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2021年2月26日金曜日

真の強さの道4(より楽しくなる)

 以下の記事のシリーズです。

関連してお読みいただけると幸いです。





で、これが最終。


私個人に関して言えば、私はセミ・ヨッドを持っています。
ほかにクインデチレ(165°)という強烈なハードアスペクトも持っていて、どちらも土星に関連しています。

こういったものが関わる出来事が、やはり過去の人生でありました。

どちらも強烈な体験でした。


ここで、私の中でのアスペクトに関する「強さ」について、弱い順に示しておきたいと思います。

アスペクトに関するものですからね!

(他の要因は入っていません)


ソフトのマイナー・アスペクト

ハードのマイナー・アスペクト

セクスタイル(ソフト・アスペクト)

トライン(ソフト・アスペクト)

スクエアとオポジション(ハード・アスペクト)

コンジャンクション


ここまで、よろしいでしょうか?

ここまでは、単独のアスペクトの観点です。


ちなみに、アスペクトの角度そのものから吉凶の判断はしにくいのがコンジャンクション=0°で、これは構成している天体によって判断します。

ただし、太陽と土星のコンジャンクションのような、かなり厳しそうに見えるものもでも、ホロスコープの全体構成の中では、かならずしも「凶」ではないことがあります。


強調しておきたいのは、コンジャンクションは、あらゆるアスペクトの中でもっとも強いものであるということです。

コンジャンクションにほぼ近いのはオポジションで、これは微妙な判断です。


そして、さらに判断で重要なのは、それぞれのアスペクトが「どの程度タイトかルーズか」という問題です。

タイトというのは、そのアスペクトの誤差がきわめて少ない状態です。

ルーズというのは、そのアスペクトが正確なものではないにせよ、効力を持って働いている状態です。


タイトとルーズの判断は、研究者によって異なります。

いうまでもないと思いますが、正確なアスペクトが強い。

ゆるいアスペクトは、出方がゆるい。


こういった判断も必要になってきます。


さらに、アスペクトではないですが、ミューチャル・レセプションというものがあります。

これは天秤座の支配星の金星が水瓶座にあり、水瓶座の支配星の天王星が天秤座にある、というような、支配星の交換配置ですが、これはコンジャンクション以上の「強さ」があります。

アスペクトの有無も関係ありません。

(なぜ強いかの説明は割愛します)

(なお、ミューチャル・レセプションは伝統的占星術の支配星でも発生します。伝統的占星術の魚座の支配星は木星で、木星が蟹座、月が魚座で交換配置といったパターン)


また、ディグニティというものがあり、天体は上記の自分が支配星となっている星座にあるときに非常に強く働きます。

ルーラーシップ(本宅)、エグザルテーション(高揚)の配置だと強くなります。

火星なら牡羊座と蠍座が本宅で、山羊座にあるときが高揚です。


こういったものもホロスコープの中にある「強さ」です。



いろいろな要素がたくさんあるのですが。

結論を言ってしまうと、どのようなタイプの「強さ」であっても、その人のホロスコープの中でアピールしているものが必ずあり、その強い部分が人生で表現されないわけがない、ということ。


ハードアスペクトであれ、複合アスペクトであれ、ディグニティであれ。


必ず、あなたの人生には、あなたのホロスコープの強い部分が出てきます。

これは、長年ホロスコープを研究してきた者として、断定します。


ところが。

その「強さ」を、「凶だから見たくない」とか、ホロスコープを見ないでもなんとなく「避けたい」「無視したい」という対応をしてしまうと、逆にその強さはあなたに対して、迷惑なアピールをすることが多いのです。


オレ、ここにいるぞー! オレと向き合えやー!!


みたいな感じで。


その強さと向き合うことが、あなたが開運する、幸福になる、今回の人生で自分自身を生かす、重大なポイントだということです。


それは、多くのは自分が回避したいと考えている部分であったり、あきらめてしまっている部分であったり、する可能性があります。


私の場合、それは「人と向き合うこと」でした。

それは私のホロスコープの中にある強いハードアスペクトが表示している部分であり、その部分には強い木星もありました(天王星とオポジション)。

そして、これがセミ・ヨッドにも関係している。


たぶんですが、私の過去生情報を多く集めれば集めるほど、自立性がすごく強く、人に頼らず、独りで悟っていくみたいな人生が多く、自分の中の蓄積を誰かと分け合うということを、無意識に避けていたと思われます。


しかし、結果的に今の私に残っているのは、その強い木星を含むセミ・ヨッドという、非常に強い部分。

商業作家としてでもなく、今の私がその部分。


またハードアスペクトがすごく強い私の奥さんですが、彼女は今時?というくらい封建的な家風の家に育ちましたが、その家の呪縛を冥王星で受けています。

これを振りほどくことは、言葉でいうほど簡単ではなく、強制的な見合い結婚か(そしてそこでまた呪縛を受ける)、もしくは結婚しなかったかも知れない人です。


これについては、私が無理やり、引っ張り出したようなものですが、冥王星の効力から離れたわけではなく、嫁ぎ先でも冥王星的な破壊と再生のプロセスがありました。


奥さんはこういったことを「受け入れて」きたので、結果的に冥王星と向き合ってきました。

逃げなかった。


そして、私たち夫婦の今があるわけです。


私のもう一つの重大な向き合いは、「現実との向き合い」でした。

私は究極的には、物を書いている、何かを研究している、というような、一種浮世離れした領域で人生を送れたらそれで良かったわけです。

前述の「人とあまり向き合わない」というのは、その求道者みたいな性質の裏返しだったわけですが、結果的に現実のお金の問題とか、家庭の問題とか、こういった事々をできるだけ避けたいと考えていたようです。

無意識に。


ところが、私の家(両親)はこういった現実を否応なく、私に突きつけてきました。結果的に、そこへ奥さんも巻き込んでしまっているわけですが、彼女には彼女なりのホロスコープ上の理由が存在していたわけです。やはりハードアスペクトで。


こういった強い特徴と向き合うことが、人生を開く。


強いハードアスペクトで頑張っているアスリートのかたなどは、これをそもそも目一杯向き合っているわけです。

だから、火星のハードアスペクトでも活躍できる。

というよりも、火星のハードだからこそできる。


皆さんがもし、ホロスコープをご覧になるなら、そして理解を進めるなら、ハードアスペクトにこそ注目すべきで、それをいかに向き合うかが開運のカギです。

あるいは本宅の天体やミューチャル・レセプションを発見するなら、それも強いわけで、その強さを自分の人生にどう表現するか、というのもカギ。


強さのポイントはいろいろなので、これは学習してもらわなければなりませんが、それを目で見て確認し、自分なりに検討できるというのがホロスコープの良さです。


もし、わからないしホロスコープも見ないというなら、ご自分が無意識に避けていることを見つけ出してみることです。

避けるものはたくさんありますし、嫌なものもたくさんあります。

ゴキブリが嫌とか、そういうのじゃないですよ。(笑)


本来向き合わないといけないのに、無意識に避けているもの。

いつかは手をつけないといけないもの。


それと向き合うのにもタイミングもありますし、むやみに手をつければ良いわけではないでしょう。

しかし、確認はできます。

そして、心構えもできます。


こうしたホロスコープ上の強い部分。

ここと向き合うことで、あなた自身が本当に強くなれる。


強くなれば、どんなことだって笑い飛ばせる。

人生はより楽しくなる。


これにて、一応、このシリーズの筆を置きます。

おしまい。



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