやすい要注意の時期です。
前回は「審判」の逆位置で、今回は「死神」の逆位置。


◇4月の日本のカード◇
日本神話タロットの壱拾参 死神

日本神話タロットにおける「死神」の逆位置は、「停止、停滞、不活性」という意味です。
正位置ならば「望ましい変化、新展開、終末」といった意味合いで、リセットや新しいページが開くような意味もありますが、逆位置ですので、3月からの流れを引きずっていると思われます。
3月、政治や行政の世界でも様々な局面で、すっきりとしない状態が続いていましたが、そこに明確なピリオドが打たれることがないのが4月ということになりそうです。

国有地の払い下げ問題などは明確にさせる必要はあるでしょうが、不毛な論争を延々繰り返すばかりではなく、もっと重要な論議をしなければならないはずですが……

このカードに描かれているのは、イザナミ様です。
ヨモツヒラサカにおいて、黄泉の国と現世を仕切り、塞いでいる大岩の前で涙しています。この岩を挟んで、夫のイザナギ様と別れたのです。

いろいろな別れが多い月ということにもなるでしょう。
年度末で生活が変わってしまい、身内をほかの土地へ送り出す家族。
新生活を始まる人。
そういったことも日本の場合は、当然含まれているとは思われます。

しかし、それだけならば正位置のこのカードでよいのです。

そうでないということは、好ましくない別れや停滞、心機一転できない状況が、日本全体の空気としてあるように思われます。

日本だけに限りませんが、今月は突発時や大きな変化が起きやすい月です。
中でも日本はこれが顕著なはず。

太陽が天王星とコンジャンクションになる、4月14日。
この前後の数日間というのが、もっともそれが出やすい時なるはずです。

天王星はやはり別離や変化の星ですが、ひとりひとりがこの力を得て、脱皮したり、新しい扉を開く力に変えられることを願わずにおれません。



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