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2019年12月23日月曜日

家系に感謝

ちょっと思い出したので、少し勝手に語ります。

私の家は、庄屋か何かの筋らしいです。
ということは、遡ろうと思えば遡れるはずの古い家系のようです。
とはいえ、私の曾祖父の代の時点で、我が家は「分家」でした。

というのは「本家」があるからです。

曾祖父母には子供ができず、Kという家系から養子を迎え、それが私の祖父になります。
曾祖母と祖母は、香川県の広島という島から迎えています。

曾祖父は、あまり語らない人物で、ある意味、仏様みたいなところがありました。
文句も言わないし、生涯、自分のできることは何でもやっていました。
米寿を超えても元気でした。
健脚でした。

38年前。
1981年の今頃(私は高校生)。

曾祖父は毎年、お正月に玄関や神棚などに取り付ける「お飾り」を自作していましたので(そりゃあもう、立派なものを作っていました)。
いつものように山へ野草などを収集に出かけました。

そして帰ってこなかった。

大騒ぎになり、年末の地区の消防団や警察なども総出で、周囲の山を大捜索。
88を超えている老人だ、それほど遠くには行っていないだろう、という常識的な思い込みが仇となり、翌日も見つけられず。

警察犬が導入され、「まさかこんなところまで?」というずいぶんと離れた場所で、曾祖父は冷たくなって発見されました。
この時期のことですから、凍死です。

凍死するとき、人は何か逆に暑さを感じるのか、服をかき上げたりするという話をこの時初めて聞きました。
曾祖父もそのような状態でした。

ずいぶんとショッキングな年末年始だったのを思い出します。

曾祖父は誰よりも周囲の山のことを知っていました。
あまり使われることもない古い道を知り尽くしていました。

そんな曾祖父でさえ、遭難してしまうことがある。

誰もがそのことに驚いていました。
(山といってもせいぜい200メートル弱くらいの低い山々です)


山に取られた、というようなことも、そのときに感じました。


この曾祖父が亡くなったとき、すでに祖父は他界していました。

その後、曾祖母、祖母、父……という順に送ってきました。

女性はいずれも米寿を超え、わりと長生きのようですが、祖父と父はそこまで長くは生きられなかった。
曾祖父以外は、男性はわりと早めに亡くなっています。


私はいつまでの寿命なのか。
(死期の解読は、私は基本的にしません)

じつは、ちょっと今朝の夢の中に、祖母が出てきたと思われます(記憶が怪しい)。
何か暗示的なものだったように思えます。

わりとこの地に、因習的に縛り付けられていた傾向は、代々あったと思われます。
父の体調が悪くなった頃から、この地に戻ってきたのも(一時、私は岡山市街に出ていた)、結局はそういう「縛り」なのかも知れません。

我が家には、それなりに負のカルマもあったはず。
現に背負いましたし。

そういう「縛り」が、ちょっとほどけてきたのではないか。
とも感じるこの頃。

この肉体を与えてくれた我が家系に感謝。



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