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2021年2月16日火曜日

タロットは儀式 ホロスコープは計算

 ジョギングして帰ってくると……


う……目がかゆい。

これは完全に花粉症のやつや。


このところ比較的温かいので、きっと結構な量が飛散しているんだろうなー。




オリジナル・タロットですが!

大変ご好評いただき、お手元に届いた皆様から次々に反響をいただいております。


とても手に馴染むサイズですね!
それに箱の表紙の絵も雰囲気が出ていて素敵です。
最初に試しで引いた1枚がTHE WORLDだったのでちょっとうれしかったです。

とても美しく、雅、且つ神秘的なカードですね。
私にとって、初めて迎えるカードです。
なんだかとても感動しています。
想像以上に素晴らしく、大きさも手におさまるサイズで、とても満足しています



絵が素晴らしく解説書を読んでから、改めて見ると、和のテイストも融合されて改めてタロットの意味を再確認できました。

キレイな色彩で、とても素敵なカードですね。
私が使いこなすには時間がかかるとは思いますが、楽しみながら使用したいと思います。



他にはない和の雰囲気のタロットで、とても美しいです。
眺めているだけで、心が落ち着く気がします。
特にGOD‘S HOUSEに心惹かれました。


など……

絵の美しさに関してはもう、作画のMioさんの才能、研究のなせる技です。

彼女とディスカッションしながら、マルセイユを母体とした和テイストの意匠を綴じ込めたカードを創造しようという試みは、控えめに言って成功したように思います。

ウレシイ……(T-T)


金額も自費で作成したにしては安く抑えられているとのご感想も……


ただ、次のようなご意見もありましたので、ご報告しておきます。


ひとつだけ気になる点があるのですが、他のカードと比べててみるとカードの厚みが薄く、シャッフルなどの際にしなってしまってやりづらさを感じます。
再販の際には厚みを増やした方が良いかもしれません。


この点ですが、一応カードを作成してもらっている会社に確認したところ、カードの厚みを変えることはできませんでした。

たしかに、やや薄めのカードではございます。

しかし、紙質はしっかりしておりますし、カードも滑りやすいので、私自身はシャッフルに不都合は感じておりません。

(シャッフルのやり方にもよるのかな?)


今の会社が大変良心的な対応と料金設定をして下さっていますので、この点はやむを得ないと考えております。

(会社を変えたら、販売価格が確実に上昇します)


初期発注の8割がお嫁に行きました。

すげーな……


もちろん、私自身、新タロットを使って鑑定を行っています。

このタロットは、もともと私が使っていたマルセイユ・タロットを原型にしているので、マルセイユ特有の絵の構図を生かしたスプレッドなども、完全に再現できますし、私はオリジナル・スプレッドも開発しています。


これまでと同様、「え? なんでこんなに当たるの?」みたいに言われているので、新タロットもこれまでと同様に、神秘的な「機能」をしていることは間違いありません。


タロットカード……だけでなく、あらゆるカード……は、なぜ当たるのか?

これは、理論的な説明ができません。


占星術・ホロスコープも、もちろん科学的な根拠などどこにもないわけですが、少なくとも「経験的」「統計的」「理論的」に、

金星と火星がアスペクトしたら、恋愛を生じやすい

とか、そんなことを解説できます。そこには星の意味を含め、経験知がもたらす根拠があります。


私は鑑定時に、こうした根拠(意味)も説明することが多いのですが、その意味はやはり何らかの形で表現されている。

必ずしも恋愛ではなく、その人のホロスコープの中で、ちゃんと固有の役割を担っている。


しかし、ホロスコープとカードの大きな違いは、

ホロスコープは法則性のある天体の運動によって情報が示される

けど、

カードには、法則性などなく、何らかの手順と配置で提示されたカードによって、情報が語られる

のです。


ちょっとわかりにくいかもしれないので、もう少し補足して述べますと……


私たち「占い師」と呼ばれる者は、ホロスコープとかカードとか、あるいはその本人の手相とか人相とか、「見て認識できるもの」を通じてその人の情報を読みますが、

ホロスコープは天文学的数学的な図示で、その図ができあがるには法則性があるが、カードは目の前に展開されるまでのプロセスに、何ら理論や数学的な根拠がない、わけです。


ホロスコープは「計算」によってできあがります。

カードには、なんらこのようなものがなく、存在するのはカードを引く手順やスプレッドの方式です。


逆に言うと、カードは潜在意識や上位の天使とか神々のメッセージとか、そういったものを「手順」と「スプレッド」という「儀式」によって「降ろして」いるわけです。


このようなものは、もはや現実的な理論は、まったく根拠としていません。

そもそも理論的でないのですから。


こっくりさんが言い当てたとか、そんなものに近いわけです。

このようなものは科学合理主義に反します。


しかし、なぜかわからないけれど、カードは当たる


わけです。

これは不可解でもなんでも、自分としては受け入れています。

受け入れなきゃ、これを使って人を占わない! ですよね?!


こうして考えると、カードには何よりも重要なものがあることがわかります。


これは三つあります。

一つは大前提となるもので、最後に述べます。

それがないと、カードを引く意味なんかない、というくらいのもの。


二番目と三番目は、前述した「手順」と「スプレッド」です。

実を言えば、カードを引く際のこれらの「儀式」が、ホロスコープ作成時の「計算」のようなものなのです。

むろん、現実的な根拠は何もないけれど、この地上に上位のメッセージを降ろすために必要とされるプロセスなのです。


ホロスコープの場合、その計算は今やPCと占星術ソフトが行ってくれています。

しかし、そのプロセスをカード・リーダーと相談者との間で行うのが、タロットなどのカード・リーディングだということです。


そこには数学的な計算もなく、無意識に選択するからこそ。

出てくる形、意味、示唆があるわけです。


カード・リーディングに関して、私が今お伝えできることは、ここまで。

これは100年経過しても、このままかも。

ホロスコープと起きる現実の関連性は、100年以内に関連付けられ、研究が進められる可能性があります。ホロスコープが計算できるものだからです。

「富岳」のようなスーパー・コンピュータが、この関連性を突き止める未来はそう遠くないように思います。

(それでも人間の「直観」がものをいうところは残されるかも知れませんが)


しかし、100年程度では、「カードを引く儀式」と「その結果」は解明されない。

と、思います。


そしてこのカードを引く儀式は、それだけ重要なのです。


ですから、近々、YouTubeでオリジナル・タロットのカード展開の方法をUPします。

これは一般公開します。


ただし、このカードを引く儀式は、別に皆さんが馴染んでいるやり方、読み方があれば、お好みでやってもらえばいいのです。

これは、すでにそのようにお伝えしています。


ただ、このカードならではの、展開方法をお知りになりたい方もいらっしゃるかと思います。

それをご用意します。


ご期待下さい。

ここ数年の月末の12星座占いは、この特殊な展開方法で行っていました。


で。

最期に。


大前提となる、最初のものですが。


こりゃ、当然!


そのカードと自分の信頼関係です。

これが何よりも必要とされます。


信じてもいないカードを引いても、不毛です。

というか、それは占いではなく「詐欺」では?と思います。


だから、自分が信頼するカードとの結びつきが、一番大事なのです。




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