ご訪問ありがとうございます 🌟
今朝は還暦バカップル夫婦でジョギングしました。
私もあと3ヶ月ほどで60才!
立派なジジイです。
朝夕が、いきなり、すとーーーんと秋が深まったみたいな感じになっちゃった。
景色も、にわかに秋めいてきた。
ジョギング時も、明日からは、長袖長パンにしよう。
なんか今年の冬は、雪の心配もあるそうで。
今日の還暦夫婦は、午前中の野暮用のアフターで、「沈黙のパレード」を観に行きました。
到着時刻と上映時間の関係で、食事時間がもはや5分くらしかなかったのですが。
ふるいちの、「温玉月見ぶっかけ」を食しました。(笑)
しかも映画チケットがあるとサービスで「大」にしてもらえる。
いろいろな予告編は始まっていましたが、本編には余裕で間に合う私たち。
還暦のわりに、フットワークも早食いも、昔と変わらない。
尊敬する東野圭吾さんの原作、ガリレオ・シリーズ。
以前の「容疑者Xの献身」や「真夏の方程式」なんかは、原作を先に読んで、劇場で見るという流れだったのですが、このところ、ミステリに読書の時間を割くことがまったくできないので、
今回は原作情報なしに映画を観ました。
奥さんもそうだったのですが。
あまり情的に〝感動〟したわけではなかった。
というか、話に作り込みは、さすが東野さん。
私はもうずいぶん昔から、「次代の松本清張になるのは東野圭吾さん」と公言してきました。
ブログにも書いたかな?
この発言の中身は、要するに、質量共に松本清張的な大家になるのは、東野圭吾さんが筆頭という認識でした。
日本のミステリの歴史の中に、きっとそう位置づけられるお方だと。
ただ、松本清張さんと同じようなタイプという意味ではありません。
むしろ東野圭吾さんのほうが、はるかに多様な物語を創出している。
ある路線を継続的に極めることも貴く、またある軸を持ちながら多様な試みを行うことも貴い。
東野さんのほうがマルチで、幅広い作風を持っているということです。
こういったものは、〝時代〟が背景にあるので、作家としての優劣など論じるのは無意味です。
おっと。
話が逸れましたが。
感動という観点では、じつは「容疑者Xの献身」のほうが強かった。
これは、論理的に説明できてしまうので、今は辞めてしまったけど、大学の講義なんかで解説していました。
ミステリというのは、「謎の構築」という部分に、普通の文学と異なる〝柱〟があり、そのために人物とストーリーを費やさなければならなくなり、
結果的に、「すごく優れたミステリ」であればあるほど、テーマ性や人物に寄り添う率が薄くなるのです。
ところが、稀に、この「謎」と「テーマ」と「人物」が、見事にリンクするミステリが作成されることがあります。
「容疑者Xの献身」は、このリンクがかなり高度に達成されていたのです。
ネタバレになるので、「沈黙のパレード」の内容については、お口チャック。
しかし、感動という観点では、話の作り込み、ミステリとしての完成度、という点では、別種の感動はあるのです。
伏線となるシーン、もの、そうしたものが印象に残るシナリオとカット編集。
北村一輝さんの演技も光っています。ていうか、ある意味、この映画では主演的??
映画のエンディング・テーマの余韻に浸りながら、外に出ると、倉敷イオンの上空がすごい模様でした。
あとで、車の運転をしながら思ったのですが。
自分はもうミステリは書かない人になったな、ということでした。
(とっくにそれは分かっていたのですが)
いや、絶対はないのですが、〝そういう泉〟が自分の中にないのです。
もし書いてくれという依頼でもあれば、ないことはないかも、なのですが、
でも、もうミステリの最前線を離れて時が経っていますので、知識が足りていない。
なによりも、そこに魅力を感じないため、意欲がない。
まあ、可能性を締め切ってしまう必要はないし、違った人間になったので、別な扉がうまく開けてしまえる可能性もある。
じつは、そういうのも感じるのですが。
まあ、私はやるべきことをやっていかないと。
べき?
いやいや、違うな。
楽しいことが最大の羅針盤!
たとえば、今の私にとって、楽しいのは、
こうして奥さんの休日に、できるだけ共に過ごすこと
なんですよ。
これが一番。
いまだに奥さんは、そこに疑問を抱いているかも知れないのですが、
そうなんですよ。
次点にあるのが、
占星術の研究
とか、ほぼ仕事関係のこと。
こんな人間には、ミステリは意欲的には書けません。
ミステリ創作には、〝欠損〟が求められるからです。
(これについては、今日は書きませんし、ずっと書かないかも)(笑)
これは、ある種の人からは、「堕落した」みたいに思われかねない。
でも、誤解しないでほしいのは、奥さんに迎合しているわけでもない、気を遣っているわけでもない、機嫌を取りたいわけでもない。
単純に言えば、「奥さんの幸せが自分の幸せ」になったのです。
しなければならない、ではないのです。
普通にしたいし、そうありたいのです。
そこが完全に一致している。
これは、いわゆる相性とか、
そういう話ですらない。
和合
というものは、なかなか現世では実現しにくいのですが、そこに近づけた?
わかりにくい話かと思いますが、わりかりたいと思う方は、
「ガイアの法則」をお読み下さい。Ⅱのほうにその辺のことが書いてあります。
では、また明日~~~♪
🌟美しいオリジナル・タロット販売しています
🌟占星術やタロットを使った鑑定のお申し込みはこちらへ
🌟作家ゼファーの過去の作品(電子書籍)はこちらへ
ポチしてくださると、とても励みになります。(^人^)
↓
人気ブログランキング