17日20時頃、乙女座25度で新月が結ばれます。
サビアン度数としては、乙女座26度になります。
・吊り香炉を持つ少年
・吊り香炉を持った少年が祭壇のそばで祭司に仕える
やや謎めいたシンボルですが、この少年のそばには「祭司」が存在するか、あるいは何かの儀式が執り行われているわけで、「神性」がそばにあります。
これはより大きな存在へ敬虔な想いで仕え、力を尽くすものです。
存在を捧げる場合もあり得ます。
ただし、この現実世界では、この仕えるべき存在は必ずしも霊的なものではない可能性があります。
たとえば、理想・理念・信念・主義。
たとえば、権力・王・自分が仰ぐ存在（社長や上司なども）。
というような可能性もあります。
日本の場合、状況的に、私には菅新自民党総裁がこの「少年」に思えてならないところもあります（国の話としては）。
画像はアマテルで作成→高機能 占星術ソフト・アマテル
この新月には顕著な特徴があることを確認していただけます。
グレート・コンジャンクションの前兆で触れた、木星、冥王星、土星のコンジャンクションに対して、非常に強いトラインを作る新月です。
グレート・コンジャンクションは、時代の節目、世代交代や政権交代、権力の移譲などにも関連する配置ですが、冥王星がそれを強化して、根本的な変革を生じさせようとします。
このグレート・コンジャンクション＋冥王星の配置は、非常に強力で、山羊座という権威やステイタスに関係しやすいサインで発生していることから、ここしばらくは国家や大企業などで変革は生じやすいと見ます。
国際的にも、です。
この新月の影響下で、たまたまといっていいか、日本では新総理が誕生します。
しかもグレート・コンジャンクション＋冥王星に対して良好なアスペクトで。
非常に興味深い。
菅新総理が「仕える」のは何なのか？
それは成り行きを見守らないと言及すべきところではないと思いますが（それぞれの心にあるような中身なので）、たぶん、定められたルートへとつながっていると考えています。
個人的には、ちょっと、ワクワクしています。この日本の政治的な流れに。
私にしては珍しい現象です。
私たちもそれぞれの心にある「仕えるべきもの」が、ここではクローズアップされたり、そこに傾倒したり、場合によっては翻弄されるケースもありそうです。
おかしな方向に脱線しない場合、この新月は多くの人に、喜びをもたらします。無私の喜びというのが崇高でいいですが、なかなかそうも行かない現世（うつしよ）。
でも、真に崇高なるものへ捧げる喜びを得られるのなら、それは至高となるかも。
この新月では、一人一人が「仕えるべきもの」「捧げる対象」について、見直してみるとよいでしょう。
よき転換、分岐点、選ぶべきもの。
責任を負うことと無関係でありません。
シンボルの少年も負うべき責任を担って、自分の為すべきことを知っています。
この新月では、カスピ海と黒海あたりの経度、つまりは中東への「変事」が強く観測できます。
日本では、西日本（日本列島を東西に分けたら、という意味合いでの西日本）。
◇ メッセージ
地球に生まれし子らよ。
愛し子たちよ。
命には一つ一つ意味がある。
今ある自分の価値を、自ら定めなさい。
できることは何か考えなさい。
より大きなもの尊びなさい。
そのために命を使いなさい。
その時、あなたの魂は喜びに震えるであろう。
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