ちょっと自身のメモとして残しておきます。
先日、札幌の青木咲羅さんにまた前世のリーディングをしていただきました。
彼女は以前、占星術講座を受講していただいたことのあるかたなのですが、ちょっと最近、久しぶりに連絡を下さったので、ふとそのときに気になっていたリーディングをしてもらおうかと気持ちが動きました。
というのは、二つあって。
以前、青木さんにお願いしたときに、どうもはっきりしなかった課題があって、それは「私と奥さんの過去生のつながり」でした。
そのときは、別に「今回の人生にもっとも強い影響をもたらしている前世」というのがテーマとしてあり、たまたま出てきたその前世が、あまりに衝撃的な内容だったので、奥さんとのつながりが曖昧なまま、終わってしまっていたのです。
これを再リーディングしてもらえないかということ。
もう一つは、近頃、なにかと接点のあるkira*kiraさんが、私から
「山伏が見える」
というおっしゃる。
この山伏は、私とまったく同じエネルギーで、守護霊なのかなんなのかわからないけど、見えるそうで。
はー、そうですか、という感じのスピ鈍の私です。(笑)
しかし、自分自身、すごく身に覚えはあるのです。
というのは、スピ鈍だけど、中学・高校の頃から、印を結ぶ、真言を唱える、ということには、すごく惹かれていて、九字なんかも切る所作を独学で学んだりしていて……(異常な若者! ヤバいぞ!)(笑)
真言は、じつは今の日常でも時折唱えています。
これらはすべて日本では修験道の中にあること。
山伏というのはすなわち、修験者ですからね。
たぶん、自分の過去生には修験者だったものがあるはず、と確信を持っていました。
そのへん見てもらお~♪と。
(カ、軽スギル……!)
いやまあ、これは「好奇心」のなせる技で。
研究でもある。
ホロスコープから過去生情報というのは、ある程度見えますが、なかなかリーディングできる人のようにはいきません。
それにここのところの研究で、今生のホロスコープというのは、いくつかの過去生の情報が複合的に入っている、ということがわかってきました。
ただ、10とかならともかく、何百という転生情報が、今回のチャートに「全部」入っているとは思われない。それは、ホロスコープという物質次元の情報媒体として、「無理」があるのです。
ホロスコープは、「魂の歴史」という観点では、しょせんそこまでのものなのです。
私が憶測するに、たぶん、今回のチャートに出ている過去生情報は、
・その魂のメインとなる資質や傾向
・今回の人生に関わりの深い複数の過去生情報
だというのが、今日までにたどり着いている「仮説」だったのです。
逆に言えば、自分の多くの過去生情報を集めれば集めるだけ、今回のホロスコープの情報枠には入りにくいものも出てくるのではないか?
と言えるのです。
で、結論から言うと。
出てきました。
関連性はあるのですが、私の今生のホロスコープからは読みにくい情報が。
ただ、深み読みすれば、出てくる、というのが、まことに微妙なところで。
一つ出てきたのは、おそらく大航海時代の船乗りで、たぶんスペイン。
何十人か乗船する大きな帆船の、たぶん船長か何かで、当時としてはアフリカ、中東、アジアなど、世界を駆け巡っていたようです。
そこそこ悪賢い商法も駆使していた。
かなり豪快な人生。
これは、よほど読み込まないと、私のチャートからストレートに出ないもので、おそらく今回の人生には直接的な影響は少ないものだからこそ、情報としては薄いのだと思われます。
しかし、山伏(修験者)の人生は、そこに絞ってお尋ねしたので、はっきりと出てきました。
島根か鳥取あたりの生まれ。
西暦で600年代か700年代あたり。
もともとは医術をやっていて、それは父親から受け継いだもの。
自分の力の及ばないこと(たとえば疫病などで多くが死ぬなど)があり、己の力不足を痛感し、祈りや霊的な領域へ傾倒した(山陰だと大山がやはり修験道の地)。
あるときは独りで、あるときは数名の山伏の仲間と共に、山岳を歩いている。
九州(福岡)へも行っている(たぶん、英彦山?と思うのは、そこが修験者の霊地だから)。
紀州の熊野で亡くなっている。
そこが自分の最期の地だと思っていたよう。
この時の魂は、もうすでに霊的に「完了」していて、それが前世でもあり、守護霊となっているかも知れない。
というリーディング。
だとすれば、kira*kiraさんが私に見ている山伏は、これかもしれない。
青木さんが、私の過去生に見ている魂の姿は、多くはストイックなもので、「何かを探求する」ものです。
求道的な人生が多い。
ただ、時折、かなり破天荒というのか、豪快な人生を選択することもあり、大航海時代の船乗りのスペイン人や日本の戦国時代の人生などは、もう本当にそのもの。
そういう「振り幅が大きい」と指摘されました。
ただ、本質的には「求道者」であろうと。
そうかも知れない。
冥王星が強い人間なので、振り幅は大きいだろうと思います。
ここには書きませんが、過去の青木さん以外の人も含めたリーディングで、家族とか愛する人と生死別するとか、結構、「独り」を感じさせる人生が多い。
それ以外にも、複数の過去生情報が正しいとして、全体に感じていることがあり……
それは、私の魂の遍歴というのは、「自分」がはっきりしています。
これまでにわかっている過去生の多くは、孤独であろうが、仲間と共に在ろうが、明確に「自分」を持っています。
それも、すごく強く。
エゴとして強い場合もあり、それは大航海時代のスペイン人や戦国武将だった。
一方、エゴとしてではない強さの人生で、求道的。
道とか真理とかと求めている。
どちらも、自分というものは強くある。
でも。
そうでない過去生もあるみたいです。
それが、今回のリーディングで出てきた、奥さんとの接点となった過去生でした。
おそらく、奥さんのと接点はいくつもあるだろうという話なのですが。
青木さんがとっかかりとしたのは、「たぶん、奥さんが片思いをしたような過去生がある」という部分で。
江戸時代。
侍だったが、もう戦国時代とか、そんな粗野な雰囲気の武士ではなく、髷を結っているが、帯刀もしているのかどうか怪しい感じで、お屋敷で書き物(事務作業?)をしていたり、ずいぶんと穏やかな時代。
奥さんは、その時代のおそらく「親族」で、親同士が兄弟くらい?の関係。
つまり当人同士は、いとこ?くらいの関係。
奥さんのほうが年下。
かといってあまり日常親しい交際があるわけでもなく、年中行事などでは顔を合せていた。
そのときに、奥さんのほうが恋心的なものを抱いていたが、それぞれに当時のことだから、やがて縁談が調い、それぞれに家庭を持ち、どちらも不幸でもなく、それぞれの人生を終えた……
というもの。
このときの私は、わりと当時の安穏とした武家の中で、のんびりと生きていたようです。
「仕事」をしないときの中村主水みたいな?(笑)
これ!
ありそう!
と思いました。
というのは、そもそも私と奥さんて、あまり男との女の関係ベッタリじゃないんですよね。
兄弟姉妹とか、同志とか仲間とか、そんな感じだったんです。
大恋愛♡の末の結婚というのでは、まったくない!
仲間の関係の延長に今の関係があるので。
面白い!
という表現が不謹慎なら、
興味深い!
今生で成立している関係というのは、やはり過去生と繋がっているのかな?
いやいや。
そんなに簡単に結論は出せない。
が。
奥さんと私は、ソウルの関係では、兄弟姉妹のような関係なのかも知れません。
まあ、それはそれ。
今生の関係では、一番大切なんですけどね。
……
うーん。
あと一つ。
今の段階では、あと一つ、究明したい自分の過去生がある、かも?
でも、これ、究明しても、ブログなんかじゃ、絶対に書けない過去生なんですけどね。
たぶん。
それはまたいつか。
チャレンジするぞ。
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