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2022年5月7日土曜日

クリアな人生を創造するために

 

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この頃、以前に占ったことの結果報告を、しばしば聞きます。

その中には、「言われていた時期に恋人ができました」というような、喜ばしいお話も幾例かある。

 

ホロスコープって、ホント、正直。

あきれるほどに。

 

とくにご本人の内面に、重大な問題・障害が存在しない場合、チャート上、クリアになったときに、そういうお相手は現われる。

 

ご本人が何か結婚観、人生観の中に、男女や夫婦について、厳しいものを潜在させていると、良い運勢でもスルーしてしまうことはあります。

すごくよくあるのは、両親の関係性の悪さから、結婚とか重大な懸念や拒否感を持つなど。

 

父親であれ、母親であれ、どちらかに決定的な嫌悪、憎しみなどを抱くと、それは自分の良き未来の引き寄せの重大な障害となります。

(良き結婚などを望む場合は、のお話です)

これは占星術では、法則的に説明できますが、今日はそれは置いておきます。

そこは、〝その時の運勢〟の話じゃなく、〝前提の情報〟ですから。

 

今日は、〝クリアな時〟と〝クリアな状態〟について。

 

 

 クリアな運勢

 

これは、私が感覚的に表現しているものなのですが、恋愛・結婚に限りませんが、その人にとって、すごく好条件が整う時があるのです。

たとえるなら、船出にふさわしい時。

晴れて、海は穏やかだけど、いい風が吹いている。

(帆船のイメージでお願いします)

 

視界はクリア。

天候もクリア。

 

そんな時。

さあ、行こう。

となるじゃないですか。

 

そういう時が、ホロスコープ上にも発生することがあります。

それは、恋愛・結婚ならそれにふさわしい良いアスペクトが発生していて、

かつ!

それを阻害する要因、邪魔をするハードアスペクトなどが存在しない時。

 

つまり、これがクリアな状態です。

 

でも、ハードアスペクトがゼロというのは、実はなかなかないんですよ。

ここでいうクリアな時というのは、恋愛・結婚ならば、その項目に関してハードアスペクトが発生していない、ということです。

他でハードなことがあっても、それはそれで頑張ればいいんで。

 

もしですが、良いアスペクトだけが存在し、恋愛・結婚などの特定項目以外でも、いっさい邪魔するものがないとしたら、これはもう、

〝オールクリア〟

です。

 

クリアにしてもオールクリアにしても、それが読み取れたら、

「この時期には良い恋愛ができそう」

「この年には出会いがあるでしょうね」

とか、予測することは容易い。

 

そういう意味で、ホロスコープはとても正直です。

クリアな時、というのは、運勢的なものなので、専門家にご相談ください。

 

 

 クリアな状態

 

でも、難しいというか、判断が微妙になりやすいのは、

実際は、吉凶が混在した運勢であることのほうが多い、ということ。

 

いわゆる〝婚期〟は、法則的に簡単に読めます。

でも、婚期が来たときがクリアな状態かどうか、危険な婚期ではないか、とか、そういったことが微妙になってくるわけです。

 

人間は、ヤバそうな婚期でも結婚しちゃうものなので。

 

これはわかりやすく恋愛や結婚のお話で説明していますが、仕事や社会的な運勢でも、同様なことは言えます。

自分の人生が開ける時、というのも、人には必ずあります。

しかし、その時期に、ハードな運勢が併存していることのほうが多い。

 

そういう場合、そのハード面を克服することで、逆に大きなプラスに転じることがあります。

運勢的にはクリアであったほうが、うまく行きやすいのは事実。

しかし、他のハード面も対価を払えば、自分でクリアにできる可能性は高いのです。

 

すごく極端な例え話ですが。

たとえば、祖父母などの代が亡くなって、遺産の話が持ち上がるとします。

しかし、祖父母だと相続権を持つ人も多いかも。

身内で相続争い、それぞれの権利の主張が起きる起きるというのも、ありがちな話です。

 

遺産が手に入るというのは、金星とか8ハウス関係とか、何らかの関連するアスペクトによるものですが、それは良いのですが、相続争いなどは、ハードアスペクトがあるからこそ起きます。

こういったハードアスペクトが持つエネルギーを、自分なりに対峙し、対処していく。

嫌なことだけど、頑張る。

 

これが結果的に、クリアにするのです。

(この過程で、何か道理に反したことをやると、それはそれでハードアスペクトを負のカルマで転用したことになるので、注意が必要)

 

社会的な成功も、クリアな時期には訪れやすいわけですが、

何かで成功を収めるとか成果を出すというのは、だいたいですが、その人は何らかの努力をしているわけで。

 

当たり前の話ですけど、努力なしに得られる成果と、努力を積み重ねての成果だと、どちらか収穫が大きくなりやすいか。

ハードアスペクトに対して払った対価がどれほどのものか。

 

それが大きければ大きいほど、ハードな運勢は消化できるし、昇華もできる。

 

そうして、クリアになる。

 

ま、これもケース・バイ・ケースなので、なんであってもどうあっても、向き合えとか、そういうことを申しているわけではありません。

自分を壊してまでする必要はありません。

 

自分の人生をクリアにするためには、一般的にはこうすることが役立ちやすいですよ、というお話でした。

 

 

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