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作家として
占星術研究家として
家族を持つ一人の男として

心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。


2021年2月9日火曜日

新たに判明した三つの過去生

 ちょっと自身のメモとして残しておきます。


先日、札幌の青木咲羅さんにまた前世のリーディングをしていただきました。

彼女は以前、占星術講座を受講していただいたことのあるかたなのですが、ちょっと最近、久しぶりに連絡を下さったので、ふとそのときに気になっていたリーディングをしてもらおうかと気持ちが動きました。


というのは、二つあって。

以前、青木さんにお願いしたときに、どうもはっきりしなかった課題があって、それは「私と奥さんの過去生のつながり」でした。

そのときは、別に「今回の人生にもっとも強い影響をもたらしている前世」というのがテーマとしてあり、たまたま出てきたその前世が、あまりに衝撃的な内容だったので、奥さんとのつながりが曖昧なまま、終わってしまっていたのです。


これを再リーディングしてもらえないかということ。


もう一つは、近頃、なにかと接点のあるkira*kiraさんが、私から

「山伏が見える」

というおっしゃる。


この山伏は、私とまったく同じエネルギーで、守護霊なのかなんなのかわからないけど、見えるそうで。

はー、そうですか、という感じのスピ鈍の私です。(笑)


しかし、自分自身、すごく身に覚えはあるのです。

というのは、スピ鈍だけど、中学・高校の頃から、印を結ぶ、真言を唱える、ということには、すごく惹かれていて、九字なんかも切る所作を独学で学んだりしていて……(異常な若者! ヤバいぞ!)(笑)


真言は、じつは今の日常でも時折唱えています。


これらはすべて日本では修験道の中にあること。

山伏というのはすなわち、修験者ですからね。


たぶん、自分の過去生には修験者だったものがあるはず、と確信を持っていました。


そのへん見てもらお~♪と。

(カ、軽スギル……!)


いやまあ、これは「好奇心」のなせる技で。

研究でもある。


ホロスコープから過去生情報というのは、ある程度見えますが、なかなかリーディングできる人のようにはいきません。

それにここのところの研究で、今生のホロスコープというのは、いくつかの過去生の情報が複合的に入っている、ということがわかってきました。


ただ、10とかならともかく、何百という転生情報が、今回のチャートに「全部」入っているとは思われない。それは、ホロスコープという物質次元の情報媒体として、「無理」があるのです。

ホロスコープは、「魂の歴史」という観点では、しょせんそこまでのものなのです。


私が憶測するに、たぶん、今回のチャートに出ている過去生情報は、

・その魂のメインとなる資質や傾向

・今回の人生に関わりの深い複数の過去生情報

だというのが、今日までにたどり着いている「仮説」だったのです。


逆に言えば、自分の多くの過去生情報を集めれば集めるだけ、今回のホロスコープの情報枠には入りにくいものも出てくるのではないか? 

と言えるのです。


で、結論から言うと。


出てきました。

関連性はあるのですが、私の今生のホロスコープからは読みにくい情報が。

ただ、深み読みすれば、出てくる、というのが、まことに微妙なところで。


一つ出てきたのは、おそらく大航海時代の船乗りで、たぶんスペイン。

何十人か乗船する大きな帆船の、たぶん船長か何かで、当時としてはアフリカ、中東、アジアなど、世界を駆け巡っていたようです。

そこそこ悪賢い商法も駆使していた。

かなり豪快な人生。


これは、よほど読み込まないと、私のチャートからストレートに出ないもので、おそらく今回の人生には直接的な影響は少ないものだからこそ、情報としては薄いのだと思われます。


しかし、山伏(修験者)の人生は、そこに絞ってお尋ねしたので、はっきりと出てきました。


島根か鳥取あたりの生まれ。

西暦で600年代か700年代あたり。

もともとは医術をやっていて、それは父親から受け継いだもの。

自分の力の及ばないこと(たとえば疫病などで多くが死ぬなど)があり、己の力不足を痛感し、祈りや霊的な領域へ傾倒した(山陰だと大山がやはり修験道の地)。


あるときは独りで、あるときは数名の山伏の仲間と共に、山岳を歩いている。

九州(福岡)へも行っている(たぶん、英彦山?と思うのは、そこが修験者の霊地だから)。


紀州の熊野で亡くなっている。

そこが自分の最期の地だと思っていたよう。


この時の魂は、もうすでに霊的に「完了」していて、それが前世でもあり、守護霊となっているかも知れない。

というリーディング。


だとすれば、kira*kiraさんが私に見ている山伏は、これかもしれない。



青木さんが、私の過去生に見ている魂の姿は、多くはストイックなもので、「何かを探求する」ものです。

求道的な人生が多い。


ただ、時折、かなり破天荒というのか、豪快な人生を選択することもあり、大航海時代の船乗りのスペイン人や日本の戦国時代の人生などは、もう本当にそのもの。

そういう「振り幅が大きい」と指摘されました。

ただ、本質的には「求道者」であろうと。


そうかも知れない。

冥王星が強い人間なので、振り幅は大きいだろうと思います。


ここには書きませんが、過去の青木さん以外の人も含めたリーディングで、家族とか愛する人と生死別するとか、結構、「独り」を感じさせる人生が多い。


それ以外にも、複数の過去生情報が正しいとして、全体に感じていることがあり……

それは、私の魂の遍歴というのは、「自分」がはっきりしています。


これまでにわかっている過去生の多くは、孤独であろうが、仲間と共に在ろうが、明確に「自分」を持っています。

それも、すごく強く。


エゴとして強い場合もあり、それは大航海時代のスペイン人や戦国武将だった。

一方、エゴとしてではない強さの人生で、求道的。

道とか真理とかと求めている。


どちらも、自分というものは強くある。


でも。


そうでない過去生もあるみたいです。




それが、今回のリーディングで出てきた、奥さんとの接点となった過去生でした。

おそらく、奥さんのと接点はいくつもあるだろうという話なのですが。

青木さんがとっかかりとしたのは、「たぶん、奥さんが片思いをしたような過去生がある」という部分で。


江戸時代。

侍だったが、もう戦国時代とか、そんな粗野な雰囲気の武士ではなく、髷を結っているが、帯刀もしているのかどうか怪しい感じで、お屋敷で書き物(事務作業?)をしていたり、ずいぶんと穏やかな時代。


奥さんは、その時代のおそらく「親族」で、親同士が兄弟くらい?の関係。

つまり当人同士は、いとこ?くらいの関係。

奥さんのほうが年下。

かといってあまり日常親しい交際があるわけでもなく、年中行事などでは顔を合せていた。


そのときに、奥さんのほうが恋心的なものを抱いていたが、それぞれに当時のことだから、やがて縁談が調い、それぞれに家庭を持ち、どちらも不幸でもなく、それぞれの人生を終えた……


というもの。


このときの私は、わりと当時の安穏とした武家の中で、のんびりと生きていたようです。

「仕事」をしないときの中村主水みたいな?(笑)


これ!

ありそう!


と思いました。


というのは、そもそも私と奥さんて、あまり男との女の関係ベッタリじゃないんですよね。

兄弟姉妹とか、同志とか仲間とか、そんな感じだったんです。

大恋愛♡の末の結婚というのでは、まったくない!

仲間の関係の延長に今の関係があるので。


面白い!

という表現が不謹慎なら、

興味深い!


今生で成立している関係というのは、やはり過去生と繋がっているのかな?

いやいや。

そんなに簡単に結論は出せない。


が。

奥さんと私は、ソウルの関係では、兄弟姉妹のような関係なのかも知れません。

まあ、それはそれ。


今生の関係では、一番大切なんですけどね。


……


うーん。


あと一つ。


今の段階では、あと一つ、究明したい自分の過去生がある、かも?


でも、これ、究明しても、ブログなんかじゃ、絶対に書けない過去生なんですけどね。

たぶん。


それはまたいつか。

チャレンジするぞ。




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