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2022年2月24日木曜日

より幸福な未来創造のための理解 2

運勢は等しく、人の上に来ます。

たとえば、土星のハードアスペクトなど、決まり切った周期で誰の身の上にも訪れます。

木星も12年1度、自分のところへ来ます(来たときの影響の大小は異なりますが)。

 

進行運の中で、太陽と金星が重なるときが、誰の身の上にも人生で必ず起きます(早世するなどなければ)。

これなど、典型的な「婚期」の一つなのです。

他にも様々な「婚期」として認められる配置やアスペクトがあります。

が、こういったものが訪れても結婚が実現しない場合もあります。

 

その理由は様々で、ネイタルのコンディションによります。

昨日と今日の記事は、その「個体差」の話ではない、という前提です。

(じつは個体差が関係していますが、そこを論じると話が難しくなりすぎる)

 

なぜ、このようなことが起きるのか?

 

結婚運に限らずですが、非常に良い運勢的な風が吹くときがあります。

そのときに、すごく成功するとか収益がアップするとか出世するとか

このようなプロセスを辿る人と

あまりそこまで行かない人もいる。

〝ほぼ同等の運勢〟で。

 

この理解はしやすくて、

〝そこに至るまでにどれくらい努力したか〟

ということが、関係しやすいのです。

これは、どなたでも「なるほど、まあそうだな」と思って下さると思います。

 

こういった、〝それまでの努力の程度〟というのは、基本的にはホロスコープに出ません。

毎日仕事をさぼっている人と真摯に取り組んでいる人の場合、差が出るのは当然ですよね。

 

ただ、他にも人間の運勢は複雑にできており、いろいろな要素で加減されます。加減というは、つまり加算と減算ということですが、物質的な表現ですみませんが、わかりやすいので。

 

たとえば、あまりさして努力していなくても、なんかうまく行ってしまう人っていますよね。

周囲から見ると、「ずるーい」と思うような人。(笑)

でも、その人はもしかしたら、なんらかの陰徳を積んでいるのかもしれません。仕事にそんなに熱心でなくても、どこかで人の幸福のために貢献しているかもしれない。

 

また、これって、「家系的なもの」もあり得るのです。

親や先祖が、こうした陰徳を多く積み重ねている場合、その恩恵を受ける場合もあります。

(逆に、先祖の負のカルマを解消しなければならないという人もいます)

 

まあ、先祖とかそんな話になると、もう本人にはなかなかどうしようもないので、そこは棚上げします。

ただ、自分が陰徳を積むことはできます。

こうしたプラス要因が大きければ、

「わりと小さな幸運期」でも大きな成果を得たり

「多少問題ありの運勢でも婚期の星の動き」で良縁を得たり

できます。

 

こうした陰徳を積むということも、重要なファクターです。

単純に言えば、人の幸福や喜びに貢献するということなのですが、それを

「どうだ、自分はやってやったぞ」

みたいに誇示するのではなく、人知れず、何かのお役に立つというのが陰徳です。

 

これは、誰でもできる行いです。

重要なのは、好意の押し売りにならないことです。

あんまり、「やろう!」と思ってやらないほうがいいかも。(笑)

誰かが何かに困っているときに、それをすっと差し出せるようなのがいいかな?

 

前回の記事で最後に触れた、「たとえば独身時代に女遊びを散々して、後にいい結婚をした男性(遊んだからこそ落ち着いた)みたいなお話も、時々聞きますよね」というケースですが、もしかしたら女性関係は派手だったけれど、その男性はどこかでプラス要因を積み重ねていたかもしれません。

 

また、「遊び方」にもよります。

要するに、単純にいろんな異性と楽しい体験をしたいという、悪意や打算のない付き合い方をしてきて、相手の女性もそんなに傷つけたり裏切ったりしていなければ、負の要因はあまり発生しません。

 

ただ……

ここから主にマイナス要因の話になります。

 

たとえば、既婚男性が自分の欲望の満足のために、妻以外の女性の誰かを「都合の良い女」として付き合ってきたならば?

その交際の継続のために、いろいろ

嘘やごまかしを口にしてきたならば?

 

これは、その相手の女性の良い時期を奪っているわけで。

また妻子と過ごせる時間を、その自分の欲望のために使い、しかもおそらく意識の中では「裏切っている」ということを感じます。

それは相当に負(減産)要因となります。

(いろいろ理屈をつけて、正当化する人もいますが、いろいろ理屈をつけなければならない段階で、すれに後ろめたいことのほうが多い)

(例外がないとはいいません)

 

実際、鑑定現場で不倫関係のある独身女性の話を伺い、時期などを確認すると、

「関係が始まったときは、海王星などのいかにも不倫に関係しやすい星のハード作用で始まっている」

「その後、非常に良い婚期が来ても、それを不倫相手との関係の中で浪費している」

ということが見られます。

 

すみません。

人生に起きることは、すべて意味があるとは思いますが、ここではあえて「浪費」と表現を取りました。

 

こういった関係性で、あたら良い運気を逃す人の多いこと!

 

こういった関係が継続した状態で、ドライな性格の人は、「それはそれ、これはこれ、婚期が来れば自分は自分なりに良い結婚ができるだろう」とか思うケースもあるのですが。

 

想像以上に、こういった関係はその人の婚期の足を引っ張ります。

その時期が来ても、不発に終わったり、あまり良い縁にならないということは起きやすくなります。

 

これは、慣性の法則が働くから、とも言えます。

たとえば既婚男性とお付き合いを続けながら、婚活を継続していても、

〝妻子がいても裏切って別な女性と欲望を満足する男性〟と交際を続ける自分のまま生きていることになり、

そういった慣性が働き、不倫相手のような質の男性しか現われないとか、どうしても自分の望むレベルの男性は出てこない、といったことが起きやすくなります。

それは相当に良縁の障害となります。

 

ただ、これは慣性の法則以外の要因もあります。

 

 

たとえば、家族。

家族というのは、お互いの運勢をある程度共有しています。

これは、ホロスコープ上、明らかです。

同じ時期に同じような運勢が巡ってきていることは多く見られます。

 

何か家族の重大事があれば、それは夫婦、親子、そういった関係性の中で表現されることが多い。

(些細なことや個人的な体験は別として)

 

これは、そもそも〝家族〟として結ばれた関係だからこそそうなのだ、と言えます。

が。

夫婦もそうですが、そもそも交際する相手というのは、なにがしかの〝縁〟を持っていて、そういう相手は何か自分と同調する運勢要素を持っています。

 

そもそも夫婦も、結婚前はたんなる交際相手なのですが、交際の段階で運勢的な同調があります。

そして、これは結婚に至らなくても、交際する相手には存在していることが普通です。

 

この〝同調性〟は、相手と自分の間にある種の共鳴?みたいなものを引き起こします。

つまり、相手の持つ運勢や質の影響を、自分も受けるのです。

 

すごくわかりやすい昔からの言葉で言えば

朱に交われば赤くなる

というようなものです。

「類は友を呼ぶ」というのも、このような現象です。

(良くも悪くも、です)

 

すごく極端な話ですが。

私のようなスピ鈍の人間でも、すごく強い負と対峙したときに、なにか体調の不調が生じるときがあります。

これは、私の場合、すぐに治っちゃうのですが、受けやすい体質やセンスの持ち主の場合、もろに受け、ダメージすら受けます。

なんらかの防御手段が必要になります。

 

一度会う、というような場合でも、極端な場合、このような現象を生み出します。

同じ場を共有するだけでも起きえます。

 

何度も会い、言葉を交わし、たとえば性交渉などもあるとか。

そのような相手からの影響がゼロであるはずがないのです。

 

こういった問題は、とくに結婚や愛情の問題では顕著です。

ただ、すごく広く見たら、仕事や他の側面でも同様なことが確認されます。

 

前回と今回の記事で、私が申し上げたいこと。

より幸福な未来創造のために、私たちができること。

 

一つは、陰徳を積むこと。

もう一つは、交わる人を選ぶこと。

 

これは、誰にでもできます。

とくに後者は、ただの〝選択の問題〟です。

 

 

追記:

不倫関係がすべて「負」の要素とはいいきれません。

どうしようもない選択である場合もありますし、ツインレイなども話もあります。

ただ、ツインレイの話なども、非常に多くの事例は、「自身の不倫関係の弁明」になっていると思われます。ホロスコープには、そのへんも出ますので。

相手の本質を見抜くことが大事です。

 

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